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駅での通行方向は守られない
私が利用している私鉄の駅では、改札を通ってホームに向かう人と、ホームから階差へ向かう人と、通行方向を分けて表示してあるのですが、ほとんど誰も守らず、雑多な流れになっています。 またほとんどの駅の階段で、駅によってその駅構造上の通行によりふさわしい方向を示してあるのですが、誰もほとんど守らず、矢印を逆流しています。私1人だけが駅の表示にしたがって、人の波に逆らって通行していることもよくあります。 こういうことは尊重されないものなのでしょうか?自分さえ電車に乗れ目的地につければ後はどうでもいいというのが普通の感覚なのでしょうか。
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NO1です。 社会インフラ・システムの設計は「自然と誘導する」のが好ましいです。構成員はルールを守った方が得だから皆ルールを守るのです。倫理に依存するのは好ましくないと思います。具体的に言うと関東の人間が何故整列乗車をするかと言うと倫理意識が高いからでもなんでもなく、ルールを守れば(整列乗車をすれば)1本目には乗れなくても何本目かの電車には確実に「乗れる」からです。皆がルールを無視し始めると何時までたっても乗れない人が出てきたり、乗車効率が悪くなってより乗れなくなる人が増える事を皆が知っているからです。 そもそもいちいちローカルルールを確認しないとならない世界は不便です。 >私1人だけが駅の表示にしたがって、人の波に逆らって通行していることもよくあります。 >鉄道会社に対する表敬の意がまったくなく 「皆が守った方が得」という共有されないとそのルールには意味が有りません。(罰則などの)強制力が無いのでなおさらです。表記されたルールを守って周りの迷惑になるというのは喜劇ですね。 なので私の理想論は全部原則左側通行にすることです。(分かり易いルールは共有し易いので守るインセンティブが働く)
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- y-wood
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憶測も入ります。 日本は元来左側通行でした。昭和中期の交通戦争の時代に「人は右、クルマは左」になったと思います。 日本の交通システムはクルマ・電車からエスカレーターまで左側通行が多いです。多くのエスカレーターが左側通行なので施設では自然と左側通行へ誘導することとなります。特に最近は多くの人が左側通行の方を自然と思っているのではないでしょうか。 一方、道交法では歩行者が道の右側を歩く事を義務化しています。なので学校では右側通行を教えると言うわけです。多数の人が左側通行で歩いていても「法律に従わない奴が多過ぎる」とぶつぶつ言うことになります。しかしこの法律も欠陥があり歩道で自転車とすれ違う際、右に避けると自転車も突っ込んできます(自転車は左に避けるから)。 この一貫性の無さが、原理原則の存在を無視し、誰も交通ルールを守らない状況に陥るのではないかと推察します。例えば少数派が法律的には正しいということが起こり得るわけです。 1つの駅で左側通行と右側通行が混在し、その交差点で渋滞が発生する駅まで存在します。こうなると表示の方を疑わなくてはなりません。 私見ですが設備等の社会インフラ、他の交通機関は左側通行なのですから歩行者も原則左側通行に法改正をすれば多少は良くなるのではないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は、理想論として 「駅によってその駅構造上の通行によりふさわしい方向を示してあるのですが」 と言う条件がある限り、右側だろうが左側だろうが、駅に設置されている矢印に従うべきであると考えます。つまり、その駅の空間だけ、その他すべての交通法規的日常性から離脱するわけです。 そういうことにならないのは、乗客側に、鉄道会社に対する表敬の意がまったくなく、右だろうと左だろうと、電車に乗れればどうでもいいということの表出なのだと思います。
お礼
非常にご明解なご回答、ありがとうございます。 人間を強制でなく「自然と誘導する」のでなければ効果は望めないですね。それと罰則とのセットではじめてルールを烏合の衆に徹底できるというものです。そうするのが「得」だからという動機付けこそ、唯一の有効性がある方向性でしょうね。 既存の左側通行はほとんどの人に膾炙しているので、駅の構造によらず、一律に左側通行を徹底させるのが最も有効でしょう。