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肺分裂症?について教えてください
5年ほどつきあっている年下の彼のことで気になることがあります。 私は今年30歳ということで、そろそろ真剣に2人で結婚のことを考え始めています。ただ、先日彼に「実は」と打ち明けられてのが、私と付き合う前に、「肺分裂症」という病気にかかり、半年の入院を含むかなりの大掛かりな手術をしたらしいのです。 色々と説明はしてもらい、また自分でも探してみたのですが、それ以来は何もなく元気ということ、致命的なものではないこと以外あまり情報がみつけられれず、気になっています。 どういった病気なのか、将来どのようなことに気をつけていけばいいのか、教えていただけますでしょうか。よろしくおねがいします。
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こんにちは。 お問い合わせの「肺分裂症」ですが、残念ながらそのような医学的な病名は(正確には)ございません・・・。 ただし、同じような名前で「肺分画症」あるいは「肺分離症」という病気がございます。英語では pulmonary sequestration と申します。 お問い合わせの文章から想像しますに、aspher さんの彼氏さんは肺分画症にぴったり合うような気がいたしますわよ^^ それで、「肺分画症」とはどのような疾患か、ごく簡単に申しますと・・・、 人間が胎児のときに体が出来上がっていく過程で、「肺が普通と少し違う形」になってしまった病気の一つなのです。 もう少し詳しく説明しますね。肺は普通、両側に一つずつございますよね。そして右は3つの大きな房に、左は2つに分かれています。肺分画症というのは、肺に生まれつき余計にもう一つの房が出来てしまった状態と考えていただけるといいと思います。 それで、その余計な房が普通に働いていれば問題はないのですが、実は厄介なことにその房は本来の肺とは異なり、空気の通り道が異常で、しかも血の巡りかたも違う、といった特徴を持っています。 ですので、肺としての働きが出来ず、しかも肺炎を繰り返したり、痰が溜まりすぎて風船のように膨らんだり、といった症状が起きることがあるのです。また、症状を起こさない場合もありますが、検診などで胸のレントゲン写真をとるとひっかかる、ということにもなります。なので見つかる時点は乳児から、成人まで幅広い年代にわたります(症状の有無によります)。 なお、肺分画症は左の肺の一番下側にできることが多いと言われています(さんの彼氏さんも左側に手術の傷がございませんか?) 見つかった場合の治療ですが、その余計な房を外科的に切除するのが一般的です。きれいに手術がなされ、肺炎などの合併症が起きなければ、術後は命にかかわるようなことはないのが普通です(手術の傷跡がうずくくらいでしょうか)。 もちろん「腫瘍」では全くありませんので、再発はありません。 ですので、個人的には aspher さんもこれから先のことを心配することはないと思いますわ。安心して彼氏さんとの恋愛を成就してくださいませ^^ (追伸:ところで私、医療従事者ですが、胸部(呼吸器)外科の専門医ではありませんので、「一般人」にさせていただきました。事情をお汲みくださいね^^)
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- SAT40
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製薬会社にいる関係で、昔その病名を聞いたことがあります。 記憶では確か、胎児の発生段階(器官形成期)の異常で、本来左右2つ形成されるべき肺が、3つ形成されてしまい(3つ目の肺は本来の器官としては役に立たない一種の腫瘍のようなもの)、3つ目の発育による影響で残りの2つの肺も機能不全に陥いり多くの場合は死産となってしまう疾患(というより異常)だったと思います。 おそらくaspherさんの彼は運がよく死産を免れ、手術で第三の肺(の残骸)を取り除くことが出来たんですね。 残念ながら予後までは知識がないので軽はずみなことは申せませんが、言い換えれば非常に幸運に恵まれた方なのかもしれませんね。よかったです。 予後等はよく分からないので、この辺までは踏み込んでお話しすることは出来ませんが、病気のことは彼ご自身がよくご存じでしょうから、一度しっかりとお聞きになった方がいいかもしれませんね。大事なことですから。 つたないコメントで申し訳ありませんが、お役に立てば幸いです。
お礼
ご親切にご回答ありがとうございました。書いていただいた範囲では大事にならなそうで、一安心です。今度ゆっくり彼に話をきいて、それでもわからなかったら2人でどこかに話を聞きに言ったり、調べたりしたいと思います。ありがとうございました。
お礼
Maquiさん、ありがとうございました。 傷は気になっていたのですが、「小さいときに事故で」と言われていたので、そっかと信じて今まで過ごしていました。もっとちゃんと聞いてあげればよかったと思っています。今回細かく説明いただき、安心しました。 また、あれから彼に心配だと話したらもう一度ゆっくり話すことができ、安心して結婚へ一緒にがんばっていけそうです。 本当にありがとうございました。