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SN2反応の速度

sn2反応の速度が非プロトン性溶媒中で行うと 増大するのはなぜですか・・・?

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noname#116453
noname#116453
回答No.2

プロトン性溶媒では、溶媒のHがδ+を帯びており、それが求核剤の負電荷を持つ部分と水素結合を作ることによって、反応を妨げます。 それに対して、非プロトン性溶媒中では、通常、溶媒の酸素原子の負電荷を帯びている部分が、求核剤のカウンターカチオン(例えばNa+とかK+)を溶媒和することによって安定化しています。そのとき、求核剤の溶媒和は小さいので、反応の妨げにならず、高い反応性が保持されると言うことです。 求核性と塩基性の関係に関しては、求核性というのはCを攻撃する能力のことであり、塩基性と言うのはHを攻撃してH+を引き抜く能力のことです。すなわち、名称と攻撃する場所は違いますが、作用としては同じようなものです。なので、塩基性と求核性の大きさには関係があります。

bbc4
質問者

お礼

なるほど!!!! 分かりやすい説明ありがとうございます。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

攻撃側の親核試剤が溶媒和されにくくなるためだと思われます。

bbc4
質問者

お礼

前回に引き続きご回答ありがとうございます。 それで・・ SN2反応は求核試薬の濃度と性質に影響されるのですよね? 濃度が高くなれば、反応速度は速くなるのは分かります。 ○求核性の原子が同じ求核試薬では、その求核性と塩基の強さは相関している。と教科書にありました。 授業では「酸・塩基反応を考える」と習ったのですが、どういうことでしょうか。教えていただけると嬉しいです。