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中国の環境がひどいようですが
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=33028 レコードチャイナの記事です。 この地域は一人1日当たり500ml以下とあります。 更に飲料水も偽物が出回っている始末で貧農は絶望的な感も受けます。 私が今回お聞きしたいのは貧農の人達のお風呂事情です。 単純計算で浴槽200リットルに水をためるのに400日分の水を必要とします。 当然、正攻法では入れないわけですが、汚染された水と承知の上で水浴びをするのでしょうか。 それとも、もう何年も風呂に入っていない生活を送っているのでしょうか。 洗濯や炊事も謎めいていますが、とりあえず今回はお風呂について教えて下さい。
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気になったんで、中国の環境問題に詳しい知人に聞いたところ、 500ミリリットルというのは、誤訳というよりは、おそらく その地区の水道水供給量÷その地区の人口 で、陝西省の農村には水道なんかないから、水道水供給量に対する人口が多すぎて、そんな数字になる可能性が高い。都市部にしか供給されていない水道水の量を、地域全体の人口で割るのは本当は変だけど、マスコミ記事の内容で水資源確保に関して予算がついたりするので、誇張気味の表現になることが多い、という話をしていました。ただ、逆にいうと、500ミリリットルどころか、まともに飲める水を全然供給されていない人も一部にはいるだろうと言う話につながりますが。 >ご呈示の500リットルは汚染された水も混ぜ混ぜにした数値ですね。 そのとおりです。 >雨水を貯めて凌ぐというのは原始的ながら有効のようですね。 乾燥地帯で降水量が極めて少なく、この手があまり使えない(十分な水がたまらない)というのも問題のようです。農村部の井戸に関しては、汚染されているという事の他に(汚染されているかどうか確かめられてもいないのが実態かと思われます)、乾燥地帯のために塩類が蓄積して、塩っ辛くて飲用に使えない、という問題もあるのかな、と思ったりもします。 >こうやって1つ1つ考察をしていくと恐ろしい実態が浮き彫りになってきますね。 まあ、恐ろしいといえば恐ろしいんですが、日本でも30年位前までは、水道なし、井戸水も浅井戸で濁った水しか得られず、巨大な桶に砂利や墨を入れたもので濾してやっと使用に堪えるものになったとか(飲用には煮沸が必須)、工業地帯近くの井戸では汚染が大変だったなんて話も聞きますので、30~40年遅れでそれを繰り返しているのかなあという印象をうけたりもします。 まあともあれ、ひとまず確認までに。
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- ryuken_dec
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世界的に見て、頻繁にきれいな風呂に入るような環境にいる人は少数派。 『世界がもし100人の村だったら』もはやりましたが、世界中の70%は文字を読めない、50%は栄養失調、1%の人だけが大学教育を受ける。世界の環境などこんなもの。屋根と壁がある場所に住んでいて、戦争がないだけで世界的には半分くらいの位置にいられる。 きれいな水に触れられないのが多数派で、きれいな水に当たり前のように触れられる日本が例外的。 その地がどうやっているかは分からないが、インドやアフリカなどでは泥水の川で体を洗ったりしてるし、乾燥地帯ではそれほど汗をかかないからほとんど体を拭くだけというところもある。
お礼
回答ありがとうございます。申し訳ありませんが一般論に対しては既に返信済みです。 中国に関しては私の想像を超えているので質問させて頂きました。 ryuken_decさんも想像はちょっと難しかったでしょう。 pullmandsgさんが見事な返信をされていますのでご参照されると良いでしょう。
- thorium90
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浴槽は必要ではありませんし 乾燥した地域では毎日入浴の必要も無いです。 また、本当の情報が手に入る確率は非常に低いです。
- pullmandsg
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記事に誤訳、あるいは誤引用があるようです。 人間は常に1日2リットル程度の水を補給しなければ生きていけない生物ですし、アフリカのサハラ砂漠の真っ只中で生活している人でも5~10リットルの水を飲み水、炊事に使いますので、500ミリリットルはありえません。 世界全体の水資源量(雨水等、得られる淡水の合計量)が1人1日あたり20トンといわれているので、トンとリットルを取り違えたのではないでしょうか(まあ、私の知り合いにも「風呂桶って二十リットル入れれば満杯でしょう」とか勘違いしている人がいたので、この種の取り違えはありがちな感じはしますが)。 黄河流域については、細かいデータがないのですが、下記論文等を参考にすると、記事の数字の1000倍の500リットル程度というのが適当と考えられます。 http://www.chikyu.ac.jp/yris/rep200310/rep2-3.pdf 500リットルというのは一見多いようですが、この中には農業用とか、よどんでいて使えない水も含まれているので、実際に生活で使える水は数十リットル程度かと考えられます。相当きつい条件ではありますが、バケツに水をためて水浴びをする程度ならなんとかなりますので、そうやって凌いでいるものと考えられます。
お礼
回答ありがとうございます。 記事の数字はこれであっていると思われます。 pullmandsgさんの投稿と記事の投稿の整合性が今ひとつ取れなかったので、 1時間ほど調べてみましたが、生活用水という分野では非常に水が足りないという認識で良いようです。 記事にも飲料水はペットボトル頼みと書いてあります。 ご呈示の500リットルは汚染された水も混ぜ混ぜにした数値ですね。 汚染されていても工業用水にはそれなりに使えますし、 目をつぶれば農業用水にもそのまま使えます(だから毒野菜になるのですが・・・) ジンバブエの平均寿命がここ10年で36歳まで低下したらしいですが、 中国も近い将来50歳を割ってくるのではないでしょうか。 勿論、中国から食料を輸入している日本も人ごとではないのです。 雨水を貯めて凌ぐというのは原始的ながら有効のようですね。 結局のところ河川の水や地下にしみこんだ水が信用がおけないということでしょう。 この質問で皆様から提示して頂いた回答が契機になりましたが、 こうやって1つ1つ考察をしていくと恐ろしい実態が浮き彫りになってきますね。 何か決定的なことを知っている方がいればご投稿をお待ちしています。
- fooltofool
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中国国内特に内陸部は地下水頼みの所も多いですし、風呂には滅多に入らないと思います 水は、飲料は井戸水使ってたと思いますが、地下水も重金属に汚染されてるのでヤカンで沸騰させて汚染物質を沈殿さてせ上澄みの水を飲料水にしてたはず 後は、雨水を使って水を溜めてると思いますが風呂に使う位なら飲料に使うでしょうしね 中国を考えるのには、儒教を知る必要がありますが儒教は、孔子と弟子の談話で作られてるので”徳”は語らずにも備わってるとして扱われてます。賄賂も徳があるから貰えると言う解釈や利益=徳として捕らえてる側面もあります
補足
私も風呂には滅多に入らないと思うし、地下水や河川頼みだと思います。 しかし、まともな水が生活圏で確保できないというのであれば、 ちょっと私の想像の範囲を超えているので質問させて頂きました。 風呂に入らないとはいえ、せめて水浴びくらいはしないと皮膚病の懸念も出てきます。 実際に手足口病はものすごいスピードで蔓延していると聞きました。 こういう環境ではチェルノブイリと同様で、もはや人が住めるとは思えないのです。
- tanuki4u
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http://www.yahoo-vi.co.jp/research/photo/00039.pdf 富裕層でもこのくらいらしい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/入浴 ここでは「中国では、沐浴を5日に1回行うことが理想」
お礼
なるほど、広州では毎日入れる人達もいるのですね。 私の知り合いも中国に出張に行っていますが皆さん食料事情には苦労されているそうです。 それでも北京や上海などの都会では水不足はまだ深刻になっていないようです。 五輪やNHKの番組をみていても大都市は日本並みに水があるという印象を受けました。 それでも中国では水がないという話はしばしば聞いていたのですが、 遂にレコードチャイナの記事をみて想像を絶するひどさだったので こういう状況の人達はどうやって生活しているんだろうと思いました。
お礼
PCの調子がおかしくなったり、gooが重たくなったりしてログインできず 返事が大幅に遅れたことをお詫びいたします。 わざわざご友人にお聞き頂いて有難うございます。 まともに飲める水が供給されていないというのは恐ろしいですね。 500mlすら確保できないとなると死ねといっているようなものですから。 >日本でも30年位前までは、水道なし、井戸水も浅井戸で濁った水しか得られず 30年前といえばそんなに昔の話ではないですね。 1970年代まで日本にそんな場所があったのですか。 こういう話を聞いてみると何とかなるのかなあという気もしてきました。 今回はこの話を聞けたのでよしということにします。 中国の環境汚染に注目している方は多いようなので、私も引き続き関心を払いたいと思います。