- 締切済み
放射線の悪影響
十年程前に、五日連続で、腕と脚を除く全身、つまり胴体(陰茎と睾丸を含む)を、正面と横からレントゲン撮影しました。五日間で10枚のレントゲン写真を撮ったことになります。連日全て違う病院でのことです。遺伝子に悪影響を与えてしまい、自分の子供が、奇形や障害を持って生まれるのではないかと心配しております。専門家の方の意見が頂きたいです。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- o-rin
- ベストアンサー率76% (23/30)
こんばんは、o-rinです。 大人になってからの被ばくというお話を聞いて、安心しました。前回記載した全身撮影でなければ、その部位ごとに撮影条件を設定しているはずですので、さらに被ばくによる影響を考える必要はないと思います。 金属の針を想定しているのなら、病気の診断で使用するよりさらに少ない線量で撮影すると思われます(コンピューター処理のX線写真であれば)。 kino009さんの回答のように、我々は、普段の生活でも多くの放射線を浴びています。発がんや遺伝的影響のもととなるのは、細胞内のDNAの傷ですが、その傷は活性酸素(ヒドロキシラジカル)というものが原因で発生します。酸素を吸って生きている限り、そのリスクはゼロにはなりません。他の要因、例えば化学物質、ニコチン・タールなど、アルコールなどの影響により増加します。放射線の影響など微々たるもので、それよりも普段の生活を管理することのほうがよっぽど有効だと言われております。 放射線を多く浴びたなと感じて不安に感じたら、煙草を吸わない、暴飲暴食を避ける、過度のアルコール摂取を避けるなどの生活改善により、十分リスクは回避できるようです。 ご参考いただけましたでしょうか。
- sodenosita
- ベストアンサー率54% (1291/2359)
動物実験のデータだと、次世代に影響が出ることはないといわれています。被爆者と被爆2世などの追跡研究でも、奇形などの発生頻度は、非被爆者と差がないというデータも出ています。そもそも奇形という次世代への影響よりも、不妊という現世代への影響が大きく出ると思います。 ま、単純写真を10枚/5日程度でなんらかの影響が出るわけないですけどね。被曝線量を言えば1000枚/日くらいだと被曝線量を計算してみて、少しは考えたほうが良いかもしれませんね。
お礼
ありがとうございます。この件について心配する必要は全く無いんですね。
- o-rin
- ベストアンサー率76% (23/30)
こんばんは。 5日連続で頭部から体幹部全体の写真を正面と側面で撮影したということですが、疑問を感じています。推測の域を出ませんが、側弯症の診断のために全身撮影をしたものと思います。しかしながら、全身像を撮影した写真をほかの病院に持っていくことがなく5日連続して取り直しをするということがあるのでしょうか。全身撮影は被ばくが多いため、そんなに頻繁に撮影をする検査ではないと思います。ほかの病院を紹介するなら、X線写真は携帯させるのが普通だと思いますが、その当時の担当された医師の方々の意識に疑問を感じざるを得ません。 といっても、撮影されたX線写真ですが、きちんとした放射線技師のいる病院では、放射線の感受性が高い水晶体(目)や生殖腺には被ばくを防護するプロテクターという鉛の板を使用します。また、使用するX線を制御しますので、X線写真を撮影された年齢にもよりますが、被ばくに関してはご心配ないと思います。放射線によって奇形が生じたり、遺伝的な影響が出たりする量は桁が違います。放射線により奇形が生じるしきい線量(少ない方の限界)は、器官形成期(妊娠してから9日から8週位まで)に150mGyという莫大な量が必要になりますが、胸のX線写真は約0.3mGy程度で、全身撮影はせいぜい4~5倍程度の線量です。遺伝的な影響に関しては、正確なことはわかっていません。自然発生の遺伝的影響の確率が放射線によって高くなるとされていますが、人間で放射線によって遺伝的な影響が出た例はないといわれています。 以上のデータからも、それほどご心配される必要はないと思います。放射線の被ばくが気になるようでしたら、病院等で受けた放射線の被ばくを管理する手帳もあるようです。ネットなどで検索できると思います。ご参考いただければと思います。私個人では必要ないと考えています。ただし、IVR(インターベンショナルラジオロジー)といわれるものを利用した治療を受ける場合には十分な注意が必要です。必ずしも放射線被ばくに関して熟知した医師や技師が従事しているとは言えないケースがあるからです。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。私の説明不足のために、そちら様を悩ませてしまったようです。レントゲン撮影をした理由は、私の精神疾患(強迫性障害)から生じた「針を飲み込んでしまったのではないか」という心配を解決するためでした。ですから、頭部は撮影しませんでしたし、プロテクターは一切装着しませんでした。また、撮影したのは大人になってからです。違う病院に行ったのは、同じ病院では撮影を断られると思ったからです。これらを踏まえて、もう一度ご回答を頂けたら有り難いです。
- kino009
- ベストアンサー率22% (42/184)
人間は、日常生きている中でも放射能を浴びています。 レントゲンで浴びる放射能の量など微量なので全く問題ありません。 以前、 放射線技師に話を聞く機会があったのですが 何度(数回ではなく)も「生殖器」に放射線を浴びた場合、遺伝して何世代か後の子孫に影響がある「可能性がある」と聞きました。 授業でも習いましたが、 世界には何十倍もの放射能を浴びている地域があります。 その地域ではそれでも普通の生活を送っています。 ですので、 レントゲンを撮ったからといって被爆を恐れることはないと思います。 安心して下さいね。
お礼
ありがとうございます。
お礼
二度もご丁寧に回答していただき、誠にありがとうございます。私が浴びた放射線の量は、健康に悪影響を及ぼすには程遠い少なさだったのですね。