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繰り返しながら小さくなって終わる音楽のレコードって誰がはじめて録音したのか
この質問のタイトルを、どうしようか、まず、とても考えましたが、そのまま書いてしまいました。 よく、CDやレコードを聞いていると思うことなんです。 それは、曲の最後が、同じフレーズを繰り返しながら、小さくなって行き、消えてしまうという終わり方の曲のことです。 この終わり方は、今では普通のことですが、聞いていると、どうも、手抜きの一つの手段のような気がしてしょうがない時があります。 作曲者が、終わり方を、どうしようか迷った揚句、苦しまぎれに行なっているような印象を受けることがあります。 それは、まあ、考え過ぎとしても、演奏会で、こういう終わり方をすることは絶対に不可能なわけで、昔のレコーディングは、こんなこと考えられなかったはずですね。 そこで、この終わり方を、一番先に行なった人は、誰なんでしょうかというのが、今回の疑問です。 また、いつごろのことなんだろうかとも思います。 ついでですが、この、小さくなって消える終わり方、クラシックでは絶対にないと、僕は思っていましたが、思い出したことがあります。 以前、山本直純司会だったと思うのですが、オーケストラがやって来たという番組がありましたよね。そのテーマに使われていた曲、何という曲か忘れましたが、 あの曲って、フェードアウトで終わるクラシックの唯一の曲という気がします。 ひょっとしたら、僕の思い違いかもしれませんが、もし、フェードアウトで終わる曲だったとしてですが、それとも、あの曲は、クラシックではないのでしょうか。 さらについでに、あの曲、何という曲なんでしょうか。以上です。
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こんにちわ! 音響的にレベルを絞る方法論は50年代のアメリカンポップスですでにおこなわれていますね。「これが始めてのフェードアウトレコードだ!」というのはごめんなさい、わかりません。 ただ、元になっているのはマーチングバンド等が遠くからやってきて、また去って行くときのレベルの感じを音響的にシミュレートしたものだ。と聞いた事があります。 また、ジャズやクラシックでも印象的なリフを何度も繰り返しつつクレッシェンドする手法は昔からありますよね。
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- m-tahara
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本題の方は全く判りません。すみません。 ただ、クラシックでもフェードアウトに限りなく近い曲、というのはあります。 ホルストの組曲「惑星」の最終曲「海王星」では、最後は女声合唱が繰り返しながらだんだん小さくなっていって終わります。最後はほとんど聞き取れない程度まで。 しかも、以前岩城宏之氏がこの曲の指揮を指導している現場に(音楽の授業で)居合わせたところ、最後の一回分、指揮はするけれど声は出すな、という指示をしていました。そうすると、音は出ているように見えて実際には全く無音になっているわけです。これもほぼフェードアウトと同じ考え方といえるのではないでしょうか。
- nabayosh
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後半の質問ですが。 「オーケストラがやって来たという番組」 あのテーマ曲は、ウィーン・ニューイヤーコンサートでおなじみ、ヨハン・シュトラウス2世作曲の「常動曲」という曲です。 で、実はこの曲はフェードアウトではありません。 楽譜の最後までいったら最初に戻るという指示があり、無限に続くという設定になっています。 とはいえ、それを何度も執拗に繰り返すことはなく、指揮者がくるっと振り返って「いつまでも続きます」という仕掛けものです。 でも、突然ピタッとやめるわけにはいかないので、音響技術でフェードアウトさせているのです。オーケストラがフェードアウトを演奏すると、十中八九はヨレヨレになってしまいます。
お礼
nabeyoshiさん、オ答えをありがとうございます。 常動曲でしたか。ちょっと曲名までは知らずにいました。 NHKで昔やっていた、音楽の広場という番組で、この曲を演奏していて、おっしゃるように無限に続いてしまい、 黒柳徹子さんが、何か大声で叫んで演奏者たちを驚かせて、曲を止めていた場面を思い出します。 この曲は、終わらない曲だと、その時に言っていたような気もします。そして、では、どうやって終わるのか、ということは、気になっていたのでした。ありがとうございます。
お礼
m-taharaさん、どうもお返事をありがとうございます。惑星という曲の最後、なるほど、そう言われれば、そうかも知れませんね。 実は、この曲を、カセットテープに入れて聞いていた事があるんですが、90分テープの片面に入れてみると、最後のところが、どうしても入り切らず、そのままになっていたのでした。 まだ、オートリバースの無い時代のことでした。 エア・チェックで入手した音源だったこともあり、最後のところが分らなかったのでした。 このフェードアウトが、今まで聞いた中で、一番強力ですね。 ラジオで、ライブの生放送を行なっていた番組が、以前はありましたよね。 そんな中で、ジャズのグループが登場したある放送で、フェードアウトする曲を演奏していたことがあり、珍しいと思ったものでしたが、そんな比ではありませんね。 何と言っても、指揮はするけれど、声は出すな! という一言で、全て分ったような気がします。 授業で見学とのことですが、指揮のお勉強などされている方なのでしょうね。