こんにちは。
ボレロと多少なりともつながりのある作品をいくつか紹介させていただきます。
【ラヴェルのその他の作品】
☆ラ・ヴァルス
フランス語のタイトルですが,意味は単に「ワルツ」で,ウィーンでの舞踏会の様子をフランス風の華麗さで描いています。
以下,この曲についてのラヴェルのコメントです(Wikipediaからの引用ですが)
「渦巻く雲の中から,ワルツを踊る男女がかすかに浮かび上がって来よう。雲が次第に晴れ上がる。と,A部において,渦巻く群集で埋め尽くされたダンス会場が現れ,その光景が少しずつ描かれていく。B部のフォルティッシモでシャンデリアの光がさんざめく。1855年ごろのオーストリア宮廷が舞台である。」
☆ダフニスとクロエ
こちらは神話の世界を描いたバレエのための音楽です。
ラヴェルの管弦楽曲としては最も大規模なもののひとつで,繊細かつドラマチックな作品です。
バレエ全曲版と組曲版があり,曲の構成が若干異なりますが,とりあえずはどちらでもよいと思います。
(組曲の方がまとまりはよいかもしれません)
以上はラヴェルの作品の中では派手めのものですが,幻想的で穏やかな作品も得意でした。たとえば,
☆亡き王女のためのパヴァーヌ
☆古風なメヌエット
☆マ・メール・ロワ
などです。
以上の曲は#2さんがご紹介のCDにかなり入っていますね。
ラヴェルのオーケストラ作品に触れるにはいいアルバムだと思います。
【ボレロと同じく,スペイン情緒のある曲】
☆シャブリエ 狂詩曲「スペイン」
ボレロと違い,最初から元気いっぱいに始まる,とてもとても陽気で楽しい作品です。
気楽な気持ちで音楽を楽しみたいときにぴったりと思います。
☆ファリャ作曲 「恋は魔術師」より火祭りの踊り,「三角帽子」
ラヴェル,シャブリエはフランス人ですが,ファリャはスペイン人作曲家です。
ラヴェルやシャブリエよりも濃厚で,情熱的ながらも少し影のある雰囲気が独特の魅力だと思います。
お礼
今日教えて頂いたCD3枚借りて来ました。聴いてみます本当に ありがとう御座いました。
補足
今晩は今日の夜中にこんなに沢山教えて頂き有難う御座います。 感謝です。