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居合い血振り
居合い血振りや納刀の所作が細かく決まっているのは なぜでしょうか?相手の血を拭い、刀をおさめる所作まで 型にするという理由はなんでしょうか? 残心ということであれば(私は今残心を表現していますよ)という表現方法?
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お礼
トーナメントに参加した人に聞くことが出来ました。 結論からいえば、「流派ごとに違うので統一見解がない」ということのようです。中には省略したり懐紙でぬぐうところもあり。 いくつかの理由をまとめました。 1)起承転結の区切りある形として表現されているため、 起(抜刀)承(後太刀)転(血振るい・残心)結(納刀)として動から静への 転換の呼吸として重要視する。武芸というよりも演武としての色合いが強い。 2)1とだぶる部分があるが(刃を正す)対敵動作とはそれだけで「執心」「執着」する事を意味します。剣道で言う「居付き」。 これを防ぐには、まず戦闘行為と心をリセットする必要があり、その執心を心気で払う意味合い 3)武道的な理由(体捌きや剣捌きに意味がある) 4)残心 5)祓いの儀式 新当流には一人で行う剣術形の「呪振り」と言うものが有るらしい。呪術的というか九字護身法と言う呪法では最後に『斜めに払い』、唱えながら腰の鞘を体正面に持ってきて刀を納める とのことです。 予想外の理由もあり大変興味深いものでした。ただ、彼らも言っていましたが、「日本の武術には型だけが残り意味のわからないものもある。 それを師匠に追求することは、師匠を信じないこととみなされ尋ねるという風潮がない。これは現代では通用しなくなってきているのではないか。教えるものは型を繰り返させるだけでなく、その理由を説明する努力も必要」とのことでした。 この場を借りてお礼を申し上げます。riddle09様、mapponew様、kentsukasa様、denbee様、merlin-様、ffucchan様、michael-m様、neetchan様、mouryou様ありがとうございました。
補足
私の過去の回答をご覧になるとお分かりでしょうが、私は1300年あたりのドイツ剣術を学んでいます。日本と異なり海外の剣術はフェンシングのようにスポーツとして勝敗を楽しむ。人たちと(恐竜研究と同じように)過去のロマンを推進力に歴史研究として学ぶ人と大きく2つに分かれます。 私は後者にちかいですが、スポーツとしても楽しんでおります。しかし、大事なのは型をトレースするだけでなく、試合をする事でなぜその型が必要なのか、がわかることです。 日本剣術は居合い、剣術、剣道に大きく分かれていますが、対人試合をするのは剣道だけで、他はあまりしません。私が負けた居合いのひとはその中でも珍しく、袋竹刀をつかって対人稽古をするひとでした。 某巨大掲示板をみますと、枠を超えた行動力のある人は叩かれます。 わたしは不思議に思うのですが、居合い人などのおおくは対人にさほど関心をもちません。これは~道になるとそのような物に必然的になるのかもしれませんが弓道にしても屋外で動標的にはさほど関心を示さないようです。私たちの行うトーナメントはスポーツチャンバラのようなものですが、安全でリアルな模擬剣や模擬刀をつかうので、流派や文化を超えた剣術が同じ条件で試合ができます。優劣を付けるのではなく、自分の技術が見知らぬ技術あおてにどこまで通じるかは、大変面白いと思うのはどうも少ないようです。 さて、居合いの方と対戦したときはこうでした。ドイツ剣術は相手の剣と刃を合わせてから様々な技があります。普通私は正眼で長く構えた構えか八双をとるのですが、居合いの人は脇下段でかまえています(鞘が無いので鞘の内ではないのですが、そういう状態です)まず、相手が狙うのは小手だと思っていましたから、八双でかまえました。たしかにこちらが遠い間合いで責める事ができますが、相手の間合いが読めません。小手も狙えないので、目標は肘もしくは頭になります。しかし、そこまで剣が伸びる間に抜きが速ければこちらは回避できず、小手を落とされます。結局間合いの読み合いになりました。私は一撃めをフェイントにして斬りおろし、相手に抜かせ、縦回転でこれをはじき、そのまま二撃目を裏刃で日本剣術ではない、軌道で切り付けたのですが、相手はこちらの一撃目をステップでかわし小手ではなく袈裟できってきました。これを首にうけました。