どちらも塩化ビニール製の樹脂パネルなので、素材の耐候性や物性の観点からは
15年は確実、30年程度は持つでしょう。ただ薄いグレーやクリーム系の色では
塗装して化粧直しの必要は有ると思います。
したがって、問題点は外観の他には、価格と保証の2点に尽きると思います。
価格に関しては見積もりを取って居られるでしょうから、保証で経験したことを記します。
対象は屋根ですが。
平成7年に20年保証で、屋根をリフォームしました。スレートから鋼板への変更でした。
メーカは大手鋼板メーカの関連会社。フッ素処理鋼板で、価格は高目。7年、6年間隔で点検に来られました。
屋根表裏の点検、シール部の修理等を丁寧にやって行かれました。サービスで他の場所も点検して頂きました。
保証期間中にまた一度来られるとのことです。来られた2社はいずれも違う会社で、鋼板メーカ関連会社は
この業界から撤退されたとのことです。しかし、K→A→Bと各社共契約を引き継がれて来ているわけです。
感心しました。
対象は屋根と壁と違いますが、一方は信越ポリマーというメーカーで確実な期間内の保証、
他方は新規参入で目一杯期間保証の海外品。経験からしてリスクの少ないのは前者。後者をお考えの場合は、
30年保証を担う者は誰なのか、施工業者?、輸入代理店?を詳しく聞き、メンテの実際について
詳しくお聞きになられたらと思います。
まだメンテに回るほど実績年数は有りませんと言われたなら、MUKADEさんの原則を適用されたらと思います。
価格に関してですが、パネル材の下地構成と処理の手間が価格差に大きく効いてくることが有ります。
経験的には海外品の場合、こんな簡単で良いの?と言う割には持つことが多いです。
ちなみに、壁は自分で貼り付けたり塗ったりしています。
お礼
とても参考になりました。 回答ありがとうございました。