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医療保険が破綻する理由?

医療保険制度はなぜうまくいかないのでしょうか。 制度ができたときよりも平均寿命が延び、高額な医療費のかかる 高齢者としての期間が増えたからでしょうか。 確かにこれも大きな原因だと思いますが、しっくりきません。 むしろ感情論が先走っているからかと思います。 というのは、貧富の差で受けられる医療のレベルが違うのは 市場の原理から言って当然だと思うからです。 貧富の差によって生活レベルが違っているのはある程度仕方がない としているのになぜ医療に関しては平等を主張するのですか。 命に関わるからですか? お金のある範囲で医療を受ければいいと思います。 そのかわり医療保険は医療機関の資金面の援助にまわし、 その分治療代金を安くします。 もちろんそれでは十分な治療を受けられない人が出てくるで しょうが、それは不平等ではないと思います。 先天的なものはどうするのかという話は置いておき、 自分の不摂生で病気になったのに、なぜそのバックアップを 各自治体で一部負担しなければならないのでしょうか。 また、こうすればいいという方法はありますか? その場合、単にスウェーデンやキューバのように税金を上げる という答えでなく、現時点の日本の医療システムがあるのを前提に どういう推移でそこに到達すればいいかも教えて下さい。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • NETPC
  • ベストアンサー率35% (98/275)
回答No.5

>>平均・公平にこだわる。 これはシステムの問題を指摘か、政治の方向性が問題か。 システムなら、それこそ計画経済・社会主義ですので、公平で当たりまえですし、それを目指すシステムです。万人に準一流の治療を全国で展開。だからこそ貧乏人も金持ちも同じ治療ですし、金持ちが望んでも質の良い医療・医者・看護師に当たるわけでは有りません。 政治がなぜそれを目指すか・・・国民が願うからでは無いでしょうか。後期高齢の時も全員反対でしたしね。例えば混合診療導入に対する反応を見てゆけば誰がどう反対しているか分かるように思います。反対している人が平等を最優先して平均的に苦しむ方向を好んでいるのでしょう。 >>単に税金を上げるだけでなく何処を目指すべきか 皆保険を維持しながらと言うことでしょうか。 理論は長くなりますので2つ。 1.病院の労働環境の改善。せめて合法な雇用。成熟した職場への変革。医者・看護師が辞めることがバランサーになっています。その手前でストップがかからないと。労働者を確保する事がセーフティーネットです。 2.貴方の仰るように、結局医療を受けるには金がかかるわけですから、安心して受けられる代わり全員で貧乏を共有ではなく、いざと言うときに安心して確保出来るように市場原理・医療商品に対する経済感覚を取り戻す。それは混合診療しか有りません。貧乏人でも安心して使えるようにと訴える一方、世界最大の医療消費国であるのです。たらふく消費しています。

  • sodenosita
  • ベストアンサー率54% (1291/2359)
回答No.4

市場の原理と社会保障の原理の違いでしょうか。 以下、wikiからの抜粋ですが、「社会保障とは、本来は個人的リスクである、病気・けが・出産・障害・死亡・加齢・失業などの生活上の問題について貧困を予防し、貧困者を救い、生活を安定させるために国家または社会が所得移転によって所得を保障し、医療や介護などの社会サービスを給付すること、またはその制度を指す。」 要するに質問者さんの仰るように命にかかわるからなのでしょう。そして、「貧富の差で受けられる医療のレベルが違うのは市場の原理から言って当然だと思」わないからこういう制度になっているのです。 社会保障の原理で機能している以上、質問者さんの主張を取り入れるには医療を社会保障から切り離すか、現行制度が破綻するのを待つかでしょうけれど、皆さん命は大事ですからそういうことはしないでしょうね、きっと。

  • NETPC
  • ベストアンサー率35% (98/275)
回答No.3

これは初歩的な問題で、私の過去の記述を参考にしていただければと思います。 医療単価はNo1さんとは正反対で世界でも類を見ない激安になっています。例えば「一千万円近くの請求がありました」と有りますが、これを他国で行たら数倍であろうと考えます。移植をするときに億を目標にしますしね(あれも問題ありますが)。あと、一千万近くかかったと有りますが、120%間違いでしょう。私の知る限り月250万も超えたら中央にレセがあがり、切られますから。今最近の事情は存じませんが(病院がレセ却下覚悟(病院負担)で治療を行う財力がもうないでしょうが)。 単価の比較も色々有りますが、その辺も含めて調べてください。 人件費も出ない位単価が安いです。 初診料2700円再診料760円・・・。 その何処に無駄が見いだせるでしょうか。 理由は簡単ですアメリカの1/10価格なのに一人当たり5倍近く医療を利用しています。で、トータルGDP比でアメリカは14%で日本は7%。計算合うでしょ(事実に基づいています)?もちろん老人の消費が多いですが、若者だって風邪で病院行ったり、インフルで病院が当たり前の国。タミフルの処方の7割が日本です。60億分の1億が7割消費です。 保健室と勘違いして使いすぎ。 安い医療・皆保険・フリーアクセスの弊害でも有ります。

  • saisaisat
  • ベストアンサー率40% (22/55)
回答No.2

>お金のある範囲で医療を受ければいいと思います。 今、都会を中心に生活をするにも一杯一杯の老人(や障害者)がどれだけ多いかご存知ですか?市場原理主義に近くなった最近の社会福祉切捨てでこの方たちはあっという間に命を落とします。貴方がこのような方は負け組みで命を落としてもよいというならそれはそれで意見としてはありでしょうけれど。 >貧富の差によって生活レベルが違っているのはある程度仕方がない >としているのになぜ医療に関しては平等を主張するのですか。 >命に関わるからですか? それが社会保障の考え方の根本と思います。 ”本当に命が大事なら家を売ってでも治療を受けるでしょう。”と言う言葉(オリ○クスの宮○氏の発言。)が市場原理主義者の医療に対するスタンスと思います。家売って自分の居場所がなくなり命が助かってその後どうやって生きていくのでしょうか? >自分の不摂生で病気になったのに、なぜそのバックアップを >各自治体で一部負担しなければならないのでしょうか 病気は不摂生でばかりでなるわけではないです。ここに違和感がありました。ただし疾患がはっきりして生活習慣を改めなければ悪化することを指導された後に(世の中には症状がなければ健診を受けない、受けれない人も多いです。)自己節制に取り組まない、また喫煙者に対しては負のインセンティブを与えても良いと思います。 私の考えはこれからは高齢者社会に突入するのは明らかなので、今まで建築関係に公共事業は偏っていたので思い切って介護や社会福祉にお金をつぎ込みそこに雇用を発生させて経済を持ち直す道が模索できないかと考えています。

  • morino-kon
  • ベストアンサー率46% (4176/8936)
回答No.1

私の父が、亡くなる前に入院していた、医科大学付属病院より、一千万円近くの請求がありました。 ところが、高額医療であることと、老人医療の関係で、実際に支払った負担額は、月々数万円。合計しても、二十万円程度でした。 もし、これが完全に自己負担だったり、民間の保険会社だったらどうでしょう。 なぜ、一千万円近くの医療を受ける必要があったのか。 それは、転院前の他の病院で医療ミスがあったため。 また、その後の大学病院の治療は、必要だったのか。 生存のためではなく、研究のために手術し、もともと、成功率はひくかったのではないか・・・。 きびしく、追及されたことでしょう。 もう、高齢で、しかも生存の望みがないのに、そこまでの治療をうけさせたか。 また、その治療の原因となった医療ミスの病院に訴訟をおこすことでしょう。(実際に、訴訟をおこしましたけど) 日本の高齢者は、なくなる前に、 ただ、ただ、自己負担がわずかなために、亡くなる前に膨大な医療費をかけています。 必要な医療かどうかをよく検討もしないで。 その分の治療費は、もっと、若くて助かるべき命に回すことができるように思えます。 本当に必要な医療かどうかをもっと精査すべきかと思います。

redin2009
質問者

お礼

大変な思いをされたのに、 ご解答ありがとうございます。 研究目的や、医療ミス隠蔽など、最小の医療以上の ものもあるのですね。 大学には研究の機能もありますので、症例を増やすために 病院の患者さんをケースとする必要はありそうですが、 ただ、それなら大学が全額負担してもいいようなものですよね。。 それができない規模の組織は淘汰されるだけですし。 では、morino-konは、医療の無駄が無ければ今の 医療水準で、今の保険制度で、回ると考えていますか? もしくは、必要な部分だけでも破綻しますか?