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ぼくのメジャースプーン ネタばれ
辻村深月さんの「ぼくのメジャースプーン」について質問です。 最後に主人公が「言葉を使って」その結果犯人の学生に殺されそうになりますよね。 それを防ぐために秋山先生が犯人の学生に向かって「言葉」を使いました。 でもきちんと書かれていません。 すごく気になります。 推測でもよいです。なんと言ったと思われますか?
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全くの私見ですが、 市川は、「ぼく」の言った言葉に、「罰」が恐くて 条件を行使しますよね? その「罰」とは「二度と医学部に戻れない」です。 現在の彼には、それが、何より恐い。 それを回避するために「ぼく」に会いに来た、と作中で言っています。 なので、先生が言った言葉も 「今すぐその手を離しなさい……… でなければ、お前は、二度と医学部に戻れない」 ではないでしょうか。 つまり、"過った"「ぼく」の条件提示を 先生が、訂正して、かけ直した、と私は受け取りました。 重くて暗いテーマなのに、あまりに「ぼく」のけなげな感受性に、 何だか切なくて涙がでました。 参考までに書いてみました。
お礼
回答ありがとうございます。 「ぼく」を助けるためには、やはり「市川」が一番恐れている「罰」を言葉に使う。 なるほど、そうですね、理に適っていると思います。 ただ、こんなに怒った先生は見た事が無い迫力だったみたいなので、何か残酷な事を言ったのでは?と想像してしまって・・・。 「結局人は他人のためには泣けないのか」そんな事はない。 暗いですけど、やさしい小説でしたよね。私も泣きました。 ありがとうございました。