金曜ドラマ スマイルで
先日終了した「スマイル」ですが、毎回冒頭は現在服役中の早川ビトと面会している中井貴一、刑務官の三人が他愛ないことで談笑していて、「我々が今、こうして笑顔で居られるのは、いろんな事を乗り越えてきた結果である」みたいなナレーションが流れて回想としての本編が始まるという形式でした。
毎週つらく悲しい事件が起こるので、「これをどう克服すれば、また、悟れば笑顔になれるんだろう?」と、その一点に興味があり毎週観ていたのですが、結局死刑執行当日まで笑顔を取り戻せるような局面はなかったように思います。
林の父親を捜し出して刑執行ぎりぎりのところで逆転無罪となってハッピーエンドを迎えるわけですが、それは「2015年 秋」となっていました。
毎回冒頭の面会シーンは「2015年 春」でしたから、この時点では冤罪も晴れず、刑が確定し、ビトは自暴自棄になり、中井貴一一人が「俺は諦めねえ!」といきり立って、いい話は何もないように思うのですが。
いったいあの笑顔の面会シーンの真相は何だったのでしょうか?
あの時点で何を以て困難を克服し、笑顔で過ごせるようになったと言っているのでしょうか?
また、あの刑務官はいったいどういう人なのか何か描かれていましたっけ?
あれだとただのお調子者のお節介で、なぜ彼があれほどまでにビトに肩入れし、彼だけを特別扱いするのか判りません。
冤罪容疑で戦っている受刑者は他にも大勢居るはずですから、ビトだけを特別視するのは明らかに変だと思います。
ドラマのタイトルにもなり、物語のテーマとも言える重要なシークエンスだと思うのですが、私が何か決定的なものを見落としているのでしょうか?
このドラマのテーマが理解できた方、よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございました。 キリンの場所だけででなく、スマイルのロケ場所が詳しくわかったので行ってみようと思います。すごく嬉しいです。!(^^)! 本当に、本当にありがとうございました。