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バラの芽はいつ頃赤く染まりますか?
正岡子規の歌「くらないの二尺ののびたるばらの芽の針やわらかに春雨の降る」がいつ頃を描写しているのかを調べています。 園芸で詳しい方がいらしたら、バラの芽が赤く染まり始めるのはいつ頃でしょうか。品種によりまちまちだと思いますが、一般的なバラだといつでしょうか。 よろしくお願いします。
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季語と思われる「春雨」と、「ばらの芽」という言葉から、この歌の季節は春(三月頃)だと思います。 バラの芽は「赤く染まり始める」というよりも、芽吹いたばかりの頃が赤いのです。通常二月中旬ごろまでに剪定(冬剪定)をし、三月に新芽が強く伸び始るのを待ちます。「針やはらかに」(「やはらかに春雨の降る」にもかかっている?)という表現からも、新芽のトゲがまだ固まっていない状態だと思えます。 「バラの新芽」などで検索していただければ、画像などで赤い新芽の様子が確認できると思います。 その後、枝が伸びて葉が展開してくるにつれて青々としてきます。花が咲く頃には、葉や枝はきれいなグリーンです。 品種によっては五月に花が咲いた後も新たに新芽を伸ばし、夏~秋にかけて咲き続けるものもありますが、やはりバラを育てている人が心待ちにしているのはこの、春の新芽ではないでしょうか。