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デジ一眼のCCDセンサーはダメなの?
既出でしたらすみません。 最近のデジ一眼はCMOSセンサー主流になってきていますが、 (1)、CCDと比較して色、メリハリ等は優れているのでしょうか? (2)、ニコンD90とペンタistDSを持ってい風景撮りを主としています。 全体の色彩はD90は綺麗ですが、青や赤のはっきり度合い?はDS優位に見えてしまいます。CCDセンサーだからでしょうか? (3)、ペンタ用レンズを数本所有しているので今月末にペンタより発売予定になっているK-7購入を考えていますが、CMOSセンサーと言うことで過度の期待は出来ないかな?と思っていますが、いかがでしょうか? (4)、レンズも影響しますが、風景撮りにはCCDとCMOSのどちらが良いでしょうか? スミマセン。もっと質問を絞れれば良いのですが…
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確かにCMOSセンサーカメラが増えましたが CCDより優れているとは一概に言えません。 (1)、(4) これはそのメーカーに出力エンジンによりけりで、低価格帯カメラ であればメリハリを付けるケースが多いようです。 逆にプロ向け仕様に近いカメラはRAWで撮って編集が当たり前なので 自然的な色合いのカメラが多いと思います。 CMOSだから(CCDだから)風景撮りが優れているという事は無いと思います (2)レンズや設定によっても違うと思うのですが、 Nikonレンズもペンタ用と同じ様に何本かレンズを所有しているのでしょうか? レンズキットだけでしかなくてそのような判断をされているなら それは間違っていると思いますが (3)これに関しては詳しくは言えないので、カメラ雑誌の記事や 他の方の回答を参考にしてください
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- bardfish
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CCDよりCMOSが増えてきた理由に ・低消費電力 ・画素から取り出された信号の増幅方式の違い ・製造工程の違い があります。 APS-Cくらいの大きさになると電力消費は見過ごせないレベルになり、長秒露光ではセンサーの発熱による画質への悪影響も大きくなります。 信号の増幅に関してはCCDは縦或いは横の1ライン単位にそれぞれの画素から取り出した信号をバケツリレー方式で増幅器に送り出します。CMOSは画素毎に増幅器があります。 この違いは「スミア」という現象に現れCCDのみに現れる現象です。その他にも「ライン転送」によりセンサーの端から端までのデータ転送にタイムラグが発生するということから昔の「横走りシャッター幕」カメラで起こった不思議な現象が起こります。それは、走行中の車などを流し撮りすると「車体の長さが変わる」というもの。電子シャッター機で起こりやすい現象ですが、デジタル一眼レフの場合でも流し撮りする場合は低速シャッターになるので起こるかもしれません。電子シャッター併用機では注意が必要かも… 製造工程の差というのは、イメージセンサーも半導体製品のひとつですがCCDの場合は特殊な製造工程。CMOSはコンピューターのメモリなどと製造工程が酷似しているため製造コストを抑えることができる。その手の半導体製造メーカーは数が多いので競争原理が働いて供給価格が安くなる。CCDはCMOSに比べると供給メーカーは限られているのでほぼいいなり?(4社で市場の8割) 「CCDが良いかCMOSが良いか」という議論はCMOSを採用したデジタル一眼が市場に投入された時に加熱しました。主にキヤノン機ですがD30がCCD、D60以降がCMOSで「発色の傾向が変わった」と実感した方が多かったようです。これはニコンでも同じだったようです。 根拠は製造に関わる部分の差。 CCDの場合はフォトダイオード全てで光を受け取ることができますが、CMOSの場合はフォトダイオードの上に伝送路などの回路を置かなくてはならないため、同じ画素数の場合受光面積でCMOSが不利だというのがその根拠だったと思います。 結局は「画像処理エンジンの味付け」と「階調深度」次第という側面が強くなってきたのでセンサーの種類というのは最近では話題にのぼる事が殆どありません。 とは言え、同じCMOS機でも代替わりすると階調再現性に差があるなど色々と違いもあるそうです。これはローパスフィルターとかカラーフィルター、IRカットフィルターの仕様変更に起因するもの。 ということで、「CCD/CMOS」のどちらがどのジャンルに向いているかという議論はしてもしょうがない。どうせそのうちCCD機はなくなると思いますから。 風景撮りだと遠景の木々の葉っぱも綺麗に残したいという場合もありますよね。そうすると画素数の他にローパスフィルターの性能も影響があります。ローパスフィルターというのはベイヤー配列のCCD/CMOS機には無くてはならないモノで、色モアレ(偽色)を防ぐ役割がありますが、画像がチョットぼやけてしまうという弊害があります。 ニコン機では他のメーカーに比べてチョット限界値が低いようで、細かい模様が密集しているところでは上手く解像できない傾向にあります。これはレンズの性能とは関係ない部分。ペンタックスはニコンよりは良好だったと思いますが可もなく不可もなくといった感じ。キヤノンは上手く処理していると感じる。 これを全く考慮しなくていいのがFoveonX3センサーを採用したSIGMA SD14/DP1/DP2。偽色が発生しない構造なのでローパスフィルターが不要。その為シャープ感/解像感はベイヤー配列のイメージセンサーで絶対に真似することができない。風景撮りには最適だと思いますが、換算倍率係数が1.7と広角が一番弱い機種。 SD14は三脚を使用してじっくりと写真を撮るデジタル一眼ですね。色再現に癖がありますがその解像感は非常に優れていて中判写真を見ているように感じることがあります。
お礼
教えていただきましてありがとうございます。 個人的にはまだまだCCDセンサー画質が好きですが、CMOSでも 撮影次第ではより以上の撮影が出来るのでしょうね。