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シマトネリコの植え付け方法について教えて下さい。
今度3mのシマトネリコを花壇に植えることになったんですが、 木を自分達で植えるのは初めてなもので、 どのようにすればいいのかよく分かりません。 なので植え付けの方法を詳しく教えて頂けますか? 水決め法というやり方があると聞いたんですが、 そのやり方も教えて下さい。 よろしくお願いします。
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今は植え付けの適期ではありません。まだ日差しの柔らかい時期、根の活動も活発化してくる3月(寒冷地は4月。)あたりが最適期です。 もし今から植え付けるとすれば、雨天や曇天が多くなる梅雨に入ってからの方が良いでしょう。 植え付け直後は根の水の吸い上げが十分ではないため、どうしても葉からの水分の蒸散量の方が勝り、この状態が続けば最悪枯れます。暑く日差しの強い時期ではこの傾向は強くなります。 普通こういう場合は、蒸散量を減らすために剪定して葉の量を減らしますが、シマトネリコでこれをやると不恰好になりますね。 しかしまあ整枝的に見て、抜ける枝があればできるだけ抜くようにしましょう。幹の付け根から枝を切り落とします。 植穴(根の直径の1.5倍ぐらい、深さもほぼ同じ。)を掘り、掘りあげた土にバーク堆肥を3割ぐらい加えよく混ぜ、根張りの良い土にしてやります。肥料は入れないようにしましょう、根が落ち着いて活着した後でも間に合います。(植えつけて1ヶ月後ぐらいに、植穴の外周部に4箇所ぐらい軽く穴を掘り(深さ20cmぐらい)、油粕を少量入れて埋戻します。あとは来年の3月あたりに、その2倍ぐらいの量を施します。) 苦土石灰等、石灰類はほんの軽く一握り程度土に混ぜるのは構いませんが、特に必要ではありません。撒きすぎるぐらいならば、撒かない方がマシです。初心者は石灰をやたら撒きすぎるので失敗する事があります。(アルカリ土壌障害) 土をある程度埋戻し株を据え付けますが、この時深植えにならないように気をつけます。シマトネリコは風で幹や枝が大きく揺れるので、ついつい深植えしがちになりますが、これは植え付け後に支柱を立てて対処するようにします。深植えすると根の発育が悪くなります。 水ぎめ法は水遣りが目的ではありません。土を泥状にして根の細部に至るまで土を行き渡らせるのが目的です。根に十分過ぎるぐらいに土を行き渡らせておかないと、やがて枯れます。初心者が庭木の植え付けで失敗する一番大きな原因です。 しかし樹木の種類によっては水ぎめよりも「土ぎめ法」の方が適切な場合もあるので注意します。(松、モクレンなど。) しかし3月あたりならともかく、今からの時期でしたら(6月)根土はできるだけ崩さない方が望ましい。 しかし植え付け時は、水をバケツかホースで十分施しましょう。 土を7~8割埋め戻したところで大量に水遣りします。水が引くと土が幾分は沈みますから、また同じぐらい埋戻し同じことを3~4回繰り返します。植え付けが終われば十分散水しておきます。 最初の株の据付も少しばかり高めに設定しておくと良いでしょう。 最終的に少し高めになっても盛り土をして、少しばかり「高植え」になっても構いません。 支柱は3本ぐらい使って十分頑丈なものにしておきます。半年ぐらいは支柱でささえておきましょう。
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ちょっとボケてしまって、植えつけ時期を他の樹木と間違えたようです。 暖地や東京周辺の標準地でしたら、4月あたりが適期でしたね。 寒冷地でも冬の寒さが厳しい所では、半耐寒性のシマトネリコは不適でしたね。 そういえば暖地の拙宅でも4月あたりに植え付けたのを思い出しました。お詫びして訂正します。 今年の5月は晴天時かなり暑いですね。日中30℃近くまで上がります。 光線も強く初夏といってもよいぐらいですね。 植え付け後、根が落ち着いて活着するまでは強光線はできるだけ避けた方が無難です。 ゆえに雨天や曇天が多い時期、入梅して直ぐの時期の方が良いのではないかと思う次第です。 水極めはやり方によって多少の差異はあるかもしれませんが、要は根に十分土(泥)を行き渡らせば良いのです。水遣りが目的ではありません。根が活着すれば、土の表面が乾けば水遣りするぐらいで構いません。 3本の支柱とは三角柱を作るような感じのものです。針金などで縛ると幹に食い込む恐れがありますから、丈夫な縄で縛りましょう。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 涼しい時期を選んで、早めに植え付けようと思います。 水極めは重要なようなので、失敗しないよう慎重にやりたいと思います。
水ぎめの方法についてですが 木や土の状態とかで微妙に変わってきます。 基本的には 水で土を泥状にして根になじませる方法です。 木の大きさが3mですと、根鉢の直径や高さが少なくとも40~50cmぐらいはあるでしょうから まず植え穴を掘りますが いったん少し深めに掘って、下に水が浸透する状態にしてから埋め戻して軽く踏みつけて、植える高さを決めます。 下が余り固くなければ、最初から植える高さだけに掘ります。 普通は周囲の地面と同じ高さです。 水はけの悪い所では少し高くします。 直径は根鉢を入れて、周りに10cmぐらい空く大きさです。 この大きさで平均に下まで掘って底を平らにします。 次に植木を穴に入れて まず高さを確認します。 合わなければ下の土の量を調整して決めます。 次に木の向きを決めます。 これも色々とあるのですが、ご自分で気に入ったように決めて下さい。 掘り上げた土に腐葉土とか堆肥をよく混ぜてから根鉢の周りに入れます 成分の強い物は避けて下さい。 根鉢の高さまで土を入れたら、水をかけます。 水道のホースを使ってかけます。 ここが一番のポイントです。 まず、水を少し強めに出した状態でホースを土の中に深く差し込みます 下から土が泥状になり崩れて低くなってきます ある程度入ったら、15~20cmぐらい入れる位置を変えて順次進めていきます 一回り終えたらいったん水を止めて スコップで周りを突いて土を泥状にして根鉢になじませます。 木が傾きやすくなりますので、起き具合を確認します。 土をさらに乗せて根鉢よりも少し高くします。 水が引いたら軽く踏みつけて落ち着かせます。 これからの時期の植込みでしたら 水鉢といって根の周りに少し高く土を盛ってから、さらに水を上からかけます。 根の周りに水分が沢山ある状態なので 植えた直後は3日間ぐらいは水を全くかけないでおきます(真夏は別です) 後は時々、土が乾かない程度に上から水をかけてやります。 木の高さが3mでしたら支柱も必要です。 竹や園芸支柱で体裁よく掛けてみて下さい。
お礼
とても詳しい回答をして頂き、ありがとうございました。 木を植えるのにも色々な手順があるんですね。 植える際の参考にさせて頂きたいと思います。
お礼
とても詳しく回答して頂き、ありがとうございました。 教えて頂いたやり方で、頑張って植えてみたいと思います。 分かりやすい回答で、とても助かりました。