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F1の予算限度案
FIAのコスト削減案(バジェットキャップ)で、少ない予算でF1に参戦出来るなら嬉しい事だと安易に思って しまうのですが、反対しているチームは何故お金をかける方を希望しているのか。 FIA側とチーム側の立場でご説明いただける方、よろしくお願い致します。
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フェラーリなどが反対している理由として、レースが公平なルールで執り行われなくなるということです。 今回の改革案では全てのチームが「一律のコスト」・「同じルール」でレースを行うということではなく、 コストを抑えたチームがより優位なルールでレースが出来るというものですので、下手をすると最新の 技術を開発し最速のマシンを作り上げ、優秀なドライバー・メカニックを揃えたチームよりも、既存の 技術で組み立てた普通のマシン・平均的なドライバーで揃えコストを抑えたチームが勝ってしまう場合 もあります。 確かにフェラーリなどの一流チーム以外のチームが優勝できる可能性が出てきて面白くなると思えるかも しれませんが、レースのルールが複雑化してしまうというデメリットもあります。 (観客からしてみれば、レースで一番速かったチームが優勝という単純・明確なルールのほうが受けが いいですし) また、コストの部分に研究・開発費までもが含まれているというのも反対されている理由です。 コストを抑えた方が優位にたてるとなれば、こういった開発費にまわる予算は大幅に削減されます。 そうなると今あるマシンを効率的に運用することに重点が置かれ、新しいマシンや技術の開発がされなく なるのではないか危惧しているようです。
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- tagajou
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FIAの立場: ・予算制限するのなら参戦したいというチームが4チームから6チームも名乗りを上げており、門戸開放につながる。 ・メーカー系チームがいなくても、昔のように独立系チームが多いF1でも良いと考えている。 (ウィリアムズは独立系チームなのでFIAに賛同している) 反対するチームの立場: ・800人とか1000人規模のチームは人を解雇しなければならなくなる。解雇される人のことをFIAは考えていない。 ・予算制限したチームは可変ウイングの許可や、エンジン回転数を制限されないといったメリットが得られ、予算制限オーバーチームはそのメリットがえられないということは、違ったマシンが混在していることになり、F1が二種類存在することになってしまう
お礼
よくわかりました。 ありがとうございました。
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よく分かりました。 ありがとうございました。