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落語の「三題噺」について
落語の手法として、「三題噺」というものがあります。 適当にお題を3つもらいその場で落語を演じる、ということはwiki等を調べてわかったのですが、 ということはお題もらった人は「自分でお話を作って」を語るということになるのでしょうか? またはその出されたお題に見合う落語を「引用」してくるのでしょうか? 落語はまったく初心者なので、回答いただけると嬉しいです。
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その場で即興で作ります。 というか、お題をもらって即興でお話を作って語るような噺家は、今はいないと思います。 「三題噺」は江戸時代に流行した、むしろ文人たちの遊びで、お座敷で複数人がお題をもらい、それぞれがお話を作り、その優劣を競いました。出来のいいものは冊子に刷られて売られたりもしました。 歌舞伎作者で有名な河竹黙阿弥などはこれが得意でした。 こうやって作られたお話はかなり長くて凝ったもので、今読んだり聞いたりしてもあまりおもしろくないことが多いです。 その中で比較的わかりやすいものがアレンジされて現代の落語として残っているものがあるかもしれません。 今高座でお題をもらって、「三題噺」を即興で語る落語家は、いないのではないでしょうか。
お礼
回答有難うございました! 素人の中でも流行したと聞いたので、どんな感じだったのかと思っていたのですが、これなら流行りそうですね。 今はほぼ残っていないのですね。ちょっと残念です。