>どれだけの時間を費やせば基本はできるようになりますか?
ご質問者が「基本」と呼ばれている内容が何をさすかによります。
ACCESSの基本と言えば「テーブル」「クエリー」「フォーム」「レポート」の各内容の意味と、その作成方法ぐらいを指すのでしょうが、それを理解するには市販の講習会用テキストや参考書を1冊やれば理解はできるでしょう。
しかし、それが理解できたとしても実際に使えるようになるかどうかは別物です。
ACCESSを使って何か仕事ができるようになるには、具体的にニーズの聞き取り、その内容のどのようにプログラムにしたらいいかを考える能力を持っているかに尽きます。
ユーザからの要求として「売上実績を分析したい」と言われたとします。ACCESSで仕事をするにはそこから、まず何の分析をしたいのかを聞き取ることから始まります。「日別の集計なのか、月別の集計なのか、それとも期間を指定しての分析なのか」、「対象となるのは商品毎の集計なのか、担当者毎の集計なのか、部門毎の集計なのか」、「元となるデータはどのように発生させるのか、自分で入力させるのか、それとも誰かが入力した別のシステムのデータを使うのか」
こうしたことを一つ一つ聞き取り、それを元にどのようなテーブル構成をにしたらいいかを考え、そうしたシステム設計を自ら行なうことができて初めてプログラム作成に移ることができるわけです。
一般的にこうしたことがSE業務とよばれる内容です。大きな開発会社であればこうしたSE業務とプログラム業務とが分業化されており、SE作業はSEの仕事、プログラム作成はプログラマーの仕事と別れているところもありますが、ACCESSでプログラムを作るというレベルであればこうしたことを一人でやることになるでしょう。
これらのことを全くの知識のないところから、それなりにできるようになるにはかなりの経験が必要でしょう。ご自身で自習するなら「ACCESSで作る販売管理システム」や「ACCESSで作成する経理システム」などといった題名の参考書を探して、とりあえず手当たり次第参考書通りに作成し、どのように作ったら何ができるかを理解していくことが早道かもしれません。
センスがあればやっていくうちにおもしろくなっていき理解が深まるかもしれません。
1冊やって嫌になってしまったら仕事としてやることはあきらめた方がいいかもしれません。
お礼
みなさんありがとうございました(^-^)参考にさせていただきます。