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ボクサーの体力向上に役立つアルコール摂取とトレーニング方法
- ボクサーの体力向上において、アルコールの摂取は避けるべきです。アルコールは体力に悪影響を及ぼす可能性があります。
- 体力向上のための最適なトレーニングとして、長い距離を時間をかけて走るよりも、短い距離で心拍数が急激に上がる運動が効果的です。
- ボクシングやキックボクシングの経験者からは、アルコールの摂取は控えるべきであり、短い距離での高強度な運動が体力向上に効果的であるとの意見があります。
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1.アルコールについては厳密に言えば、体力(持久力)強化にメリットよりもデメリットの方が多いらしいです。 でもアマチュアでのレベルでさほど神経質になる必要は無いと思います。 昔から格闘家で酒豪の人間は山ほど居ますし、私の知り合いのある柔道師範のご老体は、若い旧制高校時代はドンブリ飯に日本酒をぶっかけてかき込むような豪傑だったそうです。 不世出の天才柔道家・木村正彦も言ってます 「酒で技がにぶるような修行はしておらんたい!」 まあビール3缶くらいなら普通の体質なら許容量ではないでしょうか。 (減量に問題無ければ) でも試合当日はアルコールが完全に抜けた状態で試合に臨むべきですので、前日には控えるべきです。 また試合後も控えましょう。 頭部に打撃を受けることで、脳の毛細血管が微小な損耗をしている可能性が高いからです。 ノック・アウトを喰らうとか、特に強い打撃を頭部に受けたのでなければ2~3日控えるだけで充分だと思います。 2.キックの試合に向けての持久力向上では、長距離のランニングももちろん大切です。 しかし試合に直結した意味での体力としては、長距離のランニングよりも、坂道ダッシュや階段ダッシュの方が効きます。 これはスポーツ全般に言えることなのですが、その競技における特定の体力(筋力や持久力など)を養成するには、その競技の競技形態に沿った形での、つまり似た状況でのトレーニングが要求されます。 そこでキックボクシングという競技を見ると、3分間での持久力×数ラウンドの持久力という特質があります。 これは空手のように一般に3分+せいぜい3分の延長戦という短時間の競技と、3分×長ければ12ラウンドという長時間競技とのちょうど中間の性質を持っています。 アマチュアとのことなので、おそらく3ラウンドくらいでしょうか。 またキックの場合はボクシングと違い、足技を使うというよりハードな競技特性を持っています。 そこで長距離走よりも、短距離ダッシュの繰り返しというトレーニングにより特化した性質を重視してください。 具体的には ・準備運動&ウォーミング・アップ ・軽いジョギングで軽く息を上げる ・その後坂道ダッシュを数本 できれば一本が20~30秒かかるくらいの長さのダッシュを数本繰り返し、その息がゼイゼイ言ってる状態からシャドーまたはキックミットを使った打ち込み30秒をラッシュ これを数回繰り返すことを数週間続けたら、ラウンド後半でのラッシュ力は格段に進歩すると思います。 経験者の方なのでお分かりかと思うのですが、実際の試合では打撃や防御の実力もさることながら、それ以上にラウンド後半でのラッシュ力を維持出来るかどうかのほうが、よっぽど試合の結果を左右したりします。 試合での良い結果をお祈りします。 以上参考になれば幸いです。
お礼
詳しいご回答どうもありがとうございます。 既に、アマチュアの試合には2回参加していました。質問した2点は、その際に、非常に困っていたことでした。 過去2回の試合前1ヶ月はアルコールは1滴も摂取せず、毎日、5kmくらいロードワークを行っていました。アルコールが取れないこと、ジムでの練習後に長距離?を走ることで心身ともにストレスがかかって毎日過ごすのがつらかったです。 (これ以外に減量という最大のストレスはあるのですけどね・・) ご回答いただいた内容を考慮して、以下の内容を理解しました。 1.アルコールは普段どおり摂取しても、深刻な影響は出ない。 2.長距離も重要だが、短い時間で力を出す訓練ということで坂道ダッシュが有効 特に2.に関しては目から鱗が落ちました。 確かに、アマチュアの試合では後半のラッシュが有効ですね。テクニックよりも、最後まで持続して技を出し続けて勝利をつかむ選手は何人も見てきました。 練習も色々考えながらしなければいけませんね。 特に仕事をしていると時間も限られるので、より効果的な練習方法を身につけたいと思います。 本当にありがとうございました!!