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仙台の通信制高校
仙台の通信制高校について教えてください。 現在、高校2年に在学中の女子ですが、理由があって通信制の高校へ転校したいと考えています。 そこでいくつか質問があり、実際に通われていた方、関係者など何でも情報を教えてください。 1.3年間での卒業率ですが、同じ通信制なのに公立である仙台第一は10%、私立である仙台育英は70%程度、KTC中央高等学院(屋久島おおぞら高校のサポート校)においては97%と聞いていますが、こんなにも大きく異なるのは、どうしてなのでしょうか。 単位の認定が甘いのか、独学では卒業が難しいので、サポート校などの体制があるかどうかで違うのか、仙台育英はサポート校はなく週1回だけのスクーリングで高い卒業率になっていますし‥ 2.クラーク記念国際、飛鳥未来などの仙台教室は本校の分校のような位置づけになっていると思われますが、KTC中央高等学院は、屋久島おおぞら高校のサポート校になっています。本校の分校の位置づけの所とサポート校では学ぶ内容に何か違いはあるのでしょうか。また、この中でのお勧めはどこでしょうか。実際に説明会に参加するつもりでいますが、限られた時間では実態を把握するのが難しいので、情報をお願いします。 3.単位認定のためのテストについてですが、ルネサンス高等学校の資料には自宅でも受験可で、テキストを見ながら答えても良いと書いてありましたが、どの通信制高校も同じ仕組みなのでしょうか。学校によっては自宅ではなく、スクーリングの時にテキストを見ないで受験するのでしょうか。これが学校によって、卒業率に大きく差が出てくる理由なのでしょうか。 4.通信制の高校から通信制の高校へ転校することは、理論的には可能なのでしょうか。この場合も取得した単位は引き継ぐことができるのでしょうか。 5.通信制の高校を卒業すると高卒資格はとれるが、大学を受験するにはさらに高卒認定資格をとらないといけないと書いてあるのをネットで見つけましたが、本当でしょうか。 その他、仙台の通信制高校について、評判など何でも教えてください。
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仙台では無く、関東地方の通信制高校での経験ですが、共通していると思いますので参考までに書かせて頂きます。 1.通信制高校の単位は レポート提出+スクーリング出席+単位認定テスト の三者でなされます。 公立高校では、この全てが厳密に適用されると思って下さい。 15通提出するレポートのうち14通が提出済みでも、1通でも締め切りに遅れたらその科目は単位認定され無いことがあります。 スクーリングも予備日が少なく、その日に体調を崩して出席出来なければ単位修得ができません。次年度にレポート提出からやり直しになります。 これが、私立高校ではレポートが出ていないと催促の電話を頂き、慌てて提出すれば(評価は多少落ちても)受理されることが普通です。スクーリングも予備日が多く設けられていたり、ネットを通じて行われたり、体調が悪い生徒に対しては病院まで先生が訪問して下さり、病院での面接でスクーリング出席とみなして下さることもあります。(学校によります。) 2. 本校と分校ではテキストは同じであると思います。 しかし、普通の学校でも教師により学ぶ内容は少しずつ違うように、通信制でも多少の差はあり得ます。 ただ、どの通信制高校でも「学校で学ぶ」というよりは、高校の卒業資格を得る為に利用する制度、と割り切ることが必要です。 3.公立では教室で決められた時間内にテキストやノートをみないでの試験となるのが普通です。 スクーリングとは別の試験日だと思います。(公立では2回の試験日が用意されていて、どちらかで必ず受ける必要がありました。) 4.通信制の高校から通信制の高校へ転校~全く問題ありませんし、単位は持って行けます。ただし、学期の終わりや年度の変わり目に限られると思います。 5.通信制高校を卒業すれば、普通高校と同様に「高校卒業」です。「高校卒業程度認定試験」の受験は制度としては不要です。 ただし、高認で科目合格すれば、通信制高校の卒業の為の単位として受け入れてくれるので、未履修科目について高認受験を利用することは有効です。 なお、大学受験に合格する学力と通信制高校を卒業するために必要な学力とは大きく隔たりがあります。(サポート校の利用をしないときには)通信制高校本体は大学受験に関しての指導を期待できませんのでご注意下さい。 現在の高校に続けて通うことが可能なら、その方が大学入試には遙かに有利だろうと思います。 また、中学の学習内容が身に付いている方では学力の面でサポート校は不要です。 居場所、学習ペースの維持、という両面からサポート校の必要性はご考慮下さい。 自宅外への外出に困難さが無く、公立通信で卒業可能なら、公立を利用されることが一番費用が少なくてすみますが、今年度の入試は終了しています。 また、本校が普通高校である仙台育英に通学可能な心身の状況であれば、平日の登校が可能で図書室なども使えることから校風になじめそうならば魅力的な選択に感じます。(履歴書などでは普通課程と区別した表記は不要です。)しかし、家からの外出が困難な体調でしたら、自宅で試験を受けられる高校を選択なさることが良いでしょう。 以上、ご参考まで。
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補足もお礼もありませんので、こちらから書き込みさせていただきます。 「通信制へ転校したい」と書かれていますが、それは、あなた個人の思いであり、ご両親は納得されているのでしょうか。 また、各校の情報をお調べのご様子ですが、授業料は私立であれば通信制でもかなり高いですよ。年間40万前後は必要かと思います。 高校中退が多いのか、広域性の通信制高校は昔に比べると非常に多いです。昔は、NHK学園高校くらいしかありませんでした。 私立の良い面は確かにあります。毎日や毎週、中には行きたい日にだけ登校すれば良いという学校もあるようです。これは、全日制高校のように「しばり」をなくし、その生徒のペースにあわせて勉強できるようにしているからです。 卒業を3年間でと考えられているなら、通信制高校はあまりお勧めできません。理由がわからないので、一概には否定しませんが、本来「自学自習」、つまり、独学が原則になります。 サポート校が充実していれば、先生に質問する機会も多いでしょうから、自ずと卒業率も高くなります。 学校の評判は、その人がどの程度学校に期待していたかにより違います。よって、あまり役には立たないと思います。あなたが入学してみないことにはわからない、というのが回答になるでしょう。 3に書かれているような学校を、あなたはどのように思いますか?単位認定のテストが自宅でテキストを見ながら解答して、単位が認定されても意味がないでしょう。普通、試験は、テキストを見ないで受けるものでしょう。中学や高校で、そのような経験はされましたか?。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 結局はどこに行っても自分の強い意志が一番だと良く理解できました。 進路については、これから親と話すつもりです。
#2です。 試験はまだ受けていませんが、聞いている範囲でお答えします。 S校の場合、レポートに出題された中から出題されるそうです。ですから、試験勉強はレポートの見直しが中心となりそうです。合格点は、30点。29点以下ですと再試験。ただ、おもしろいのは、何度受験しても同じ問題しか出ない、新たに問題を作らないという制度です。だから、試験結果は通知されても答案用紙は返してもらえません。 受験資格も決められています。一定範囲までのレポートが提出されていなければ受験資格がありません。 全日制と比較すれば、全日制のほうが卒業するのは一番簡単でしょう。
お礼
通信制のテストの仕組みが良く分かりました。 ありがとうございます。
今年4月に京都府立S高校通信制に入学したものです。 丁度、入学して2週間くらいですので、詳しいことは書けませんので、お許しください。 入学手続きに行った日に先生から聞いた話ですが、「昨年1年生の担任をしました。入学時43人でしたが、3月の登録日(次年度の学習する科目を登録する。登録しなければ、勉学の意志がないということで除籍)には34人、その中で、1年生の必修科目すべて合格したのは、たったの5人です」と聞かされました。 要するに登録日に登校しなかった9人は、自動的に除籍。自主退学。 まともに2年生に進級したのが、たったの5人という状況です。 スクーリングは4月のせいか、結構多くの生徒が登校してきます。 先生によると、6月くらいになると生徒が少なくなるそうです。つまり、スクーリングに来なくなるということらしい。 レポートも教科や科目によりまちまちです。英語や数学は中学の復習のような内容です。生徒ですが、真面目そうな人もいれば、本当に勉強する気あるのか?と、疑いたくなる人もいます。 公立は、時間には厳しいですから、スクーリングの欠席やレポート未提出は完全にアウトです。「来るものは受け入れ、やる気のないものは追わない」といった感じです。授業中でも勝手に出て行く生徒がいても止めません。単にその生徒が欠席になるだけです。 私立の通信制高校の情報はありません。 卒業率が低い、というよりも「中退率が高い」というほうが正しいかも。。。 回答にならなければ、お許しください。
お礼
公立そして最後まで続けることの難しさが、数字からもよく分かりました。 ありがとうございます、
お礼
早速、すべての質問に答えてくださりありがとうございます。 通信制高校、サポート校の全体像が見えてきました。 じっくり自分の進路を考えたいと思います。