- 締切済み
マルスについて
マルスは現存していない列車名などが収容されているようですが、なぜなのでしょうか?いらないものを省いていけばメンテナンス時に楽になるような気がするのですが・・・。 回答お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- twilight77
- ベストアンサー率78% (145/184)
あくまでシステム屋としての推測です。 列車名というのは一度きりの使い捨てではなく、後の時代に再度使用されることがあります。 たとえば、「さくら」は2005年にその名を冠した寝台特急が廃止になり現存しない列車名になりましたが、2011年の九州新幹線全通時に山陽新幹線に乗り入れる九州新幹線の列車の名前として再登場することが決まっています。 このようにリバイバル?で再使用することも考慮して、データを消さずに残しているのだと思われます。 もちろん、マルスシステムの中から現存しない列車名のデータを消すことは可能ですが、上記のように列車名を再使用することになった場合に、(データが消されていると)システム内に再度データを入力しなおさなければならなくなり、余計な手間と費用がかかることになりますから、そういった面倒を減らすために残しているともいえます。 (マルスのような大規模コンピュータシステムは保守費用だけでもバカにならない金額になりますので、余計なことはしないようにするのが経費節減の鉄則)。 特に列車名は、消えた1年後に再登場、なんて使われ方もありますので、そのたびにいちいちデータ消去や再入力を行っていたら面倒なだけですので、残しておいても損の無い情報といえます。 一見、システム中に使用されない列車名データが残っているのはメンテナンス時に手間が増えるように思われるかもしれませんが、マルスという大規模データベースシステムで最もデータ量を必要とするのは列車情報とそれに連動している座席情報(+切符情報)で、列車名というのは全データからすると微々たる物(列車名のデータ行が、使われない列車名の数ぶんだけ増える程度のデータ量)でしかありませんから、仮に使っていない列車名データがシステム中に多少あったとしても、全体規模からみるとデータ容量的にも処理的にもメンテナンス的にも全く問題にならないのです。
お礼
回答ありがとうございました。 保守費用もかなりかかっているのですね。