- 締切済み
鉋のかけ方について
鉋の掛け方についてお聞きしたいのです。 逆目にならないように鉋をかけるにはどうすればよいのでしょうか? 木表と木裏で掛ける方向が決まっているのでしょうか? 方向を変えても節の周りが逆目になったりする時がありますが対処方法はありますか?よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
みんなの回答
- blackblackmask
- ベストアンサー率30% (18/60)
>逆目にならないように鉋をかけるにはどうすればよいのでしょうか 鉋かけは非常に難しいですよ。プロの大工さんでも、逆目に苦しみます。 まず、基本的に 「刃が良く切れている事。」「台がよく調整されていること」 二枚刃の時は、「押さえがきいている事」ですね。 まず、「よく切れた刃」ですが、ただ、鎬をピカピカにしても意味がありません。 どれだけ刃先が砥げているかです。刃先が白く光らないとこまで研ぎあげましょう。 注意点ですが、刃の裏も重要で、刃の裏の先まできちんと砥がのっているかも重要です。 次に「台の調整」ですが、反っていたり捻ってたりしてるのは問題外です。定規をあてて、 光の透け具合で台を調整していきます。 「押さえ」ですが、きいていないと逆目が起きます。しかし、きかせ過ぎると、今度はつやが無くなります。この調整も難しいでしょう。 他にも、樹種によっては、刃先の角度や、台の仕込み角度も変えていったりもしますね。 続いて、木表・木裏についてですが、もちろん掛ける方向はあります。 基本は「ならい目」に。 以前の回答者様の言うとおりですが、案外そうも行かないときがあります。 「両逆」といって、節などで、目が逆転するところとかが出てきたりします。 その場合は、表、裏の方向ではなく、あくまで木の目に従ってかけていきます。 しかし、仕上げるという段階では、鉋を途中で逆方向にかけてしまうと、 鉋枕ができたり、つやがそこで変わってきます。 出来れば、逆目方向でも、逆目を起こさない腕が欲しいところで、その場合は刃や台が重要となります。 あと、逆目が起きやすそうなところは、ゆっくり鉋を引いていきましょう。 勢いよくひっぱるのは厳禁です。 それでも、逆目が起きそうだと感じたら、引くのをやめましょう。 傷は浅いうちに。 そのときに、同じ台や刃の調子で引くのではなく、押さえをきかせたり、刃の調子を低くしたりして、 逆目が起きにくいようにしてから、引きなおしましょう。どうしてもの時は、もう鉋屑ではなく、粉を出すくらいまで、刃の調子を低く、ゆっくり引いていきましょう。 もちろん、刃が切れなくなっていたら、すぐに研ぎましょう。 切れない刃は逆目の原因です。そこでねばって、余計状況を悪化させないように。
- charanke
- ベストアンサー率33% (7/21)
鉋を掛けるとき逆目にならないようにするには、No.1、No.2様が述べられているとおり、よく切れる鉋刃、調整された鉋台で鉋掛けすると逆目は出来難くなります。 木の根本側は元口、木のてっぺん側を末口と言い、 木の樹皮に近い方が木表、芯に近い方が木裏と言います。 木表の場合、末口の方から元口に向かって削り、木裏の場合は元口から末口に向かって削ると逆目は出来難くなります。 板目材を削る場合は、板の木表や木裏を見ただけでは、削る方向を判断するのは難しい場合、側面である木端(こば)を見て板目の傾斜方向を確かめて、木目の傾斜方向にしたがって削ります。 私の場合、どうしても判断がつかない場合は指で木を擦り判断しています。
- OldHelper
- ベストアンサー率30% (761/2514)
仕上げなら、刃をピカピカに研いで、刃の出具合を極力小さくして、 霧吹きで水をやって、一息に引きます。 中仕上げなら、節の周りは向きを変えて逆目にならないように引きます。 木目をよく見て逆目にならないように引く向きを考えて対応します。 鉋の刃は髭がそれるくらいに研いでおくことです。
お礼
ありがとうございます。刃をピカピカにやってみます。
- gh123-2009
- ベストアンサー率41% (219/533)
木の逆目は木の生えている状態で上下の方向です。 これを防止するには、裏歯(http://www.h5.dion.ne.jp/~s-stream/tool2.htm)の位置を調整して行うのが一般に行う方法です。 その他木の乾燥状態、引く時の速さや削る厚みでも条件は変わってきます。 しかし、万全というわけではありませんので、本来の刃が良く切れることが絶対の条件です。
お礼
ありがとうございます。刃を切れる状態ですね。
お礼
ありがとうございます 木表は末口の方から元口方向、木裏の場合は元口から末口に向かって削るんですね。