ListenerとAdapterの関係がよく分かりません

質問

実に初歩的な質問なのですが、Jappletを使う際、ListenerとAdapterがどうしても混乱してしまいます。

keyAdapterやmouseAdapterを使いたいとき、リスナー登録というものをするようですが
例えば、ActionListenerを使う時は、ActionAdapterというものは使わない気がします。
これらの違いは何なのでしょうか。
また、Adapterを使わずに、keyListenerやmouseListenerのみで、Adapterと同様の動きをするプログラムは作れますか。

簡単な例でいいので、ご教授おねがいできないでしょうか。
それではよろしくおねがいします。

回答No.1

noname#94983 · ベストアンサー

Listenerというのはインターフェイスだ。これは、implementsすると、すべてのメソッドを実装しなければいけない。となると、例えばものによっては「１つのメソッドだけしか使わない」というときでも、空のメソッドを３つも４つも書かないといけないことになる。例えばマウスクリックだけしか使わないのに、MouseListenerをimplementsして「あ～めんどくせ～」とかいいながら使いもしないmouseEnteredだのmouseExsitedなど書くのはバカらしいだろう。

これは面倒だってんで、あらかじめListenerをimplements済みにしてあるAdapterを用意した、ということ。これなら、使いたいメソッドだけを書けばいい。Listenerのように、使いもしないメソッドまで全部書く必要は無い。要するに「面倒くさい人向けの、Listener組み込み済みクラス」であって、「面倒くさかったら、こんなんありますよ」というだけなので、別にこれを使わずListenerを使ったってぜんぜんかまわない。

では、なぜActionAdapterはないか？というと、ActionListenerには１つのメソッドしかないため。これを使う場合は、必ずこのメソッドを書くことになる。したがって、Adapterをわざわざ用意する必要が無い。というわけで、Adapterは、メソッドが２つ以上あるListenerに対してのみ用意されている。

お礼

なんだかややこしいですが、Adapterというのは便利で汎用的なメソッドなのですね。
小難しいですがなんとか使いこなそうと努力はしてみます。

ありがとうございました。