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高齢の入院で食欲がなく吐き気も多い状態について
- 75歳の母が昨年11月から総合病院に入院しています。糖尿病のインシュリン注射で対応していましたが、最近は食欲が落ち込み、吐き気が増えています。
- 食事やリハビリを中止し、点滴を再開するなどの対応をしていますが、原因は不明です。手足のむくみも出てきており、鼻から管を入れて流動食にする必要性も話されています。
- 質問としては、鼻から管を入れると今後自分で食べることができなくなるのか、母のケースでも同じことが起こるのか、また、転院が可能かどうかです。
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質問者が選んだベストアンサー
延命処置に関してはどこか別のカテでケースバイケースと書いたことがありますが、 質問者様のお母様の場合は、明らかに延命処置ではないと思います。 基本的にもう手の施しようのない末期的状態で、その処置を行っても 延命効果が数時間から数日の場合が、延命処置といえるんじゃないかと考えます。 鼻から管を入れいわゆる経管栄養の状態になっても、全身状態が改善したら、 いつでも管をぬき摂食可能です。 つまり自分で食べれるかどうかは管を入れる行為に左右されるわけではなく、 あくまでも今体を蝕んでいる疾患の状態によります。 さて、一番の問題は転院でしょうね。 (1)現在の病院・担当医師の許可 (2)家族の意思統一 (3)受け入れ先の病院さがし (1)は(2)(3)がかたづいていればそう問題はないと思います。担当医は病状の把握に 苦慮しているわけですし、セカンドオピニオンの考えから言っても、 反対する性質のものではないと思います。 (2)は一見問題なさそうですが、例えばの話ですが、転院先でかえって病状が 悪化した場合、やっぱり転院なんてさせなかったら良かったと言いだす人が でないように、事前にしっかり意思統一を図るべきです。 で、こういう場合ネックとなるのが(3)です。 担当医がこの人はこの患者さんは○○が疑われるので、うちより専門の ▽▽に転院させましょう、というのなら問題ありませんが、現在のお母様の状態は どうしてこういうようになったかわからないわけで、ということはどの病院が よりよいかということもわからない。 そうすると受け入れ先としても、うちがお役に立てるとわかっているなら 積極的に受け入れるけど、そうでないならと、消極的になりかねません。 ただでさえ人気の病院は(その病院が役に立ちそうな)入院予約患者をいっぱい 抱えていて、なかなか他院からの良くわからない患者さんにまで手が廻らないことが 多いのではないでしょうか。 かといって、がらがらの老人病院に移っても仕方がないし。 ということで、転院先のめどが立ってからことを進めてはいかがでしょうか。
補足
さっそく、ご丁寧な回答をありがとうございました。 >全身状態が改善したら、いつでも管をぬき摂食可能です。 これで、半分は心配がなくなりました。 家族の意思統一はできていますから、転院先のめどが重要となりそうですね。 転院は家族のみならず、複数の母の友人等も一つの方法とアドバイスをしてくれました。 家族が一番問題にしているのは、「吐き気>食欲がない>しかし原因不明」の部分です。 そこを集中して検査して頂きたいのです。再度主治医にその辺を主張してみます。