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漫画家志望の弟のことについて
私の弟(33歳)について相談させて下さい。現在父の会社(金属貿易)にパートで勤めており、マンガ家になりたいとのことで毎日部屋で作品を書いているようです。しかし年齢も年齢なので回りが心配しています。 「才能があればもうとっくに開花しているはず。あきらめさせた方がいい」とも言われるのですが、問題はもっと前の段階なのです。 弟は出版社への持ち込みも一時期やっていたようですが、今は全くそんな様子は見えません。投稿等もしていないようです。人に自分の作品についていろいろ言われるのが嫌で、完璧な作品を書いてから世に出そうと思っているのかもしれません。要するに才能どうこうの前に、人に見せないので始まらないのです。 性格もかたくなで、アドバイスするのも難しい状況です。実は私はCGや映像制作の仕事をしており、職種的にはマンガ家に近いかと思うのですが、そうすると弟は母に「兄貴は好きなことをやって食えている。オレはついていない」とこぼすらしく、私からの言葉も聞いてくれそうにありません。 ただこのままでは弟の人生だけでなく、父母の不安も消えません。よかれと思って自分の会社に入れた父も不機嫌な顔をして出社する弟を見て「入社させてよかったのだろうか」と悩んでいます。 どんな言葉をかけてあげればよいのでしょうか? 弟の心を解きほぐせるような言葉があれば授けて頂けないでしょうか。
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はじめまして。 33歳ですか・・・ プロデビューはムリとは言えませんが、かなり不可能に近いものがあります。 出来るとしても、ギャンブル（パチンコ・マージャン）雑誌や成人指定のエロ雑誌（もちょっと厳しいかも・・・）や風俗系の雑誌ぐらいでしょう。 まずまんがは他者に見てもらってナンボのものです。 他者の目に触れることを忌避している時点で、すでにマンガ家になることは不能です。 それは同人誌製作でも最終的には読者の目に晒されることとなるので同じです。つまり同人誌作家にもなり得ないと言うことです。 他者の視線を忌避している創作は商売にはなり得ませんせんし、向上もありえません。恥をかいてヘタだと自覚して画力は向上します。 周囲の森羅万象、歴史、流行、科学知識、社会情勢、ありとあらゆるものに興味を抱き、知識として吸収しなければ物語は創れません。 現状の弟さんの行為は幼子の落書きと大差ありません。 ＞「兄貴は好きなことをやって食えている。オレはついていない」 キツイ言い方になりますが、最低の輩のセリフです。 お兄さんは努力があればこそ今の地位があります。 弟さんは何も努力していません。動いていません。そんな人間にツキはあり得ません。 正直お兄さんは怒鳴り返しても良いと思います。 弟さんはお父様の会社に入社なされたのですね。と、言うことは結構裕福な家庭ですね。 甘やかしすぎです。 遅くとも28歳頃までに無理矢理でも断念させるか、期限を区切って今年中にデビューできなければ独り暮らしして自分で生活費は稼げ、ぐらいの家族と本人の決断があってしかるべきでした。 それまでに持ち込みや投稿をしていて、一定のレベルのものが描けていれば当然賞を受賞しますし、担当も着きます。アシスタント先の紹介などもあります。それがなかったのなら、正直「使えない」レベルでしかない、と言うことです。 経済的に安定しすぎているから余計甘えるのです。自力で稼ぐ必要もない状況にあるから必死さがありません。 時間にも余裕があるので停滞から抜け出れないのです。落書きが出来るような労働しかしていないから、落書きしかしません。 ＞どんな言葉をかけてあげればよいのでしょうか? 弟の心を解きほぐせるような言葉があれば授けて頂けないでしょうか。 家族もお兄様も甘すぎましたし、今も甘すぎます。 心を鬼にしないとならない時もあります。 弟さんの顔色を伺うお父様もお父様です。一番厳しくしなければならないがお父様なのですが・・・ 不要なぶつかり合いは避けた方がいいのですが、ぶつかり合いが必要な時もあります。言い合う、怒鳴りあう、殴りあうしなければ分かり合えない、判らない者もいます。 一度生きるのも精一杯の状況に置かれないと解らない輩もいます。 このタイプは正直難しいです。 他者の言葉に耳を傾けない者に何を言ってもムダです。 本来なら実力行使しかないのですが、おそらくご家族はそれが出来ないでしょう。 ただ、それは優しさではありません。弟さんを生きながら腐らせるだけの放置と同じ行為です。 まず弟さんのご機嫌伺いはやめましょう。 言えるのはそれだけです。 その業界で32年生きている者からの進言です。
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- norika25
- ベストアンサー率14% (14/96)
まず、親御さんと同居なんですよね？ 一端、家から出したらいいのではないですか？ 家賃も、水道光熱費も食費も 皆、自分の稼ぎでやらせ、その上での マンガ修行なら問題ないでしょう。 親元にいて、ぬくぬくとした環境にいたら、立派なマンガも書けません。 生活の厳しさを体で覚えさせなければ、いつまでも「夢見る夢子さん」のままで終わってしまいますよ。
お礼
弟は美大を卒業したあと、最初に就職した会社を試用期間中に クビになってしまいました。それが傷ついたのかなんなのか、以後 きちんと就職せず(できず?)いろいろなバイトや派遣を転々としてから 実家に帰って来ました。 帰って来た時の弟の容貌も言動もすっかり荒れ果ててしまっており、 手が付けられない様子だったのです。その頃私は東京 で一人暮らしだったのですが、最近実家の近くに引っ越して来て 深刻さを感じました。 ただ皆さんがおっしゃるように家族のアプローチが甘過ぎたのかも しれません。期限を区切るべきでした。私は今父母からこの件について 相談を受けているのですが、方針を変えるように話してみます。 職業にできるかはともかく、マンガを書き続けたいのなら生活も 収入も自己責任にするように提案してみます。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
うーん、今の世の中の基準で言えば「恵まれてる」と思いますね。 それに周りの皆様の目が温かいです。 基本的に家族関係として「問題はままあるけど、良好な関係」と見て宜しいのではないかと思われます。 「好きなの」と「売れるの」とは全く違います。 まずはそのことを理解してもらうほうがいいですね。 …ご職業柄、そこのところは話していらっしゃるとは思いますが。 先に言いましたが、弟さんは「恵まれている」と思います。 それゆえに「不満の捌け口」が多いのですよね。 だから「その先」に飛んでいくことが出来ない。 色々と理屈をつけて、自分への打撃を受けないようにしているのだと思います。 私は「精魂込めた作品」を、漫画賞などに投稿することをお勧めします。 もしそれでダメならば、職業漫画家は断念していただいたほうが良い。 挫折が無ければ先には進めません。 夢というのは恐ろしいところがありますね。 ですからなおさら、他人への表明というものが大事です。 挫折や経験は、必ず先の未来に役立つものです。 心を鬼にして、人生の、そしてクリエイターの先達としての冷静な判断を行うべきでは無いでしょうか？。
お礼
> 基本的に家族関係として「問題はままあるけど、 > 良好な関係」と見て宜しいのではないかと思われます。 少し前まではそう評価できたと思うのですが、父ももう65です。 会社は弟を入れて4人しかいません。今後会社を続けるのかどうか 判断しなくてはいけません。特に昨今の不況をモロに受けている 業種ですのでなおさらです。 弟は残念ながら話を聞かんです。最近は家族がマンガの話 (弟に関係あってもなくても)をするだけで面白くない顔をします。 しかし、もしかしたらあきらめさせることも救いなのかと思いました。 本人が自ら前に出ない以上は。皆さんの回答を見てそう思いました。 ありがとうございます。
- horihori5
- ベストアンサー率0% (0/10)
私の弟も漫画家志望です。まだ年齢は若いですが、結婚をしておりますが無職です。 何とか妻のやりくりで（妻も漫画家志望）二人で力をあわせて夢に向かっている状況です。 二人でお金にも困らず、今のところ何とかやっていますよ。誰にも迷惑かけていないなら続けさせても良いんじゃないですか？ 私は弟のことを心配もしていませんし、そんなに熱中できることがあるなんて逆に凄いと思ったりもします。 綾小路きみまろみたいに歳いってから開花するかもしれないですしね。 良いんじゃないですか、そんなに心配しなくても。
お礼
ははっ、ありがとうございます。他の方の回答を 見て自分や両親の判断が間違っていたと思い 少し悲しい気分になってのですが、horihori5さんの回答を見て 明るい気分になりました。 horihori5さんの弟さんはきっと人間的な魅力のある人なんでしょうね。 デビューできるかどうか、成功できるかどうかの前に 夫婦として愛し合うパートナーがいることがすばらしいと思いました。 すてきです。ありがとうございました。
- mama4615
- ベストアンサー率18% (987/5267)
初めまして 二児の母です。 まず ご両親の会社に 弟さんを入社させた事が そもそも間違いでしょうね。 他の社員は どう思うのか 考えてみて下さい。 ご両親も いつかは 背だい交代しなくてはなりません。 パートであっても 在籍していたら 跡継ぎだと思うでしょうし、 お取引先も そう思うでしょう。 会社の信頼性に欠けますよ。 一般の人と同様に扱っているのならまだしも、不機嫌な顔で出社し 仕事していたら 一般の人は罰せられ、最終的には解雇でしょう。 33歳にもなって 一般的な事も分からないのでは どの世界にも籍はありません。 貴方の繋がりで 一度 弟さんを連れて 漫画を見て貰ってはどうです？ 将来の夢も 現実を見なくてはならない年齢は とっくに過ぎてますから、期限を決めて作品を仕上げ、見て貰い、その結果で決めたらどうですか？ 期限が必要なのは 作家になっても ある事ですからね。 期限が。。と弟さんが躊躇するのなら その時点で夢は夢で終わりますよ。 まずは 解雇が先でしょう。 あれこれ揃ってしまうから そんな夢を追いかけるんですよ～、33歳で御実家に居て パートで生活出来るのですから。 一般サラリーマン家庭の 子供が33歳で 実家に居る事は可能でしょうけど親は年金生活に突入の頃でしょうから 弟さんみたいな生活は不可能なのです。 厳しい選択であり 弟さんにとっては 嫌な事でしょうけど 今ここでどうにかしないと 弟さんは 他社に就職も出来ないし、会社を継ぐにも 社員がついてきません。 跡継ぎになるには 社員よりも早く出社して 社員の嫌がる仕事を自ら引き受け、２倍以上の労力の積み重ねで 信頼を得るしか無いでしょう。
お礼
> 貴方の繋がりで 一度 弟さんを連れて 漫画を見て貰ってはどうです？ そうですね～。どうせ家族が言っても聞かないから 第三者のプロの意見を言ってもらわないと区切りがつかないでしょうね。 段取りしてみます。 正直父は弟のことを跡継ぎとは見ていません。というより入社の際に 「デビューしたら会社を辞める。それまでは勤める」という 条件にしていました。それが甘かった・・・を通り越して 弟を今の状況に固定してしまう原因になってしまったのでしょう。 私はマンガ書いてないですが、結局どんな仕事もお客さんとの コミュニケーションの結果が換金されて報酬になるのだと思ってます。 ところが今の状態だと一人で部屋で書き続けることが可能になり、 いつまでたっても外部とコミュニケーションを取らないで 生きていけます。父と母は心配しそうですが、マンガでなくても いいから自分で仕事を見つけて外に出るように言ってみます。 どうもありがとうございました。
お礼
> 弟さんはお父様の会社に入社なされたのですね。 > と、言うことは結構裕福な家庭ですね。甘やかしすぎです。 いえいえ、あまり裕福という自覚はないですが・・・。父は50を過ぎてから起業しました。それまでコツコツと開業資金を貯め、私と弟が大学を卒業するまで待ち、妹が卒業するまでの学費を確保してからそれまで勤めていた会社を辞めました。(だから私や弟が子供の頃は普通のサラリーマン家庭です) 本当は私が最初父の会社に誘われたのですが、私は映像の仕事をしたいからと断りました。父はすっぱりあきらめてくれました。 その一方で工場に派遣で勤めては短期で辞めてしまう弟を心配し自分の会社に入れたのです。でも身を入れません。私から見ても歯がゆいのです。tama80jiさんのおっしゃることは真実だと思います。業界のことや、28歳という区切りについてもそうですね。もう限界の時期はとっくに過ぎてしまいました。何かを決断しなくてはいけません。弟は荒れるでしょうがこのままでは父も、一緒に会社をつくった母も報われません。厳しく考え直します。ありがとうございました。