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統合失調症:詐病か本当の病気か、虚偽性障害か
30近い男性です。 22歳頃から「声が聞こえる」「憂鬱になる」などの症状が「現れ」、 当初はあがり症で通っていた総合病院の精神科で「統合失調症」の診断を受けて 3年間治療し、その後父の縁故で知人の精神科医にかかって4年、現在に至ります。 現在の診断名は「統合失調感情障害」とのことで、幻覚妄想は消失しているものの、 感情がハイになる傾向が極めて強く、デパケンR800mgとリボトリール4mgを服用しています。 所謂抗精神病薬は一切服用していません。主治医の話ですと、統合失調症の部分に 関してはほぼ寛解と云って差し支えない、とのことです。 さて本題ですが、私は当初、あがり症、つまり教室(高校&大学)で発表や朗読をする際に、 異常に緊張するということがあり、不安を解消したいと思い地元(首都圏)の 総合病院で治療を開始したという経緯があります。これは本当なのですが、 その後私は自分が所属する学部の内容が本当に自分のやりたい勉強と全く違う方面でしたので、 次第に勉学の意欲は失せ、2年生の後期試験で留年を確信しました。 そこで私は留年ということが「普通に」生じたならば、両親から厳しい叱責を 受けるということを知っていたので、こともあろうに統合失調症(当時の精神分裂病)を 装うことを画策しました。卑劣漢の私は精神病というクッションを置くことで、 「普通ではない」留年を化学合成しようと考えた、と。 両親は私が小さい頃から厳しさが尋常ではなく、中学受験の成績のためには、 特に母がそうでしたが、日曜テストの結果に赤丸をつけて、何時間も怒鳴り、 刃物沙汰的な体罰、大切なゲームボーイも「勉強の妨げ」とのことで 叩き壊されました。結果、有名一貫校に受かりました。この時点で間違って いたのかもしれませんが。毎日怒声が聞こえて、さぞ近所の人も不審に 思っていたことでしょう。子供の私にも分かりましたよ。 話を戻して具体的には、演技が得意でしたので、当時の主治医(TVにも 出るような有名な人。新聞にも載りました)に、「声が聞こえる」だの、その具体的内容も 十分に吟味し、入院措置は避ける方向で、かつ、いわばモラトリアムを延長し、 「何もしなくてもいい」地位に安住するために詐病を見抜かれぬように巧妙に症状の アップダウンを使い分け、休学等をしつつ暮らしていました。当然抗精神病薬が処方されました ので、実家暮らしということもあり、毎日処方された薬を飲み続けました。 一向に治る見込みのない主治医の治療に疑念を持った父が、見かねて知人の精神科医が 医局長として勤務する病院を紹介してくれました。転院後も、辛そうな顔を使い分けたり、 今考えれば酷い、地獄の底に突き落とされ、永遠の業火で焼き尽くされても仕方の無い 詐病行為を行なってきました(現在進行形)。 しかし虚偽性障害というのは恐ろしいもので、自分では詐病と思って演技していたはずが、 どうやら本当に統合失調症と躁うつ病の併発というかたちで(冒頭の「統合失調感情障害」)、 罹患してしまっていたようなのです。ミイラ取りがミイラ、といいますか。 かなりの奇行や奇妙な言動、独笑(空笑)、ひそめ眉もあります。 しかし結果として失ったものは、20代という貴重な時間、有名私大の学生という「身分」、 転部すれば得られたかもしれない将来への切符、友人たち、頭の思考力など…。 何も良いことはありませんでした。当然の結末ですが。神の裁定です。 お訊きしたいのは、このような一切合財のことを、現主治医に明かすべきかどうか、 ということです。詐病と知ったら主治医はものすごく落胆する、というか裏切られた、 と思うでしょう。しかし疑問は、主治医(40歳代)と私は半ば先輩後輩のような診察ですが、 通産7年間シッカリ統合失調症として、かなりキツ目の分量の処方をされてきましたので、 詐病と知りつつ2人の医師(出身大学が異なる…)が精神病として処方するのか?という点です。 自称うつ病、あるいはある種の境界性パーソナリティー障害の人たちに、担当医も、 本当のうつ病ではないと分かりつつも、抗うつ薬や抗不安薬を処方するという話は ありますが、統合失調症でもそんな、危なっかしい薬を処方し続けるのか、ということ。 それから、今一応寛解していますが、それの心理的防御反応として、まさに発症のきっかけが 「脚色されてしまった」ということも考えられなくもないですね。 ちなみに躁うつのほうは詐病ではなく、実際に家族や周囲の人間が 迷惑している、と訴えるほどの症状ですので、これは間違いないと思います。 本当に統合失調症で苦しんでいる患者さんたちには怒り心頭の 内容と思いますが、どうか幅広いご意見、ご教示ください。
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>このような一切合財のことを、現主治医に明かすべきかどうか、 それはもちろん、明かすべきと思います。理由は、隠していることにメリットがないからです。逆に明かすことでのデメリットは感じられません。もちろん勇気は必要ですが。 あなたの今後の幸せのためには、全てを明かしてその先の人生を考える方が得策と思いますし、何よりも、これだけ長い期間隠し通してきたということそのものに、あなたとあなたのご家族の中に存在する、ある種の「病理」が隠されており、そここそがあなたがクリアすべき本当の課題だと考えられるからです。 真実を明かしたとして、医師に申し訳ない気持ちや、医師がどういう反応をするだろうか(怒るだろうか・・・とか)、とご心配な気持ちは分かります。でも、本当に心ある医師ならば、何故あなたがそうしなければならなかったのかを、あなたと一緒に考えてくれるはずです。決して叱責されたりするようなことはないと、私は信じます。
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- kuniyan92
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今の私は50半ばを過ぎた年齢で先の事を考えると生きている事を辞めたくなる事がありますが人生の最期迄に又幸せな時がやってくるかもと頑張っています。私は若い頃から社会不安障害です(その病名は最近確立されたもので貴方もその可能性は大です)今までは医師も含め自分も性格のせいだと思っていました。娘は20才で乖離性同一性障害及び統合失調症との医師の診断で国立大を休学中です。妹18才は「うつ状態」との診断で高校を不登校の末退学しました現在は何もせずニート状態で食事以外は何もせず殆ど一日中ベッドにいます、家族全員が心の病です。此方サイドの話が長くなりすみません。貴方は現在、学生かお勤め又はどちらでもない状態ですか?それに拠っては判断が変わってきますが私は医師に告白はしない方が良いと思います、その事により医師のプライドが傷つき信頼も無くす可能性があると思います、1から違う病院に行くのですか? 過去の事は忘れて此れからの事を考えて行かなければならないと思うのです。お話によると現在(過去も)精神的又は心の病があるのでしょう。 此れからの治療を重視し医師には詐病を告げるより現在までの経緯(家庭等の虐待や学校での事情)による症状や行為を話しましょう、あとは医師の判断に任せましょう、貴方が白状しなくても経験豊富な医師ならある程度察しはつきます。貴方の場合は辛さから逃れる詐病ですこの場合は病的です(元々詐病と仮病は捉え方が違います)現在大切な事は今、病んでいる病気・心を良い方向へ持っていく事ではないでしょうか。過去に捕われている場合ではないですよ。