再犯率の根拠
よろしくお願いします。
再犯率が高い・低いって、何を根拠にしているものなのでしょうか?
よく、性犯罪や麻薬常習は再犯率が高いと言われています。
以下に令和2年度の犯罪白書が公開されていたので、読んでみました。
https://www.moj.go.jp/housouken/housouken03_00027.html
性犯罪だろうと思われる、「強制わいせつ」「強制性交等」について同一罪名有前科者の割合を見てみると、それぞれ7.6%, 3.0%となっています。これは刑法犯全体の14.8%と比べても、あまり高いような印象を持ちません。(恐喝の19.2%、窃盗の20.4%等と比べると更に低い。)
「第5編 再犯・再非行
5-2-1-3図 刑法犯 成人検挙人員の前科の有無別構成比(罪名別) 」
麻薬が対象と思われる、「覚醒剤取締法違反」を見てみると、同一罪名有前科者の割合が66%と高い水準にあるのですが、これは使用者だけでなく、輸出入・売買等も含めた数字となっていますので、「麻薬の常習」による再犯率までは判りませんでした。
「第7編 特集-薬物犯罪」
どのような情報を元に、再犯率が高い等の情報は出来上がっているのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。