- ベストアンサー
CPUの性能
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>コアあたりの速度でもCore2シリーズのほうがやはり速いのでしょうか。 Core 2 DuoやCore 2 Quadとの比較だとPentium 4とはコア数が違うので比較が面倒です。Pentium 4と同じシングルコアのCeleron 400シリーズで比較しましょう。 Celeron 400シリーズは一番最初に発売されたCore 2 Duo E6000世代で使用されていたConroeコアの廉価版であるConroe-Lというコアを搭載しています。これはConroeコアからL2キャッシュや一部機能を削除してシングルコア化したものなので性能的には劣っています。 ココからが本題なのですがCeleron 400シリーズとPentium 4を比較すると動作クロックが2.0GHzのCeleron 440と同じくらいの性能のPentium 4は3.0GHzくらいなんです。私はPenitum 4 640とCeleron 440を同じマザーボードで比較したことがありますがPentium 4 640が若干上程度でした。つまり、Celeron 440よりも1コアあたりの性能が良いCore 2 Duoはもっと高性能ということです。 Celeron 440(2.0GHz)≒Pentium 4 3.0GHzということは1コアあたりの性能は最低でも1.5倍ということです。最新のコアはさらに改良が加えられているし1コアでの性能比較は2倍前後は違うのかもしれませんね。 >コアあたりの速度が今使っているものよりも速くなるのはどのあたりからでしょうか。 発売中のCore 2シリーズで最安値のCore 2 Duo E4300(1万円弱)でも1コアあたりの性能では現在と同等以上ですよ。最安値が1万2千円前後のCore 2 Duo E7400だと2.8GHzになるので現時点の1.5倍近くになるんじゃないですかね。
その他の回答 (3)
- sugarp
- ベストアンサー率54% (721/1331)
ちょっと詳しく?書きましょうか。 CPUが1クロック毎に命令を処理できる数を「IPC(Instruction per Cycle)」と 呼ぶのですが、まずこれが「Pentium4」と「Core」では違います。これに コア数は関係ありません。シングルコアあたりの比較で、です。 IPC×周波数=CPUパフォーマンス、という式が成り立ちます。 もちろんIPCだけでは決まりません(使える命令セットなど)が、1つの比較 要素であることは明らかです。 なので、同じ演算能力をもたす場合、Coreシリーズの方がクロックを 遅くできます。よって、消費電力を少なくできます。これがインテルが Coreシリーズを開発した基本理念です。 尚、元々はノートパソコンを発熱をさせないで高速化する為に作られたとも 言われています。 CPU内部の演算処理能力がそのままユーザの体感スピードと比例は当然 しませんが、同じクロックであれば確実にCore2 Duoの1コアだけの方が 速いです。 単純なCPUベンチマークでは(もちろんシングルコアで)1.5倍は速い気が します。体感的にそこまで分かるかどうかを言われるとちょっとアレですが、 そういうことです。 とりあえずそんなところで。
お礼
つまり仮にIPCが2倍になれば、同じ周波数において速度は2倍になると言うことですね(理論上のはなしで、拡張命令など一切無視した場合) なるほど、そういう言葉があるとは知りませんでした。それも踏まえてもう少し調べてみることにします。 詳しい説明、ありがとうございました。
- BONUSU
- ベストアンサー率24% (78/323)
単純にクロックの比較であるなら、 最新のi7・965Eも同じ3.2GHzですね。 でも実際にPCで使用する場合は、 簡単なアプリケーションであっても 一つの計算処理で済むはずもありません。 複数の計算処理を同時進行出来たほうが 当然早いわけです。 よって従来のシングルコア<デュアルコア<クアッドコア というふうに「同時進行できる計算数が多いほうが優秀」と 言われるわけです。 注)実際は少し違いますが、単純な考え方として…です。 よってご質問の「コアあたりの速度」は実は早くなっていません。 しかし「実用上の速度」はCore 2 Duo E6600あたりで すでにPen4・3.2GHzは超えています。 注)これまた必ずしもそうではありませんが、目安として…です。
お礼
そうなんですよねぇ。。。 結構バリバリ計算してくれているのですが、タスクマネージャーでスレッド数を見ても1ですし、HT有効時だと使用率が50%(CPU1が100%でCPU2が0%になる)までしか行かないことを見るとDualCoreにしても1つのコアしか使えないのだと思います。(動画変換などだと、きちんと100%になりますが) 実用的な場面としてはそんなに困ってはいないので特殊な環境だとは思いますが仮にコアを1つしか使わないものとしての比較をお願いしたく思います。 (余談ですが確かWindowsにも敢えてコアを1つしか認識させないようにする方法があるとか……) 早急な回答、ありがとうございました
- sugarp
- ベストアンサー率54% (721/1331)
Core2シリーズの方がかなり大雑把ですが、おおよそ1.5~2.0倍ほど コアあたり速いと思います。クロックあたりの速度が全然違います。 同じ775ソケットでも、Core2に対応しているものと対応していない ものが(周りのチップセットが)ありますので、Mainboardの欄の 画像をいただけますでしょうか。 対応していないマザーのソケットには物理的にCore2は差し込めても 全く動作しません。
お礼
チップはP35でCore2シリーズの対応は確認してあります。 クロックあたりの速度が上がっていることは知っていましたので、おそらくおなじ3.2GHzではCore2のほうが速いとは思いますが、予算があまりないのと、 クロックあたりの速度と言っても殆どは2コアを使った場合のものと思っていましたので一応質問しました。 早速の回答、ありがとうございました。
お礼
なるほど。最近のCeleronはやけに性能がいいと思ったらCore2シリーズのコアを積んでいたのですか。それは知りませんでした。 実際に測定されたと言うことなら信憑性はピカイチですね。 ぱっと見てE7400でも12,000円くらいで売られているのを見るとそこまで掛からずにグレードアップできそうですね。今後はお財布と相談です(^^; 大変詳しく、更に分かり易い説明誠にありがとうございました。是非とも参考にさせていただきます。