元人事労務です。
まず、時給の金額などが明確なもの(雇用契約書が一番良いですが、多分ないでしょう)と合わせて、タイムカードのコピー、等を持って、賃金未払として所轄する労基署へ相談された方が良いと思います。事実内容を確認してもらう他、何かあった場合の「公の証拠」ともなり得ます。証拠作りとしても必ず行ってください。
方法論としては「担当者と話しをして、支払がなされないようなので労基署へ行く」と宣言して、労基署へ行きましょう。そして労基署から問い合わせがあれば、質問者さんの本気度が会社に伝わります。
(1)労基署から会社へ是正の通告がなされます。
また、結果確認をなされますから、「まともな会社」であれば是正の通知があった時点で支払がなされると思います。
(2)悪質な場合、会社が「のらりくらりで、○○状態が悪い」などと難癖をつけて、確認のために支払わないといったような事をいう会社があります。
その場合、労基署に行った事実と支払われるはずである金額を内容証明にて会社に送って「絶対受け取る意志がある」と宣言しましょう。
(3)労基署へ行っても内容証明を送っても支払わない場合
少額訴訟や支払い督促などの方法があります。訴訟費用は勝てば戻ってくるのですが、支出時には自己で支払う形になりますから、より提訴額の半額で書類手続きのみで実施可能な支払い督促がお勧め(?)です。
賃金未払いは大抵の場合会社側は敗訴しますから、支払い督促を出して異議申し立てを会社が行い、通常提訴に移行することはあまりありません。また、支払督促の結果債権名義というものを取得しますから「債権差押命令」を出すことも可能です。
会社にとってはこれは勘弁して欲しい事ですから大抵「支払督促が出た時点」で支払うと思います。
要は本気度です。
感情では流されず、相手が不機嫌になろうが、敵対的な態度を取ろうが気にしてはなりません。
賃金を支払わない以上、まともな雇用関係にあるはずもなく、賃金を支払わない会社に恩義も感じる必要性すらありません。
私も以前の会社で給与が支払われず、のらりくらりの会社に対して「差押命令」を出して給与をもらいました。
※債権を分割して取引金融機関全部を差し押さえました。
お礼
お礼が遅くなってしまってすみません。 とても詳しい内容のご回答有難うございました! やはり、労働基準監督署へ行くのが一番良い方法なのですね? 過去にもそう言った事例がある悪質な会社なので、こちらも本気で立ち向かおうと思います! 丁寧なご回答、本当に有難うございました!