日本の子供の愛国心を高めるための 体罰は悪か、正義か

質問

「国旗、国歌意識して」
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/081102/lcl0811021913000-n1.htm
「先生がちょっと子供の頭をゴッツンとしようものなら、やれ体罰だと叫ばれる。これでは教育はできない」
http://sankei.jp.msn.com/life/education/081026/edc0810262325003-n2.htm

国の税金で成り立つ公立学校で国歌を歌わなくても何の罰もない日本。
多くの先進国で義務となっている国旗国歌尊重は日本の公立学校にはありません。
体罰は例外なくすべてが悪と断言できますか？
それともいい体罰もある場合もあると考えますか？
どちらに該当するかとその理由を教えてください。

回答No.1

raky753 · ベストアンサー

>体罰は例外なくすべてが悪と断言できますか？

この問題においては、「体罰も時には効果的となる場合がある」
と言えると思います。
気に食わないから殴るのではなく、恐怖政治のために暴力を使うのではなく、
「愛のムチ」として、殴るという行為の及ぼす結果を十分に考えた上の体罰は、
教育として効果があるものだと思われます。
一律に「体罰は絶対悪」が正しいとは思えません。

ただ、
「子供の愛国心を高めるための　体罰」
は、やめておいた方がよいでしょう。
悪とか正義とか以前に、「逆効果にしかならない」と思います。
以前、日本にはそういう時代がありました。（国民学校と言われていた時代です）
「日本は神である天皇の支配する素晴らしい国だ」とか、
嘘の歴史とかを教え、疑問を持つ生徒には問答無用で暴力で従わせました。
その結果どうなったか。

彼らが大人になったころには
逆に共産主義にかぶれたり左翼傾向が強くなってしまったんです。
なぜこうなったかと言えば、暴力で「愛国心は大切だ」と強制されても
児童は反発するだけだからだと思います。
「GHQの洗脳」だとかなんとか言われるかも知れませんが、
どう理屈を重ねようと、暴力で愛国心を強制しても、逆に反発される可能性が強い、と言うのは否定できない事実かと思います。

回答No.12

ryuken_dec

愛国心って何でしょうね。
国旗国歌尊重の有無が愛国心の基準とされると、ずいぶんとくだらないモノですね。
「国旗・国歌の絶対的尊重」が愛国心というものの基準とするならそのための体罰は悪いものでしょう。

日本の機密情報を他国に漏らし、国内で犯罪を犯しながらも国旗国歌さえ愛していれば愛国心があるのか？
日本の将来を憂い日本がこの変革する世界の中で生き抜くかを考えた末に国旗や国歌を捨てても得られる利があるという結論に至り、それに尽くす人は愛国心がないのか？

2つに分断されて戦争をしている2国があったとして、戦争をやめて1つの国になろうと言う人は愛国心が無いんですかね？その美しかった国土が戦争によって荒野になってしまうこと、多くの人が死んでしまうことが耐えられない。2国の統一を望む人は愛国心がないとでも言うのでしょうか。

愛国心というのは国(を構成する国民や国土や文化等)を愛することで、国旗や国歌を愛することではないと思うんですけどね。それが真に国のためになると考えるなら国旗や国歌をも捨てることもいとわない。それが真の愛国心では？

現代でもアフリカや朝鮮半島の独裁国家には国家の威信や国旗や国歌のようなモノを守るために国民を捨て石にするような指導者もいますが、そんなものは愛国心とは思えません。

nihonsekaiさんは北朝鮮やジンバブエのような国が正しい愛国心教育だというのですかね。

国旗・国歌至上主義者は「仏作って魂入れず」でしょう。

お礼

正しい目的があっても体罰＝暴力で厳禁、という発想の日本人は多いのですね。
参考になりました。
どれも参考になりましたのでポイントは先着順とさせていただきます
皆さん丁寧なご回答ありがとうございました。

回答No.11

Bayonets

愛国心と体罰をリンクさせる意味がわかりませんが…
リンクさせての質問は何故ですか?

愛国心を無くし、日本の歴史を改竄させたのはGHQ(米国)です。
自主憲法の策定と、反日思想に染まった教師を追放することからやり直さなくてはなりません。

お礼

国歌斉唱で起立した卒業生は170人中わずか1人です
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1108018.html
大阪・橋下知事、教員の国歌斉唱時の不起立に厳正対処の考
http://www.j-cast.com/2009/03/19037928.html

大阪知事の考えが正しいと考えるのが普通ではありませんか？

回答No.10

bananasand

＞それともいい体罰もある場合もあると考えますか？
予めいい体罰もあるのだとする場合はありません。それは、暴力だからです。体罰の後に、結果としていい体罰と言える場合はあるでしょう。
しかし、体罰前に、体罰できる要件と体罰の方法を決めておくことは出来ません。

一方で、No9の方も記載してますが、「なぐるなら、なぐってみろよ。教育委員会に言ってやる。」と詰め寄る子供には、もはや学校教育法第35条を適用すればいい話なのですよ。これの適用がほとんど無いのが実情。体罰が出来なくなった教育者側が怠惰なだけなんだと思いますね。教師が生徒に嘗められてどうするんでしょうかね。体罰が無くなった分、本来なら少年院（矯正目的）と普通学校（学習目的）の中間的な治療目的の教育施設が必要なんだと思いますよ。それがみんなのためであり本人のためでもあるでしょう。逆に、教師には、体罰に変わる伝家の宝刀を与えなかったらやってられんでしょう。根底には、平等、公平と差別、自由と責任の履き違えがあるんだと思いますね。

あと、愛国心を高めるため体罰なんて逆効果。
愛の鉄拳を放つ教師なら結構ですが、普通に体罰して愛が育つ訳がない。体罰を受けた生徒が公務員である教師の背後にいる国をその体罰によって愛する心が育くまれるとは思えませんが・・

回答No.9

sirousagi1

日本国民でありながら、国家、国旗を否定する心情は理解できません。
日の丸、君が代を反戦のスローガンとして純真な子供たちへ刷り込むような教員は、はたして教育者として適切なのか疑問です。
君が代は国際試合のテーマソングではないですからね。
東京都は教員に対して厳格に行った措置は適切と思います。
思想信条から他へ就職できないから、公立の教師になった人も多数いると、（私立）高校時代に先生から聞いたここがあります。

さて、体罰として問題視され始めたのはいつ頃からだったのかと興味があります。発端は必ず存在すると思うからです。
私が小中高校生だった昭和５０年代には校内暴力はよく聞きましたが、体罰という言葉は聞かず、特殊性をもって騒がれることもなかったと記憶します。
小学校の警備員をしている叔父の話でも、小学生でありながら先生に「なぐるなら、なぐってみろよ。教育委員会に言ってやる。」
と詰め寄る子供もいるそうです。
先生としての威厳も地に落ちているようです。
暴力はよくない。どこからをそう例えるかでしょうけど、ちょっと小突く程度でも「粛清」を受けたように騒がれるようでは事態を収拾させるだけでも大変だと思います。
昨今騒いでいる親たちも悪いことをして「ひっぱたかれた」経験は大ありだったと思うのですが、それについてはどう思っているのか聞いてみたい気もします。
だいたい、子供を見れば容易に親が想像できます。子供の「鏡」は？ですからね。

私的には、愛国心と体罰は相容れないと考えます。
愛国心は、公共が意識できるかできないかに起因するのではないでしょうか。希薄な人が多いようです。
自分という立場だけを主張するのではなく、他人の為にと考えられることの延長に、国という存在にも考え方ができれるんじゃないかと思います。
これは、学校だけでなく家庭生活環境で自然と培うものと思います。
これが養えないと日教組教育の賜物としか思えないのは私だけ。？
愛国心＝大日本帝国を無理に連想させたがる人もいるようです。不思議です。
じゃ、他国については言及しなくてもいいんですかね？と思います。

体罰という言葉自体がよくないですが。
罰を受けるにもきちんとした理由付けは必要です。正座や廊下に立たせるのも体罰と言い張る親もいるようですが、何かカン違いをしているとしか思えません。
昭和の教師がやっていたことを見習った罰の与え方には賛成です。
それは、頭を小突いたり、出席簿で（角ではない）叩いたりしたこともあったと思います。これは「あり」でしょう。
しかし、殴ったら見方によると教師の「腹いせ」にしか思えない面にも感じられます。
私は程度の問題だと思います。

回答No.8

tooma37

＞多くの先進国で義務となっている国旗国歌尊重
　奨励している国家や努力義務（罰則は無し）としている国家や地方政府に判断を委ねている国家は結構聞きますけど罰則のある“多くの先進国”とはどこですか？

＞体罰は例外なくすべてが悪と断言できますか？
　できません。というか体罰の善悪を客観的に判断することが難しいから問題なんです。

　またご質問は体罰の是非と国旗国家強制の是非が混同されています。私は体罰は反対で国旗国家に関してはせいぜい罰則無しの努力義務程度が適切であると考えています。

　前者に関しては以下の二つが理由です
１、先述した通り“良い体罰”を選別して与える事が非常に困難である事
２、体罰の無い教育システムを各国で研究・実践されて（日本の問題はこれが極端に遅れている事です）おり“体罰無しでは教育ができない”という主張は単純に事実ではない事

　後者はこんな感じですね
１、憲法上の規定である思想良心の自由に反している可能性が高い事（特に罰則を設ければもろに黒です）
２、罰則を設けてまでの強制が本当に健全な愛国心の醸成につながるのか明確な根拠を見出せない事（国を愛さない人を非国民と罵るようなそれは醜悪だし不健全だと思っています）
３、個人的にも他人に小突きまわされて何かを愛する事を強制されるのは性にあわない事

回答No.7

noname#81228

体罰云々は別にして、愛国心はいらない。

回答No.6

hukuponlog

愛国心の問題と体罰の問題は，やはり分けて考えるべきでしょうね。
同じく，愛国心の問題と国旗・国歌の尊重の問題も分けて考えるべきでしょう。

さらに，愛国心というテーマを考えるときには，「国を愛する」とはどういうことなのか，を明らかにする（定義する）必要があると思いますよ。

例えば，先の大戦で特攻に行った若者達を軽侮するような言動は取るべきではないと，私は思っています。が，彼らの手記を読むと「自分を育んでくれた郷土，父母，友人，文化を守る」ために出撃するという人達の多いこと。これだって立派な愛国心だと私は思います。

そういう愛国心なら私にもあります。ただし，さらに厳密に考えれば「守る」とは何をどうすることか，という考察も必要だと思いますが・・・。

けれども一部の輩が言うような，「愛国心＝現在の政治の有り様を無批判に肯定すること」のような言われ方だったら，そんな愛国心は私にはありません。もちろん，外国にいると日本のパスポートのありがたみというか，日本という国のありがたみは実感として感じますから，現在の日本（の政治体制や戦後政治の歴史）を全否定するものでもありません。

国旗・国歌の尊重だって同じです。#2の方がドイツの事例を出されていますが，「多くの先進国で義務」というのも事実として違います。こういう「先進国」って大抵USとUKだけなんです。さらに「義務」って何をどうすることですか?

私はアメリカの義務教育諸学校には，それなりに詳しいですが，教室に国旗を飾っていない学校なんて普通にあります。それに国旗や式に対する考え方が日本とは全然違いますから比較したって意味がありません。

そもそも日本の学校のような式がありませんから，そういう式で国歌を歌う機会なんてありません。高校や大学の卒業式は，歌うとすれば「Alma mater」か「God bless America」の方が多いです。

卒業式なんか証書授与の最中に家族からYaleが出ます。日本だったら大顰蹙でしょう?　厳粛でも何でもないです。だけどそれがこの国の文化で，そういう文化の中での国旗・国歌なのですから，日本の学校がアメリカと同じである必要なんて全然無いのです。

自分たちに都合の良いところだけをつまみ食いして，「これが国際標準だ」みたいな言い方をする人が私は嫌いですし，それを信じるナイーブさは克服しなければいけないな，と思っています。

回答No.5

noname#129514

暴力（この質問で言う体罰）を、愛国心と勘違いする
二・二六事件を起した将校のような妄想を、実行するのならば
戦前ですら、天皇陛下の逆鱗に触れ、反乱として粛清されかねませんよ。

回答No.4

noname#81812

体罰絶対反対じゃないけど　いい体罰　なんて言われるとぞっとするよ。
それと体罰の問題と愛国心の問題は全然別の話にしてほしい。
この質問読んで、卒業式の練習の国歌斉唱で声が小さいと言われてクラスの男子全員ぶん殴られた事を思い出した。
愛国心で体罰　とか言われるとあの教師を思い出してうんざりだな。
普通に　日本はいい国だな　と思うだけじゃ駄目なのかい？

回答No.3

tiltilmitil

「自分は愛国者だ」といいながら殴ってくるやつがいたら、愛国者というものに嫌悪感を覚えるように育つでしょうね。