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臨時記号のルールについて悩んでいます
- 音楽の楽譜作成で、シャープやフラットの記入方法について悩んでいます。
- Gメジャーの曲において、Dフラットの音をどのように表記すれば正しいのか疑問です。
- シャープとフラットは音の意味が異なり、厳密には音程も異なるため、適切な表記方法について教えていただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは 耳コピ中は、感じたまま記録して置いてコード(ハーモニー)が確定してから、見直したらよいのでは? コード中にあれば、それに従う。コード中に無ければ、とりあえず上向なら#、下向ならbにしておいたらいかがでしょう。 全然、学問的でなくてごめんなさい。
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- felicior
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C#はCが変化したことを、DbはDが変化したことを表します。言い換えると、 C#は「Cを使わずにC#を使う」という意味ですので、同じコード(スケール)内では 基本的にはCとC#が共存することはありません。DとDbも同様です。ですから、 C#かDbで迷った時は(同じコード内の)周囲にCが現れていればDbとしDが現れて いればC#とするのが一般的です。 これはメロディが上行しているか下行しているかは関係ないことです。例えば、 D C# B と下行するメロディがあるとき、下行しているからといって D Db B と 記譜する人はいないと思います。他の方が回答されているような上行下行で判断 する場合というのは、例えば、D Db C と C C# D のようにメロディが半音階 (クロマティック)進行しているときだけですので気をつけてください。 現代の音楽に使われているスケールはメジャー、マイナー、メロディックマイナー など7音が大半です。7音である限りはどんなスケールであっても、C,D,E,F,G,A,B の7種類の文字を重複なく使って#やb(必要ならダブル#やダブルbも)を付けていく ことで表現できますから、できる限りこの方針に従うのが原則です。何故なら1文字 でも重複があると、スケールをなぞるようなフレーズのとき五線譜上でキレイな 階段にならないからです。しかし8音スケール(コンディミなど)ならどうしても 1文字だけ重複ができますし、6音スケール(ホールトーンなど)なら逆にどの 文字を外すか迷うところですが、その判断は状況次第と言えます。 また、よくあるような#とbは統一すべきという説明は成り立ちません。例えばAの ハーモニックマイナーP5thビローというスケールは常に A Bb C# D E F G A というように#とbが混在する形で書かれます。たとえb系のキー(Fメジャーなど)で このスケールが出てきたからといってC#をDbにしたりはしませんし、もしすれば 先程の原則に反するからです。 ビッグバンドの先生のおっしゃることはその通りですが、純正音程で演奏するか どうかに関わらず上の原則は音符に見易さと説得力を持たせる意味もありますから、 他人に渡すような楽譜なら正しいスケールの知識でもって書いた方が良いと私は 思います。
お礼
おはようございます。 かなり納得できるご説明,初めて聞く内容ですので感激しました。 臨時記号は「CをC♯におきかえる」という考え方なんですね。 >同じコード(スケール)内では基本的にはCとC#が共存することはありません。 →これが基本になるのですね。 >上行下行で判断する場合というのは、例えば、D Db C と C C# D のようにメロディが半音階(クロマティック)進行しているときだけ →これは例外と考えてよろしいでしょうか? 今回のご説明はかなり勉強になりました。 本来はそういう記号のつけ方をするのですね。 ありがとうございました。
- ssmanishss
- ベストアンサー率47% (487/1019)
コピーしているメロディーラインが上向きなら#、下向きなら♭でいいと思います。要はどの音を変化させたいかという意味が演奏者に伝わればよいのですから、最も見易い書き方を基本として下さい。 >シャープとフラットは音の意味が違う 純正律の領域では違います。出てくる音も実際に違います。 ただ、ピアノやギターではその違いを再現することは不可能ですから、普段は気にする必要はありません。あくまでそういう考え方があるという程度に覚えておけばいいです。 なお、inGにおいてC#の音が出てきた時は、上記のように譜面の流れで判断していいと思いますが、単音で出てきた時は調号に合わせてC#と書く方が分かりやすいですね。また臨時転調などで臨時記号が連続する時はその時の調に合わせて#系なら#を使って、♭系なら♭を使った方が初見で演奏する場合に見易くなります。 またもっと厳密なことを言えば、調号で変化させられている音をさらに変化させる時にはダブルシャープやダブルフラットという記号も使うことがありますので、そのへんも含めた記譜法を勉強しておくと良いと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 みなさん共通の様ですので,ますます納得しました。 確かに純正律は余り意識しなくてもいいかもしれませんね。 私が管楽器なので他の人と和音を重ねるときに 「第3音は少し低めにした方が綺麗に響く」と昔から教えられて きたので,楽譜上の表記も気になっていました。 もしかしたら♯や♭の表記の違いが,そのへんを表現している のかな?と。 もう気にしないことにします。 上行き♯,下行き♭で表記する事にします。 おせわになりました。
- lilact
- ベストアンサー率27% (373/1361)
回答が出ていますが、参考までに例を書きます。下記の説明はすべてキーCメジャーとして説明しています。 上行の場合 ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ・ファ♯・ソ・ソ♯・ラ・シ♭・シ・ド 下行の場合 ド・シ・シ♭・ラ・ラ♭・ソ・ファ♯・ファ・ミ・ミ♭・レ・レ♭・ド 臨時記号を付けた後にナチュラルを付けるという煩雑さを避けるようになっています。 上行でラ♯を使わないことや、下行でソ♭を使わないのはなぜなのかという疑問がわくかもしれませんが、慣例でそうなっています。 その理由はおそらく、よく使われる和音の音と関係があるのではないかと思います。 ○コードが付いている場合は前の回答にあるとおりだと思います。 ○実際の楽譜では上記の書き方やコードに合った書き方になっていないこともあります。(楽器の弾きやすさに関係するかもしれません) ○市販されている楽譜にはけっこういい加減に付けてある楽譜も多いです。
お礼
わかりやすいご説明,感謝します。 確かに「シ♭」「ファ♯」はそれで見慣れているので, 「ラ♯」や「ソ♭」と表記されると戸惑いますね。 みなさん同じく上下で使い分けておられるようなので, そうすることにします。 ありがとうございました。
- A88No8
- ベストアンサー率52% (836/1606)
こんにちは 耳コピでコードも判ったとして、それが正しいか検証するにはコードが弾ける楽器が必要だと思います。 コードは、主和音I(ドミソ),下属和音IV(ファラド),属和音V(ソシレ)(合っているかしら?)がメインで、そのほか「曲のイメージ」に合うII,III,VI,VIIの和音を組み合わせます。 耳コピの場合、これ以外の雰囲気のコードが聴こえる場合もあるでしょう。それは、基本形に不協和音を加えるバリエーションがあるから。 それもコードを弾ける楽器がないとイメージ作りが難しいですね。 ギターやピアノ向けのコードを集めた本なども市販されてますし、それを弾いて試してみてコードのイメージを頭にたたき込んだら、きっと耳コピの能率も上がりますでしょう。 ですから、コードが弾ける得意な楽器を持ちましょう!
補足
おはようございます。 またの御回答ありがとうございます。 コードブックは何冊かもっています。 いつも難しい理論書を読んでいると あまりにもすすまないので,途中で挫折。 これではいけませんね。 ジャンルはジャズなので確かに7th系から 始まり,dimや♭9なんかも頻繁に出てきます。 そこらへんをもっと意識したソロをとりたいのですが, なかなか思ったように行きません。 やはりコード楽器の勉強が必要ですね。 鍵盤があるので,ぼちぼち練習してみます。 ありがとうございました。
お礼
こんにちは。 早速有難うございます。 かなり直感的なわかりやすいアドバイス,有難うございます。 上向きなら♯,下向きなら♭。うんうん判りやすい。 ところでまだコードを確定する知識がないんですよ。。。 ほんとは出来たらいんですが,何かコツみたいなのはありますか? コードの構成はなんとなくわかるんですけど,音源からコードを ひらうことができないんです。やっぱりピアノかギターでなんとなく 当てはめて行くものなんでしょうか? 追加質問ですみません。