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歴史的仮名遣いの「む」
歴史的仮名遣いの「む」が現代仮名遣いで「ん」になることってありますよね?あれは「ん」になるときと「む」のままのときがあると思うのですが、大まかな見分け方ってありますか??ほんとに簡単でいいので教えて下さい。
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- puni2
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それはまずいでしょう>No.1 もしそうしたら,「かむり」(冠)→「かんり」,「ほむら」(炎)→「ほんら」,「うづむ」(埋)→「うずん」になってしまいます。 (ほむらは語源的には「ほ」+「むら」なので語頭といえるかもしれませんが…) 基本的に「む」は現代仮名遣いでも「む」です。 ただ,意志などを表す助動詞「む」の場合は「ん」と読んでもよいでしょう。 ただし,読む時はまあいいとしても,書く時は「む」は「む」,「ん」は「ん」です。 もちろん,昔は「む」としっかり発音していたのが,時代とともにだんだん崩れて「ん」になったわけですが,仮名遣いとしては両者は区別されています。 したがって,歴史的仮名遣いで書かれた文章を現代仮名遣いに書き直す場合,厳密には「言はむとす」→「言わむとす」とすべきでしょうね。(発音は「いわんとす」でいいでしょうが) (逆に,歴史的仮名遣いの文章でも「言はんとす」などと書かれていれば,現代仮名遣いに直す時もそのまま「ん」を生かして「言わんとす」です。) 同様に,「なむ」「けむ」なども,読む際には「なん」「けん」でいいですが,書く時は「なむ」「けむ」です。 (個人的には,「む」と書かれている時は「mu」ではなく「m」と読んでいます。つまり,口を閉じた「ん」の音。) 「大まかな見分け方」となると,結局は意味を考えるのが手っ取り早いということになります。 「ほんとに簡単でいいので」というのは,もしかして意味を考えなくてもよい機械的な見分け方,ってことでしょうか?……そんなのあるのかなあ?
- myamc
- ベストアンサー率32% (26/80)
基本的に語頭以外の「む」は「ん」と読んで差し支えないのではないでしょうか?