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侵略戦争とは
仮定の話ですが、わが国同胞を救うために北朝鮮に対して自衛隊が行動を起こし、 当然、北朝鮮人民軍と武力衝突となり自衛隊が勝利し北朝鮮に親日政権を誕生させたとします。 その事が、日本の行動は侵略戦争であると非難されるのでしょうか? 昨年、某テレビで満州事変をセキュリティの戦争だったと発言した代議士を司会者が満州事変は侵略戦争だったと一方的にその代議士を非難した番組がありました。 その番組が放送された当時はなんとも感じなかったが北朝鮮による主権侵害が明らかになるにつれ、満州事変当時の出来事がリアルに感じられるようになりました。 当時満州では今の北朝鮮による拉致事件以上のわが国同胞に対する迫害が行われています。 (1)果たして満州事変が侵略戦争であると簡単に説明できるのか? (2)北朝鮮に対しての武力行使が侵略でしょうか?
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- GratefulDead
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(1)満州事変について 簡単に説明はつきます。 事変が関東軍の謀略で開始された事実を考えれば関東軍の行動に正当性は認められないはずです。 仮に謀略でなかったとしても帝国主義による侵略であったことは否定できません。 関東軍が事変を起こした理由は満蒙問題解決のためです。当時の中国では第一次大戦後に起こった民族自決の世界的な動きに触発されナショナリズムが高揚し始めていました。欧米列強はこの動きに対し天津などの租界地を返却するなどの譲歩をみせましたが、唯一日本は譲歩するどころか満州における権益の拡大を狙っていました。当然国民政府の激しい反発がおき排日政策(満蒙問題)が発生します。この問題を国民政府との話し合いで解決しようとする動き(幣原外交)などもありましたが、権益を守る(or拡大する)という帝国主義的考えによる軍の独走により満州事変が引き起こされたのです。 また、1931年当時の東三省と華北はバトルロワイヤル状態ではありません。 満州は奉天軍30万を率いる国民政府張学良、華北は国民政府宋哲元が統治しており主権者は国民政府蒋介石です。北伐が完了し張学良が国民政府に帰順した時点で華北と東三省は国民政府の統治下に入りました。さらにいえば、日本政府は張学良が国民政府に帰順した後に国民政府の承認を行っています。 また、ソ連の脅威があるからといって日ソ両国の間にある国を占領してよい、と言うことにはなりません。確かに満州国や華北分離工作は日本の国防上・赤化防止上必要な措置だったかもしれませんが、それは中国を無視した日本の自己中心的・独善的な考えです。
<満州事変で、拉致事件以上のものって何ですか.> これは回答者の記述ですよ。もう一度質問を読み直す必要がありますね。私も知りたいです。 <日本軍の占領地域> 占領ということを認めますか。武力を使った占領ですね。占領された人たちは、たとえ一時的に平和であっても独立を願うものですね。いわんや武力で占領されたとなると、いい気持ちはしません。占領者はいつの時代でもわがまま放題に振る舞い、嫌われます。海を隔てた少しばかり離れている国から、お前たちを助けてやると言って武力を携えてやって来てもどの中国人が喜んだのですか。思い上がりもほどほどにしなければなりませんね。 <満州事変は自衛の為のものであったと、> この発言も気になります、当時日本はどのような危険な状態にあってのことですか。何を何から何のために自衛しなければならなかったのですか。教えて下さい。
- SCNK
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歴史観を持てば持つほど、やむを得なかったどころか、当然の行動であったとしか取りようがありません。現に日本軍の占領地域では漢民族も含め人口が増加したともいわれています。つまり安全を保障できるのは日本軍しかなかったのです。それをどう反省せよというのでしょうか。 武力というものはいつの時代にあっても根源的なものです。力の担保があるからこそ法を強制することもできますし、主権を維持できるのです。たとえば国連の力も安保理決議による力の制裁があるからこそ機能するのです。 朝鮮動乱のときは南鮮が要請したと思います。何しろ李承晩政権は米の傀儡といって間違いないくらい、米軍の力を頼りにしていた政権です。もっとも後に米国はあっさりと見捨てますが、米軍の後ろ盾がなければ実権を握る事などできなかったでしょう。もっとも昭和23年に米軍の軍政は終了しほとんど撤退していましたから、当初の北の侵攻に対処したのは水原のスミス支隊のみでした。実態は要請もしたし米国もあわてて派遣したのではないでしょうか。 もっとも北朝鮮は南の攻撃に対して反撃したと主張しています。それで釜山をめぐる洛東河の河畔まで進軍してしまうのですから、ずいぶん用意周到な反撃ですがね。 満州事変で、拉致事件以上のものって何ですか。戦時国際法に抵触するようなことがありましたか。まあ錦州爆撃というのもありますが、あれなど心理戦の域をでないものです。なにしろ旅客機から手投げで爆弾を投下した程度のものです。
当時はもちろん主権在民なるものなありませんでした。理念としてはありましたがごく少数意見でした。しかし主権在民とは民主主義の根幹をなすものであることはまちがいありません。多くの国が認めているところです。いくら○○人民共和国という国名を掲げても、その通り実行しているかどうかは別問題です。当時はあれでやむをえなかったのだと言われますが、もう少し歴史観にたった見方ができないでしょうか。反省的思考のことです。日本の武力行使しかなかったのだとの意見のようにみてとれる意見がありますが、今でも武力肯定ですか。 朝鮮戦争のアメリカ介入は現地(この場合は南)からの要請があったのですか。何もなかったとしたら少しおかしいですね。 北朝鮮の拉致問題は私も腹が煮えかえるぐらい腹がたつ事件です。問題はまだ解決していません。平和裡に解決することを思います。しかし、この問題と満州事変時の拉致事件以上のわが同胞に対する迫害と同列に考えるのはいかがなものでしょうか。 それから自衛のための戦争、セキュリティというのは具体的にどのようなことですか。
- inaho21c
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満州事変は自衛の為のものであったと、私は思います。そもそも、日本が大陸に進出した事について、それを「侵略である」と主張する日本人は、戦後、朝鮮半島の半分までもが赤化した事実をどう解釈しているのでしょうか?米国が朝鮮戦争に参戦しなければ半島の南半分も共産圏になっていた事は確実です。この事を考えた時、日本は自衛のために大陸に進出したのだと理解できました。ましてや、当時の、邦人に対するシナ人によるテロ活動を考えれば、何もしない方がどうかしていると思います。 北朝鮮に対する武力行使については、国連でそれが認められれば、侵略にはならないと思います。しかし、後の世の人がどう判断するかは、また別の問題です。恐らく、勝った方が官軍になるのでしょう。 日本が現在置かれている状況を考えると、日本がかつて置かれた状況が実感として理解できる、私達は今そういう情勢の中にいると思います。そして、現在のこのような状況を招いてしまった日本、という事についても考えずにはいられません。質問された方は、こうした事を示唆する為に、敢て問題提起してくださったのだと思います。その事に対して、質問者の方に感謝します。
- SCNK
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間違ってもらってはこまるのは主権在民とは、国内法でそのように規定している国内にのみ通用するものだということです。主権国家が存在しないところで、そのような法をだれが制定するのでしょうね。 主権を主張するためには統治しなければなりません。当時の支那は各軍閥などが個々に統治しているのです。それもかなり流動的なものであり、互いに主権を争っていたのです。支配が完成して初めて主権というものはできるもので、だれしも実行力のある主権などなかったのです。軍閥ですら絶対的な主権を持ち得ないのに、なんで民衆に主権が持てるのでしょうか。もし主権を持っていたとするなら、それは欧米列強の租界ぐらいでしょう。たしかに彼らは主権を維持するだけの軍事力をもっていました。それに対抗できたのは結局、日本軍だけです。 主権の存在しない地域は結局は力の真空状態です。そのまま放置すればいずれどこかの勢力が侵入するでしょう。必ずやパワーバランスに影響を与えずには居ません。安定を保つためにも各国が介入せざるを得なかったのです。
日本が中国に攻め入り満州国を建設したのは明らかに侵略です。軍事や経済のレベルだけでなく民間人や家族まで大量の人間が押し寄せました。家族共々移住しました。挙句の果ては学校を建てたり(日本人だけの)、神社まで作りました。周りを日本色に塗り固めたのです。これが侵略でなくて何なのでししょう。いろいろ理屈を言います。あれは現地の人をも救済したとか、いろいろなもの建設したとか言いますが、突き詰めれば日本人のためです。国際的にも認められていたとか承認済みとか言われる人もいます。当時の欧米列強も同じ穴の狢(むじな)ですよ。認めるのは当たり前でしょう。すきこそあればいかにして入り込うかと狙っていた連中ですからね。 主権がない所だから入っても良いという意見がありますが、間違ってもらってはこまりますね。主権在民ですからね。誰も住んでいない無人島で主権者がいないというのでしたら納得できますがね。
- rikey
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満州事変は侵略です。 まず、鉄道が30センチ爆破されたからといって中国に攻めることはおかしくありませんか?攻め込んだとしても相応でないといけません。自分のダメージ以上のことをしてしまうと侵略です。国際法でそうなってるはずです。
- SCNK
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1972年だったと思いましたが、侵略の定義に関する国連決議があります。単純に一言でいうと、他国の領域になんらかの軍事的関与をすることが侵略です。 私は満州事変や日華事変は侵略ではないと考えます。なぜなら他国の領域といえるような主権が存在していない地域だったからです。清朝が崩壊して以来、代表する政権はなかったわけですから一種の公海のような無主の地域です。日本軍も直隷派も奉天派も安微派も国民党も中華ソヴィエト政権も欧米列強の軍も対等の立場です。まさにこれらのバトルロワイヤルであり、侵略を言い出したら何通りの組み合わせができるか、まったく切りがありません。 北朝鮮に対しては、安全保障理事会がどのような決議をだすかによります。国連による武力制裁なら事前に決まり、自衛権の発動なら事後に追認するという違いはありますが、いずれにせよ善悪を決めるのは安保理です。安保理が認めれば侵略ではありませんし、否定すれば侵略です。また国連に対し北朝鮮が勝利すれば遡及して侵略でしょう。
- Singleman
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素人の屁理屈です、 (1)あの頃までは大国が植民地から搾取するのが一般的でした、 日本のアジア進出だけが侵略と決め付けられるのは第2次大戦の敗北 が影響していると思います。 (2)やはり歴史上まれなる敗戦国処理により平和を享受する権利を アメリカから与えられたために非常に幸せな国家になり 主権を主張する事が罪になるという特殊な意識をもつ 国民感情が誕生しました。 日本から夢をもって移住した多くの人達が誰一人家族の元に 里帰りさえ許されない独裁国家と知りつつまた行方不明者の原因が あの国にある疑いがあってもなんら抗議も出来ず、 不審船をのさばらせ国家のスパイ船の自由入港を許し 多額の使途不明金があの国家に流れても調査もせず、 のさばらせて来ました、もちろん武力行使が正当化されることは 国際社会では許されないでしょうが、なすべき事は多くあったと思います。 少なくとも私は今日現在武力行使をしても侵略とは考えません。