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リサイクルされた家電はどうなってるの?

ちょっと前からテレビや冷蔵庫を捨てるのにお金がかかるようになりましたよね。 (1)あの回収された家電ってどうなってるんですか?本当にリサイクルされているんでしょうか?リサイクルされているとすれば、どんな風にリサイクルされて結果的にどんな製品又は部品になっているのでしょうか? (2)家電ゴミの回収とリサイクルにかかるエネルギーを考慮しても、破棄するよりリサイクルのほうが環境に良いのですか?それについて信頼にたる科学的根拠はあるのでしょうか? よろしくお願い致します。

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  • issaku
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回答No.1

(1)家電製品に使われている材料には、多くのレアメタルなどが含まれており、近年では需要が更に高まり高騰しつつあるこれらの原材料を、回収した部品等を加熱精錬して取り出し再利用しています。これらは「都市鉱山」などと呼ばれています。 日本は膨大な家電製品を作り続けてきた結果、推定される都市鉱山の金・銀・インジウムなどの「埋蔵量」は全世界の鉱山の現有埋蔵量と比しても有数のレベルだそうです。 また、樹脂や鉄・ガラスなども質の良いものはリサイクルされています。 (2)レアメタルについては過去の家電製品はかなり贅沢な使われ方をしていたり、近年では携帯電話への使用量が多かったことなどもあり、十分にコストに見合う収益があります。そもそも鉱山開発というのは古来よりもっとも顕著な環境破壊のひとつであり、特にレアメタルのそれは価格高騰を受けて酷い乱開発状況にありますので、それらをリサイクルで軽減するのは環境保全に役立ちます。 むろん、リサイクル自体が多くのエネルギーを消費することは自明の理ですので、循環系トータルで考えて環境保全となるのかどうかは未知数ですが、まずもって環境保全以前に、枯渇する資源を再利用する必然性があるわけです。 「有限であるから再利用する」これ以上の科学的説明は無いと思います。