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排卵期における下腹部痛
排卵期に差し掛かると、下腹部に痛みが生じます。特に、左側の卵巣辺りに痛みが生じ、生理でもないのに生理痛のような感じです。 対処法として、イブプロフェンが配合されている痛み止めを飲んでみました。ですが、効果は薄く痛みが治りません。 何らかの細菌に感染し、そこからの炎症で痛みが伴うのであれば、抗生物質を投与すれば症状は治まりますか?検査をしてみないと分かりませんが、個人的には卵巣炎ではないかと思っています。 婦人科には10年近く行っておらず、また近場にもないため受診を躊躇っています。やはり病院へ行った方がよいのでしょうか?悩みます。 どなたかアドバイスをよろしくお願いします。
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考えらるる原因について回答します。 ・排卵痛 生理と生理の間(生理開始日から13~15日目頃)の時期に、下腹部がシクシク痛む場合は、排卵痛かもしれません。排卵は、卵子が卵巣から飛び出してくる現象。その際に卵巣からの出血が多いと、痛みの原因になることがあります。また、排卵期は卵巣が敏感なので、セックスによる刺激で卵巣出血が起こって痛みが生じることもあります。 または、子宮の痛みの原因に病気が潜んでいることもあります。 子宮の痛みは、病気ではなくても起きることがあります。 そのほかにも下腹部が痛む場合、子宮そのものではなく、子宮に付属している卵巣や卵管に病気があることもあります。 ・子宮筋腫 30代以上の成熟した女性によく見られる病気で、子宮の筋肉内に良性の腫瘍ができて徐々に大きくなります。初期段階では、生理痛がひどくなる、生理が長く続く、生理のときの経血量が増えるといった症状が見られます。筋腫が大きくなって周囲の臓器を圧迫すると、生理中以外でも、下腹部の痛みや腰痛を引き起こしたり、出血を伴ったりすることも。また、便秘や頻尿になる場合もあります。腰痛、排便痛、お腹の張り、おりものの変化、洋服がきつく感じる等があります。 ・子宮内膜症 子宮内膜症は、子宮内膜に似た組織が、子宮の横にある卵巣や大腸や小腸を覆う腹膜など、子宮以外の場所にできて増殖し、炎症や癒着を起こす病気です。卵巣内に袋のような組織ができて血液がたまる「チョコレート嚢胞(のうほう)」も子宮内膜症の一種。子宮筋腫と並んで女性に多い病気で、近年、20代から40代の女性の間で増加しています。生理のたびに生理痛がひどくなるのが特徴で、経血の量も増加します。病気が進行すると、生理以外のときでも下腹部痛があったり、セックスのときに痛みを感じたりすることもあります。 子宮の痛みには、深刻な病が潜んでいる場合もあります。 ・卵巣のう腫 卵巣に液体が溜(た)まる部分ができて、卵巣が腫れる病気です。初期にはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると、生理とは関係なく下腹部に痛みや違和感が起こることがあります。さらに大きくなって、腫れた卵巣がねじれ (卵巣茎捻転)を起こし、急激な痛みが起こることも。その場合は緊急手術が必要になります。 ・性感染症による子宮付属器炎、骨盤腹膜炎 クラミジアや淋菌などの性感染症によって膣の内部で炎症が起こると、それが卵管や卵巣にまで進んで「子宮付属器炎」になる場合があります。さらに炎症が骨盤腹膜にまで広がると、「骨盤腹膜炎」になります。発熱を伴って、急に下腹部に痛みが起こる場合は、これらの性感染症による炎症の恐れがあります。 そのほか、子宮頸がんや子宮体がんといった悪性腫瘍が原因で痛みが起こっている場合もあります。子宮や下腹部に違和感や痛みがあるということは、体に何らかの変化が起こっているサインです。子宮や卵巣の病気を放置すると、将来、不妊の原因になることが少なくありません。激しい痛みはもちろん、小さな痛みも見逃さず、産婦人科や婦人科で相談するようにしてください。 痛み止めが効かないのであれば何らかの原因があるかも知れませんので早めに行ける時に病院に行かれて診察を受けて下さいね。 お大事にして下さい。
お礼
丁寧にご回答頂いたのに、退会されており残念です。 ありがとうございました。