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日本宗教
こんにちは、イギリス人です。下手な日本語ですみませんですが、日本について質問なら日本人に聞いたら一番いいって思ってましたが・・・ ただの好奇心ですが、「日本人はほとんど仏教者と神道者」と聞いてますが、逆に「日本人はほとんど無心論者」とも聞いてます。 どちらが正しいなんでしょうか?それとも50:50って感じなんでしょうか? それと、変な日本語を訂正してくれればとても助かります^^ たぶん多すぎですけど(笑) 宜しくお願いします
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- DDRSDRAM
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一般の日本人が、ヨーロッパやアラブのような宗教活動や信仰心を持っているかといわれれば、答えは「NO」です。普通の日本人は基本的に宗教活動はしないし、特定の「神」を信仰している人は少数です。そういう見方で見れば日本人は無心論者です。 でも日本人に宗教心がないというわけではなく、原始宗教に近い、哲学や唯一絶対神とは無縁な、素朴な宗教心や活動があるだけです。実際の日本人の宗教活動は、基本的に感謝か先祖供養か安全祈願(災いを追い払う)というもので、そういう意味では日本人は神道信者ということになります。仏教も同様で葬式のみのかかわりという場合がほとんどです。 信仰者の数が50:50といった感じではありません。ヨーロッパや中東とは信仰の内容が全く異なります。日本の宗教活動はヨーロッパから見れば、単なる祭りや儀式にしか見えないでしょうね。 日本での「神」は、キリスト教やイスラム教の「神」とは基本的な概念が異なります。人知及ばないところ、人が制御できないものは基本的に全て「神」です。
- dai-ym
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日本の宗教観の根底には八百万の神の考えが根付いて居ます。 これはキリスト教のように一神教でなく多神教であるだけでなく、一度に複数の神様を信仰しえもおかしくないという考え方です。 そのため日本では一つだけの神様だけを信じるのでなく複数の神様(宗教)を信じることがごくごく当たり前に考えているところがあります。 しかしこのような考えはなかなか外国人の特に一神教のような宗教の方には理解してもらえず、複数の宗教を信じている=実は宗教を信じていない=無宗教である。という誤解を受けました。 新興宗教はそういうその他大勢の一つでは信者獲得が難しいために自分の宗教だけを信じなさいという教えのものが多かったので、どっかの特定の宗教を信じている=新興宗教の信者である。というイメージが出来てしまいました。 なので特定の宗教や宗派だけの信者ではない=無宗教である。という意味で使われるようになって居る部分が多分にあります。 なので日本人は無宗教といいながら苦しいときには神頼みをし、葬式もお墓参りもし、クリスマスも祝うし除夜の鐘も聞くし初詣にもいくしお年玉も貰うしというような複数の宗教行事も違和感なく行えるんです。 宗教心は多分にあるが別にそれは特定の宗教にはこだわらない。 こういう特定の宗派だけを振興していない人が自分のことを無宗教と呼んでいる。 そして仏教と神道は日本の文化に根強く浸透しているので、仏教者、神道者と呼べる人数は多く居る。 という、外国人の方にはなかなか理解できない状況になっています。 ちなみに日本人は神様好きです。 貧乏神や死神のような、キリスト教なら悪魔とされそうな存在も神様なんです。
- puregrape
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世には良い神と悪い神がいて、良い神に守られ、悪い神は追い出したいと思うのが、普通の日本人の考えですです。 このような神が700もいると言われています。 このような、民間信仰に接目されたのが日本人の仏教であり、神道であります。 このような意味では、日本人は汎神論者だと言えるでしょう。 即ち、本来の仏教に民間信仰が加えられSHAMANISM化したと思います。 言わば、特定出来ない「分かれない神」です。 このようなことはイギリスでも見られます。 キリスト人には聖書が絶対的権威を持ちます。 カトリックはこれに反して教皇絶対主義を取ります。 即ち教皇が言ったことが最終的な権威を持つのです。 そして、カトリックは聖書に書かれた通りに信じる人々を迫害し、聖書を読むのを禁じました。 これを暗黒時代{中世時代}と言います。 神様の御言葉は世の中に輝く光であるのに、その光であるBIBLEを読めないように迫害したからです。 これについて書かれたのが、Foxe's Matryrologiesです。 暗黒時代に迫害され殺された人が6000万人とも言われています。 これに反旗を翻したMartin Lutherがドイツ語で聖書を翻訳して一般人も聖書を読むようになりました。 それから、カトリックは戦略を変えて聖書を変改、付け加え、削除します。 これに危機感を感じたイギリスのオックスフォード、ケンブリッチ大学の学者達が集まってJames王の保護下でヘブライ語の旧約聖書とパウロが聖書を教えたAntioch教会で使った聖書を翻訳したのがKing James Bibleです。 これによってイギリスは朝から晩まで太陽が沈まない大英帝国と呼ばれるようになりました。 しかし、イギリスも堕落しカトリックとプロテスタントの信仰を半分ずつ混ぜて聖公会{Anglican Church}を作り上げ、キリスト人を迫害しました。 このような迫害から逃れて人々がアメリカにわたり信仰を守ります。 即ち朝から晩まで沈むことの無かった光であるKJVが米国に移られてしまったのです。 今は米国もカトリックのように世界のあらゆる宗教を受け入れその太陽が沈んでいく最中です。 日本人はこれを分からず、カトリックをキリスト教だと思っている人がほとんどです。 イギリス人がのKJVを勉強せず、KJVを捨て聖公会をキリスト教だと思っているのと同じです。 When have you been saved? Are you washed in the blood of the Lamb?
- magga
- ベストアンサー率15% (56/359)
宗教心はとても強く 固定した宗教を持たない という人が多いという話を聞いたことがあります。 僕はこの話に納得がいきました。 伝統的に仏教・神道の風習を守っていますが、絶対的なものとして固定した宗教観としては持っていない人が多く観られると感じます。 教えさえ知らない人も多いでしょう。 その分、比較的強い人には、寛容で他排的でないという利点も見えますが、弱い人にとっては洗脳されやすい大変危険な面も見えますね。 何か役に立てば幸いです。
- hamaendou
- ベストアンサー率35% (120/336)
日本語の訂正だけです。(貴方の質問には#2さんが 余す所なくお答えになられていますので) こんにちは、イギリス人です。下手な日本語ですみませんですが、日本について質問なら日本人に聞いたら一番いいって思ってましたが・・・ (はじめまして、私はイギリス人です。日本語がまだまだですが 日本についての疑問なら日本人に直接お聞きしたほうが良いと 思いましてお聞きいたします) ただの好奇心ですが、「日本人はほとんど仏教者と神道者」と聞いてますが、逆に「日本人はほとんど無心論者」とも聞いてます。 (深い意味があるわけではなく、たんに好奇心からお尋ね致します。 ほとんどの日本人は仏教か神道を信じていると聞きましたが、 また、一方では日本人は無宗教だともいわれています。) どちらが正しいなんでしょうか?それとも50:50って感じなんでしょうか? (どちらがより真実に近いのでしょうか?それとも半々と言う 感じでしょうか) それと、変な日本語を訂正してくれればとても助かります^^ たぶん多すぎですけど(笑) 宜しくおねがいします。 (宜しくお願いいたします。) ↑ とてもお上手です、お世辞ではないですよ。 私の訂正がベターではありませんが、 しいて直すとしたら上記のようになりました。 是非、正月の日本にいらして初詣の人ごみに 揉まれて下さい。実感できますよ。
- phj
- ベストアンサー率52% (2344/4489)
イギリスなら宗教とは、基本的にキリスト教であり、聖書を信じ、聖書の教えを実行することが信者の務めとなるでしょう。 これを実行しない人に、「なぜ実行しないのか?」と聞き、「神を信じないからだ」といえば、無神論者になるわけです。 一神教の世界では、信じる神は唯一"Tha God"の世界ですから、否定する場合は、別の"The God"を信じているか、それとも信じないか、の選択しかありえないわけです。 日本人の感覚はまったく違います。ヨーロッパ人の方が身近に感じる例を挙げれば、古代ローマ人の感覚に似ているといえます。 キリスト教化する前の、共和国ローマの時代のローマ人です。 日本人もローマ人も"The God"の世界ではなく、"Gods"の世界に生きているといえます。 仏教も神道の神々も同じ神の世界にいて、別の役割を担っていると考えていますし、イエス・キリストも同じように人間を導く存在として、日本人は敬います。 それ以外にも、箸などの道具や山などの自然物にも、役割に応じた神がついていると考えています。このような神は英語で言う"spirit"に近いかもしれません。(ですので日本人はそのような"spirit"を「神」と表現しないこともあります) このように日本人は、様々な神を敬いますので、それが良い神様だと思えば、何でも取り入れます。良い神様または有名な神様の祝福("mercy")を得たいからです。 ですので、正月は神社または仏寺で1年間の幸福を願い、春には「花見」で自然の神々と共に春が来たことを祝い、結婚式ではキリスト様に誓い、クリスマスも祝うのです。 しかしこのような形で神々と付き合っていると、神様を信じているという証明をするのが難しくなります。 キリスト教徒なら聖書を信じて教えを実行し、イスラム教徒ならアラーの教えを信じて実行すれば、信者であるといえますが、日本の神々はそのような教えを用意していないのです。また山のような自然物だと、人間に言葉で語りかけてくれるはずがありません。 さらに言えば、神の教えがありそれを実行する事になるとすると、その教えと関係ない他の神々を信じることが難しくなります。 ですので、日本の宗教についてはこう言えます。 Q:日本人は神を信じていますか? A:YES、ほとんどの日本人は神々の存在を信じています。 Q:日本人は、決まった神様を信じ、その教えを実行し、信仰の証明としますか? A:NO、日本人は"mercy"を感じれば、神として敬います。ですので教えそのものが存在しないことが多く、また信仰の証明も日本人の道徳観では重要ではありません。 Q:日本人は仏教者と神道者どちらが多いですか? A:どちらも信じている日本人が一番多いです。歴史ある家族なら仏壇(先祖を祭る仏教の祭壇)と神棚(自分の家族や土地・財産を守ってくれる自然神を呼び込む祭壇)の両方を持ち、両方の"mercy"を得るために毎日お供えと祈りを行います。 Q:日本に無神論者はいますか? A:一神教の国に見られような、神を「信じるか、信じないか」という二者択一の信者or無神論者という人はほとんどいません。無神論者がいないのと同じで、「私は○○神の信者です」という人もほとんどいないのです。 ほとんどの日本人は、宗教的な信仰の証明に無理解なため(また日本人には必要がないため)、無宗教だと考えている人がほとんどです。 しかし彼らも、先祖を仏教(または他の宗教)を用いて敬ったり、初詣に行くことを喜んでします。 そのような人でも、人間の力を超えた"mercy"や"holy"を信じているからです。 ですので、外国の、特に信仰の証明を必要とする宗教の方から見れば、日本人は 「無宗教であり仏教信徒でもあり神道信者でもあり、占いが大好きな国民」ということになります。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございました。 少し難しいですが分かってくる気がします^^
日本人の宗教観は様々ですが、一般的には「行事」に関する事と密接に関連してますが、それ以外では熱心な宗教活動をしてる人間は極めて少ないのでは? 一部のカルトや新興宗教は熱心かも知れませんが、一般的な古来からの宗教に関わってる人でもそんなには熱心では無いと思います。 何しろ「冠婚葬祭」関係でしか、宗教と繋がる機会が無いのが実情でしょう。
お礼
そうですね。宗教に熱心すぎると色々困りますからね^^ ありがとうございました
お礼
ありがとうございます。とても感謝しています。 >是非、正月の日本にいらして初詣の人ごみに揉まれて下さい。実感できますよ。 それは魅力的ですね。来年初めて日本に行きたいと思いますが、まだ詳しい計画はありません。祭りの日ではいいですね、豊年祭も楽しそう(笑)