- ベストアンサー
ありふれた奇跡
ありふれた奇跡のドラマについて質問します 中城加奈の父が田崎翔太に過去のことなど罵声を浴びせましたが 加奈はそれほど怒らず、ドラマのストーリー自体も素通りするような 感じで時が流れてますが好きかもしれない相手、また 原因でないのに父に罵声を浴びせられた翔太に対して加奈は気遣いが ないように思います。 2月27日放送分も加奈の父、母は翔太に対して言った言葉についての 謝罪する気持ちがないように感じました ドラマのことですが、みなさんはどう思いますか? 最近このドラマを見てると歯がゆく感じています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「ありふれた奇跡」私も録画しつつ見ています。 私たち視聴者は田崎翔太の人間性を少なからず知っています。 知れば知るほど同情心も沸きます。 ですが加奈の両親にとってはどうでしょう? ただ過去に暗い履歴を持つ青年としか写らないのではないでしょうか。 「解雇、借金、転職、うつ病、自殺未遂」 これらの情報だけを見て 例えば貴方はそういう人とつきあえますか? 私なら拒否反応が先に立ちます。 人間性を知ってから過去を知るのは 時間がかかっても受け入れられそうですが 過去を知ってから人間性を知るのは 過去が重ければ重いほど人間性を知る妨げになると思います。 加奈の両親に謝罪をさせれば綺麗なドラマで片付きますが 親だからこそ謝らない気持ちもあるのでしょうね。 結局濡れ衣を着せたのは子供の件だけで 親にしてみれば それ以外は 事実を相手にぶつけただけに過ぎないのでしょう。 親だからこそ自分の娘には何の欠点もないという前提の元 話を進めていくあたりの親バカぶりや 現代にみられる何でも他人のせいにしてしまうような風潮、 独善的で残酷な部分が あの夫婦でよく表現されていて 面白いなと思っています。
その他の回答 (2)
- 999taka
- ベストアンサー率30% (77/252)
祖母からの叱責に答えて、父親の「そう簡単に謝るものではないよ」と言う言葉を 印象的に読み取りましたが。また、その言葉が、逆に祖母の行動をより、際ださせているように思いますが。 あの年代と会社でのポジションがそう言わせるのでしょう。 これは、脚本上のポイントだと思いますよ 彼女自身の気持ちは、メールのやり取りの中で表現されているように感じましたが、確かに父と母が 云々の言葉は無かったですね。
お礼
ありがとうございます。 立場なんですね。 これからも欠かせないドラマです。
- asebi-0806
- ベストアンサー率39% (1265/3233)
淡々と世情を描く山田太一の世界を色濃く感じるドラマです。 登場人物の心情を細かに描きすぎないところにねらいがあると思います。 素通りしておいて、その先は視聴者それぞれに想像させるという手法でしょう。 加奈や翔太の役柄もあえて曖昧でやや主体性に欠けるキャラクターとして描いています。 何でもこうと言い切ったり、決断できたり、いつも矛盾のない人間などいない、そういう事を描きたいのではないでしょうか。 そして、主人公である二人の心情や言い分を強調し過ぎることなく、周囲の人々それぞれの思いや葛藤を絡ませて表現しているところがこのドラマの魅力であるとも感じています。 昔はこういう手法のドラマが多かったものです。 最近はなんでもストレートに表現し過ぎて面白くないと感じる私には好感が持てるのです。 ドラマや映画は見る人に「考えさせて」なんぼなんじゃないでしょうか。 様々な立場、境遇の人に考えさせるエピソードをいくつもちりばめて作品を奥深いものにして行くのだと思います。
お礼
山田太一の世界好きです。ありふれた奇跡は毎回見てるのに 録画してしまうくらい好きです。 ただ翔太の背景を知れば知るほど、配慮をしてほしかった と思うのです。傷ついて過去をまた開いた加奈の父、母、おばあさんには。 そして加奈にも。 それが単純な謝罪という形でもいいから表して欲しかった。 謝罪を視聴者に考えさせたりする意味が自分にはわかりません。 ドラマにしても実社会にしても表に出さないと通じないとものだと思うのですが・・。 自分も想像させるドラマや本は好きですよ。最近読んだ本でいうと 悼む人は好きな方です。
お礼
なるほど・・・ふかいですね なんとなくわかりました。