固定資産の期末売却
次の(1)と(2)の違い(当期分の減価償却累計額(貸方)の計上をするかしないか)はなぜでしょうか?
ちなみに(1)は『合格するための過去問題集 日商簿記3級 06年2月6月検定対策』の18ページ、(2)は『サクッとうかる日商簿記3級商業簿記トレーニング』の103、144ページです。
(1)-Q
平成14年10月31日に、不用となった冷暖房機(購入日:平成9年11月1日、取得原価:¥200,000、減価償却方法:定額法、耐用年数:6年、残存価額:取得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回 10月31日)を¥10,000で売却し、代金は先方振り出しの小切手で受け取った。なお、当期分の減価償却費の計上もあわせて記入すること。
(1)-A
借方
(減価償却累計額)120,000
(現金) 10,000
(減価償却費) 30,000
(固定資産売却損)40,000
貸方
(備品)200,000
(2)-Q
×6年10月31日に、不用となった冷暖房機(購入日:×1年11月1日、取得原価:¥300,000、減価償却方法:定額法、耐用年数:6年、残存価額:取得原価の10%、記帳方法:間接法、決算日:年1回10月31日)を¥15,000で売却し、代金は先方振り出しの小切手で受け取った。なお、当期分の減価償却費の計上も合わせて記入すること。
(2)-A
借方
(減価償却費) 45,000
(備品減価償却累計額)225,000
(現金) 15,000
(固定資産売却損) 60,000
貸方
(備品減価償却累計額)45,000
(備品) 300,000
お礼
ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。