お嬢さんの1次試験、合格おめでとうございます。
面接カードはA4の白い厚紙に上に囲いに入った英文(3級だと4行くらい)、下に色刷りの絵が示されます。
(1)入室して(入室から退場まですべて英語です)
(2)控え室で記入済み採点用カードを面接官に渡し、
(3)英語で氏名を名乗ると(氏名を英語風に逆転させるかどうかは任意です)面接官も必ず名乗ります
(4)受験級を英語で確認される(意図が分からなかったり、3級だと英語でthird-grade interviewといわれて分からなかったりして、戸惑う人もいます)
(5)直接採点の対象にはならない自由会話(学生ですかとか、教科は何が好きですかとかいったwarm-up)のあと、この面接カードが手渡されます。
(面接が終わって退席するときカードは必ず面接官に返します。「返して」と英語で言いながら手を差し出しているのが理解できずに、握手を求めていると勘違いする受験者が多いです。)
英文はごく平易ですが音読までの準備時間が20秒しかないので、結構大変です。音読するだけでなく、対話(採点される)の中で内容理解の質問に答えなければなりません。
絵のほうも単純な内容の絵です。描かれていることを英語で描写するわけですが、本屋で二次試験対策の予想問題集を立ち読みすると、どの程度のものかが分かりやすいと思います。
準2級は現在進行形を駆使して絵の内容を複数(最低3つ)言い表さなくてはならない、2級だと絵が二つに分かれていて、時間の経過で起こった変化を言い表さなくてはならないのに対して、3級は絵のなかの物の数、特定のもの(猫やかばん)の位置をfull sentenceで答えられるかどうかが主な質問です。
採点されるのは
(1)最初の英文の音読
(2)5題の質問(英文の内容理解、絵についての質問、英文と絵の質問以外に文や絵の内容に関係した個人に対する質問(あなたはこの件についてどうですか、というような)もあります)
だけでなく
(3)全体の受け答えの様子からコミュニケーションに対する態度(声がはっきりしているか、アイコンタクトができるか、伝えようという意欲があるかなど)も点数として評価に加えます。
これも具体的には立ち読みで確認されるといいと思います。こうして抽象的に説明されるよりは難しくないことがご理解いただけるはずです。
2次面接はどの級もそうなのですが、意外なことに1次試験を通過したひとには「難しくない試験」です。誰もが驚くのですが、2次だけの合格率は6~7割に及びます。つまり、1次に受かるひとのほとんどが受かる試験なのです。1次の実力を発揮すれば十分受かります。
教科書などの音読の練習を強化して準備されるようお薦めします。ぜひお嬢さんが2次試験の合格を獲得できますよう祈っております。
お礼
ご親切にありがとうございました。。。試験に対するPOINTが良く理解できました。。。