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これからの融資業務は…
現在、就職活動中の大学3年生です。信用金庫へ入庫しようと考えております。去年、在学中に宅地建物取引主任者を取得し、将来は融資業務に就きたいと思っております。しかし、昨今のサブプライム問題の影響にて担保である不動産の価値は下落し、お客様(特に不動産業者)に対して資金を融資しにくい状況になっていると思います。 そこで質問なのですが、今後は融資の際に担保するものは不動産ではなく、動産を中心に担保として融資していくことも考えられるでしょうか。 景気が悪化し、資金繰りが難しいときであるからこそ金融機関が資金援助をしていくことで会社とより強い信頼関係を構築したいと思い、なんらかの形で会社に融資ができないかと思い質問をしました。
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質問者はいい人だ。 私は父親から経営を引き継いで18年目になります。その間に銀行とのやり取りなどいろいろ経験しました。 技術系会社員から転身してですから手探り状態でした。親の言っていることと現実の違いから不思議に思っていたことは時間が経つにつれ徐々に判明して、親の思い込み癖が悪い方向へ行っておりその修正はいまだ改善途中です。 その多くが金融機関に絡むものでした。 資金調達に関しては、決算書の内容や現状から今後に向けての売上がやっぱりすべてですよね。 決算書の内容が悪ければ(累積赤字、これが事業主出資分がすべてでも印象が悪い)貸出には条件と高金利がついちゃいます。 当然今後の売上が伸びようもない状況や経営改善が見込まれないと貸す建前もなくなっちゃいます。 現在は、担保や連帯保証人を要しないで資金調達させるように国の指導が入っていますが、金融機関は県の保証協会が付く貸付を前提とします。 これはこれでいいとも思います。焦げ付くと金融機関に代わって県が身ぐるみ剥いでくれます。 さて、会社として何を金融機関に求めたいかというと、「提案」です。 運営について、資金繰りについて、営業面・客付けについて、業務の改善に関係して会社の体力を良くしてくれるところとは手を組みたい。 うちは、昨年度末に滑り込みで主力銀行を替えました。私の通帳番号は3桁台の40年以上の付き合いのある銀行からです。 父は何も言わなかったこともあり、銀行からの要求が多く、金利も他社に比べ高く、つなぎ融資も対応が遅く、何の提案もできなく、不動産担保にしか興味がない。 それに比べ、決算書の内容改善指南から貸付金利を1%近く下げて体力の修復などを考慮してくれたことで即決しました。 資金を貸す以上は回収しないといけないでしょ。事業計画書は当然ですが、金融機関としてその会社の売上に貢献をしないといけない。 それは、法人・個人を問わずして取引先を紹介するなどは必要条件です。そこの会社がよくなれば、金融機関としてもその恩恵は多いでしょ。 貸付をしたいが、焦げ付きが怖いのはわかります。我々も「あそこに売ってお金は大丈夫か?」と不安はつきまとっての商売です。 情報は得難いし、銀行は情報を掴んでいても話せないでしょ。 宅建よりも不動産鑑定士の方がいいかもしれません。 担保価値は、路線価から実勢価格に移行しています。その土地の近辺の売買情報を基に80%くらいまでの評価で出されます。 あと、金融機関出身者は「どこへ行っても使えない」が評判です。 つまりその後を見据えた資格や経験を金融機関の仕事についてさなかでも掴んでおきたいところと思います。
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- fusajii
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下記URLをご参照ください。 信用金庫の中心顧客は個人と中小・零細企業です。 顧客が今困っていることを解決してあげてください。 顧客が欲しがっているもの=お金(こと=サービス)を 与えてください。 win-winで顧客ロイヤリティを高めてください。 ほとんどの人は「そんなの無理だ」とあきらめます。 しかし、ほんの一握りの人は無理とは考えません。 できるようにするためには何が必要なのか。 どうすればできるのかを徹底的に考え、行動します。 問題意識を持つ ↓ 解決策を書き出す ↓ 今すぐできることから即やる。
- orangezzzz
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おはようございます。 >今後は融資の際に担保するものは不動産ではなく、動産を中心に担保として融資していくことも考えられるでしょうか。 金融機関に勤める友人に聞きました。 「ありえないよ。はっはっは・・」ということでした。
お礼
そうですか…不動産以外にも事業で仕入れている物品などを担保として融資が出来ると思っていたのですが…回答ありがとうございます。