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現代文について

現代文を勉強したいと思ってます。 そこで板野さんか出口さんの参考書を使おうと思ってるのですが どちらのほうがオススメですか?? 回答お願いします

みんなの回答

  • asd9999
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.1

 はじめまして。回答になっていなかったらごめんなさい。  野矢茂樹さんの著書で勉強されると良いと思います。 オススメの書籍は[参考URL]の  論理トレーニング101題   野矢 茂樹 (著) です。  なぜなら、大学受験向きの参考書で「論理」についてちゃんと解説してくれている本が少ないように感じるからです。    そして、私見ですが、大学受験現代文とは漢字や文学史を除けば、知識はあまり重要ではなく、数学同様、論理性こそが得点力の本質です。  つまり、どの問題文も、ある「要素N」と、ある「要素M」の関係性(論理性)さへ分かっていれば即座に正答できるものばかりに思います。  ところで、関係性というと漠然としていますね。野矢先生にならって例示してみます。 「この店はうまい、しかし、安い」  この文書では、「しかし」を挟んだ前後で「逆」の関係があります。でも、その逆の関係とやらは隠れてしまって見えずらいです。こういう関係を見抜く力が論理性であり関係性を把握する力であり、すなわち、現代文の得点力のコアではないでしょうか!?(行間を読む力と言っても同じような意味だと思います)  さて、隠れてしまって見えずらいとはどういうことでしょうか。「しかし」は逆説・・・「逆」の”関係”の意味です。でも、「うまい」と「安い」は逆の関係ではないですよね?  すなわち、「うまい」の対義語は「まずい」。「安い」の対義語は「高い」です。<うまい⇔安い>は対立しない概念です(逆の関係ではない概念です)。  そこで、よく観察して逆の関係を探してみます(きっと、どこかにあるはずです)。  「この店はうまい」という”部分”から、「うまい店は高い」という【推論】が成り立ちます。すなわち「この店はうまい、そして、高い」という文脈です。でも、実際には安いので、  「この店はうまい、しかし、安い」となります。  うまい → 高い ⇔ 安い    つまり、「高い」と「安い」の関係が逆なので、逆説の「しかし」が用いられていると考えられます。  理解しずらい場合は下記の文書を参考にしてみて下さい。 「この店はうまい、そして、高い」・・・普通ですね 「この店はまずい、そして、安い」・・・安かろう悪かろうですね 「この店はうまい、しかし、安い」・・・いいお店ですね♪ 「この店はまずい、しかし、高い」・・・最悪ですね(>_<)  ところで、こんなたった、一文の解説に、こんなに長い時間かかるんじゃ効率悪いだろうと思われるかもしれないのですが、どんなに複雑で長い問題文になっても、論理力があれば道に迷わないようになるので、安心です。  入試現代文では、知識や変なノウハウよりも、論理力が得点力の源泉だと思います。野矢茂樹さんの著書は、文書の論理力を身につけるのに私の知る限り最適の1冊です。  実は、私自身、高校生の時に、現代文に悩み苦しみました。しかし、この本に出会って、3週間後には、いっきに現代文が得意科目になっていました。だからこの本がすごいと申し上げたい気持ちもありますが、もう一点、お得なお話があります。  現代文は歴史のような知識ありきの科目ではないので、少ない勉強時間で得点力を養成できます。(それこそ、自分の場合は1日2時間、3週間でダメダメ→中・上級となりました)  質問者様のお役に立てれば幸いです。 ※但し、他に何かこれだ!っと思うものがあったのならば、あまり振り回されずご自身の勉強方法を確立されると良いかと思います。

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