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気のせいでしょうか?米国より

経済関連のニュースなどを見ていると、気のせいか今回の経済危機の震源地である米国よりも、実体経済や雇用や為替や株価など、むしろ新興国のダメージの方が大きいように見えます。 それほど経済に詳しい訳ではないのですが、経済に詳しい方から見てどうなのでしょうか?また今後の米国経済はどのようになっていくと推察されていますでしょうか?

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  • pri_tama
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回答No.1

 新興国と言うのは、余程特別な資源でも持っていない限り、アメリカ等の大消費国に安価な値段で商品を提供して、その利益でインフラ等を構築し、ゆくゆくは独自の技術を獲得し、経済先進国の仲間入りを目指す物です。  (高度成長期の日本などが、当にこの道順を通りました。)  ところが、今回の様な突然の経済恐慌が起こると、アメリカ等の大消費国に商品が売れないどころか、以降の需要増に備えての投資が無駄に成り、利益が減りますから今までの借金の返済にも困るようになります。  ちなみに、中国ですらも外需依存度は、日本の倍以上です。    http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_08.html#ChinaGDP07  そして、アメリカの様な国は自国の景気が悪くなると、輸入を控え自国の商品を買うなど(バイ・アメリカ条項)、保護政策に走り先ず自国の経済回復に成心しますから、新興国などへ支援の手が回るのは後回しになります…。    http://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/JAPAN-361870.html?C=S  上記の様に、新興国は不況に対して極めて脆弱であるだけでなく、回復にも時間がかかる事から、投資家などが不況になると新興国から真っ先に逃げ出そうとする為、為替や株価なども極端に低下する事となります。

その他の回答 (2)

  • merkjet
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回答No.3

先進国と新興国との株価や為替の下落率の差が大きいですね、いろんな要素があります。貿易上の依存率もありますが、一番大きいのは資金の引き上げです。ご存知のように新興国は先進国より成長率が高い、過剰流動(低金利よるマネー)は国境を越えて成長率の高い国に押し寄せるのです。ところが新興国は磐石ではありません。金融不安や景気後退になると投資はリスク資産となり早々引き上げてしまいます。10年前のアジア通貨危機のように高金利でマネーを引き付けることはできず必然と本国へ資金の巻き戻しが始まるのです。今回は一つの通貨を狙い撃ちされるような事態は起こってないのは充分な外貨準備を持っているからでしょう。 グローバル化によって国境を越えてマネーが行き場を探して歩きます。

  • DDRSDRAM
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回答No.2

 今回の不況は、貿易依存度が大きい国でより影響が大きいようですね。 次のリンク先を見てください。各国の貿易依存率の資料です。 http://www.stat.go.jp/data/sekai/zuhyou/0903.xls 中国や韓国は30%以上、アイスランドやイギリスも20~30%、ニュージーランドやオーストラリアでも日本より高い値になっています。 日本は金額ベースでは大きいものの、貿易依存率は輸出、輸入とも10%台です。  貿易依存率が高ければ、輸出や輸入が減った分GDPも減ってしまいます。アメリカがらみの影響も大きくなります。  かつて日本の輸出が急増した1960年代は「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く」といわれていました。日本の場合はその後国内総生産が増えて貿易依存率が減りましたが、新興国では高い状態が続いているようです。

参考URL:
http://www.stat.go.jp/data/sekai/09.htm

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