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かんぽの宿設立の資金はどこから出ているの。
行政改革の一つとして、かんぽの宿は無駄なものとして無くすことが決定されて、その処理方法について現在いろいろと議論がなされているようですが。そもそもこのかんぽの宿を設立した設立資金はどこから出ているのでしょうか。2千400億円もの資金をかけて造るからには、それなりのきちんとした理由があってのことでしょうから、今の成り行きが不思議でなりません。幼稚な質問ですみませんが、詳しい方、教えてください。
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高度成長時代だった昭和40年代~50年代には国営の貯金や保険は「国営」の名の 元に貯金や保険を庶民からかき集めました。 戦後の喰うや喰わずの時代から脱して庶民が自分の将来や子供の行く末を考える余裕 が出来、給料も右肩上がりだったので国営の貯金や保険に入ったのです。 その資金を財政投融資の名目で安全確実な所に貸し付け、利ざやを稼いでいたのですが 国家公務員上級職を受かったエリートは天下りや渡りで法外な金と権力を欲しいままにし ているのに、地方の高校卒で努力して局長や管理局の課長になってエリートにヘイコラして やっと今の地位を築いたのに定年になったらポイかい! そりゃ~ナイわさ、局長や管理局の課長にも定年後の稼ぎ場所をやらざ~なるまい。 なんて郵政一家が丸抱えして地方で努力した下級公務員の天下り先としたのが「簡保の 宿」と「メルパルク」ですね。 「簡保の宿」の理事長は保険で実績を上げた管理者、「メルパルク」は貯金で実績を上げた 管理者が現役時代の上司との繋がりで管理者になっています。 NHKで放映していましたが、某「簡保の宿」の人件費は年間で7800万円、人数は12~ 13人。当然赤字ですね 天下りの理事長の年収は一千万超。 地元の企業が買い取って日帰り温泉とランチバイキングをしたら、平日でも順番待ちのお 客さまがたくさんで黒字が続いているのです。 立地条件は良し・温泉と露天風呂は良し・施設は良し・値段はリーズナブル。 私の地方にも簡保の宿が有って、いま話題になっている「1万円で買って6千万円」で売っ た鳥取の簡保の宿と同じ時期に東京資本の温泉施設が買って、半年くらいは一泊「六千 七百円」なんて盛んに新聞で宣伝していましたが今では全くお目にかかりません。 脳梗塞のリハビリで有名な温泉地なので病院に高値で売って利益を得たのかな、なんて 邪推してしまいます。 鳩山さんは売らないで「郵便局会社の経営もあるのでは」と言っていますが、これこそ 天下りの道を与える方策に過ぎません。 地域の意欲ある企業に売り渡し、買い手の無い所は更地にして地域のために有効利用 を図ることこそが一番良いのではと思います。
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- jugger
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郵便貯金や簡易保険を財政投融資と言う形で、好き勝手に使っていました。採算などはまったく無視でしたね。 郵便局を分社化するときに、資産もそれぞれに分けたのですが、かんぽの宿は郵貯や簡保に行かずに、なぜか日本郵政になりました。 この辺も何かありそうな気がします。 日本郵政は300兆円を超える資金を持っているそうなので、これくらいはどうでもいいのかも知れません。 国民年金の社保庁と同じ構図ですね。 自分たちのお金だと思っているのでしょう。窃盗 横領 背任 詐欺 すべての罪で捕まえて欲しいですね。
補足
このようなことが、あまり悪いという意識の無いままに行われ、表面に出たところで誰も責任を取らないし、おとがめも無い。このような日本の政治を見ていたら、今盛んに企てられている消費税値上げも、簡単には賛成できませんね。集めた莫大な資金はまた国民の意思とは関係のないところで悪用されるのでしょうからね。
- ueda21
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直接税金はないと思います。 かんぽは簡易保険の略で民営化する前の郵便局がその加入者にたいして利益還元みたいな感じで作ったと思います。 かんぽの宿のサイトのよくある質問の http://www.kanponoyado.japanpost.jp/question/answer.html#anchor01_03 の2のQ1にある Q1: 「かんぽの宿」は、簡易保険に加入していなくても利用できるの? A1: 民営化に伴い簡易保険の加入の有無に関らず、どなたでもご利用いただけるようになりました。 とあるので民営化前は簡易保険の加入者しか利用できなかったと推測されます。 具体的には分りませんがそんな状況から簡易保険の資金を中心とした財投が一番のかと思います。(公共的役割があるので税金の免除はあるかも・・・) 税金なら簡易保険加入者限定にできないと思います。 かんぽの宿は今ほど日本が豊かでない時代には一般庶民が利用できる安価な宿があまりなかったので、それなりに意味がありました。 今は民間にもっと安いにから高いののまであるので存在価値がなくなったと思います。
補足
なるほど、集めたお金でかんぽの宿を作り、また、保険に入ったら貴方には安く利用できる宿がありますよって勧誘したんですね。頭がいいようですがこれが赤字操業では成り立ちませんよね。先日逮捕された出資金詐欺のおじさんと同じですね。でも、民間人がやれば逮捕されるけど郵政省がやれば罪にはならないのですね。
税金ではありません、財政投融資といって年金、郵便貯金などが当てられています、いわゆる第二の財源と言われるものです。 かんぽの宿は元々郵政省の管轄なので郵便貯金が財源となっています、国会決議を必要としないので湯水のごとく使われたのです、それを断ち切るために行われたのが郵政民営化なのです。
補足
郵便貯金は他人から預かっているお金ですよね。預かったお金を運用で増やすことは当然やられるでしょうが、そうではなく儲かるはずも無いところに湯水の如く使ってしまうということは・・・。預けた人はまさかとおもいますよね。 これって国(郵政省)のやったことは合法的なことで、何の罪にもならないのですか。他人のお金を勝手に使いこみ 無くしてしまったらドロボウじゃないですか。ドロボウは捕まえなくていいのでしょうか。またまた わからなくなりました。
- yamato1957
- ベストアンサー率24% (2279/9313)
>設立資金はどこから出ているのでしょうか。 私達が払ってる税金です。だからみんな怒ってるわけです。 税金で建てた物を民間企業に超格安で売り飛ばすから問題となってるわけです。
補足
2千400億円が、日本国民からのものであっても、いったん国が徴収、あるいは集金してプールしてしまえば、あとは好き勝手に食い散らかしてしまい、問題にされ始めたら早々に売り払って証拠隠滅を図る。この最後の膜引きに際してもまた黒い霧がかかっているとあっては、何をか云わんやですね。
補足
おっしゃる通り、郵便局会社として民営化にしたところで、現経営体制を引きずってゆけば、親方日の丸の体質は変わらず、採算をあわせることは難しいでしょうね。 それにしても、国民は永い間、国のすること、官のすることに間違いは無いと信頼してきたことが、裏切られてしまったことになりました。これからは納税者・出資者は経営の隅々まで監視し、口を出してゆくことが義務であることを認識しなければならないでしょう。国民の税金により国民のためなされる全ての事柄に秘匿された部分があってはならないでしょう。納税の義務は監視の義務でもあると。 ご意見を有難う御座いました。