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ヘッジファンドはなぜ問題にならないの?

よろしくおねがいします ヘッジファンドの手にかかれば、国の1つや2つ潰すのは 簡単だと聞きました なぜ、そのような危ない存在を国際法で取り締まらないのか、 不思議でなりません NHKの番組で見て、質問したくなりました 教えて下さい

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  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.3

感覚的に言えば、 「ヘッジファンドの手にかかれば、国の1つや2つ潰すのは簡単」というのは7割方ウソだ、と思っています。(半々というのと、本質的な違いは勿論ありませんが、感覚の話ですのでご容赦ください。) 私は、ポンド危機の時は、全く相場に無関係な仕事をしていたので、よくわかりませんが、アジア通貨危機のひきがねとなった、タイ・バーツの暴落の際は、仕事の関係上、結構首を突っ込んで相場を見る羽目になりました。その時の記憶をたどると、ヘッジファンドなどの投機筋が目立ってくるだいぶ前から、「ファンダメンタルズから見てあぶないんじゃないか」という意見がでていました。投機筋と金融当局の殴り合いが本格化したのは、かなり終わりの方です。たしか、IMFか世銀かどちらかがレポートを出していて(ごめんなさい、元ネタなくしてしまいました)、タイ・バーツを下落させていた影の(=真の)原動力は、金利の低いドルで資金を借りていたタイの地元企業のバーツ売り・ドル買いの動きである、といった見解だったと思います。 これは複数の人に聞いた話ですが、ヘッジファンドというのは、上がろうが下がろうが、儲かればどっちでもやるけど、何せ儲けを狙っているので何時かは反対売買をしなければならないので、腕力で相場を動かしに行く時も、極力実需筋の「味方」がある時にのみ、そうするのだそうです。自分たちだけでやるのはリスクがありますから。 タイ・バーツの場合は、地元企業が『味方』だった、という事です。 ですから、ファンダメンタルズの問題など、何か『支援材料』がないと、ヘッジファンドは無理に相場をつぶしには行かない、少なくともわざわざ中央銀行の為替介入と戦う気は無い、って事になります。 それから考えると、例え、日本であっても、ヘッジファンドの味方がいるような状況、例えば日本人の個人が円への信頼を無くしてドル買いへ動き出した、というような事があれば、見た目だけからは、「ヘッジファンドが円をつぶす」ような事はありうるかもしれません。反対に、味方が期待できないような状況では、ヘッジファンドも無理矢理仕掛けるような事はしない、って事になります。 「大幅な為替調整を必要とするファンダメンタルズ上の問題」を解決できるなら、ヘッジファンドがあろうが無かろうが大丈夫だし、ファンダメンタルズ上深刻な問題を抱えているなら、(例えば)ヘッジファンドが、個人を『味方』にして仕掛けてきて、それが円の暴落につながる可能性は否定できないと思います。 いずれにせよ、ごく限られた経験から言わせて頂ければ「国(為替?)をつぶすのは、ヘッジファンドではなく、ヘッジファンドが仕掛けられるような事態を招いた政府・中央銀行側」という方が、よりしっくり来るように思います。

その他の回答 (2)

  • ens77
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回答No.2

長いですよ。ご覚悟を >ヘッジファンドの手にかかれば、国の1つや2つ潰すのは 簡単だと聞きました まず、半分本当で半分うそです うその部分 弱貧小国なら可能でしょうが経済大国になれば無理です。 ヘッジファンドの資金力だけでは国の1つつぶす前に逆に潰されます。 本当の部分 英国がヘッジファンドに通貨戦争でまけた事例があります これはソロスのヘッジファンドが通貨当局を打ち破ったこととして伝説ですがこれはヘッジファンドのコピーファンド(確か資産規模はオリジナルの数十倍以上)を銀行をはじめとした金融機関が作ります。 ヘッジファンドの動きにあわせてコピーファンドが動きます。 そうなると通貨当局の資金量では太刀打ちはできません。 >なぜ、そのような危ない存在を国際法で取り締まらないのか、 不思議でなりません ここはNo.1と同じ意見 これはただ大量に買ったり売ったりしているだけです。 よって違法行為でありません ただ日本では去年の三月に空売り防止されました(株式ですが) ここだけ違い 中国を相手にしていたら、国はまったく動かなかったでしょう。 →確実にヘッジファンドの負けです。現在も通貨当局が対ドル固定相場を維持していることからもわかります あとヘッジファンドの運用成績 (Yahooの掲示板・通貨・ テクニカルコメント ・No3200より) 1997年 20.9% 1998年 11.7% 1999年 40.6% 2000年 11.0% 2001年  5.6% 2002年  0.9% 1999をのぞいて私の運用成績より悪い。 かならず儲かるわけではないのです。タイガーファンドなどノーベル経済学者を何人かかかえるヘッジファンドが倒産しました。 つまり必ず儲けが出てるのでなく損を出していることがわかります ここから私の結論 いまではコピーファンドもほとんどないのではないでしょうか?そうなるとヘッジファンドに力はありません。 アジア危機のときにどっかのTOPがヘッジファンドを規制すべきだなんていってたらしいけど規制しても意味がありません。大規模な資金をうごかしているのは金融機関であってヘッジファンドじゃないからです。それに沈みそうな船からは逃げ出すのは当然かなんて思います。やりだまにあっがただけでしょう

yu503i
質問者

お礼

ヘッジファンドで日本が潰れることはないですよね!? ありがとうございました 勉強になりました

  • kensaku
  • ベストアンサー率22% (2112/9525)
回答No.1

取り締まる法律が無いからです。 形の上では正当な投資(投機)活動なのですから。 証券にしろ為替にしろ、自分の一人相撲では相場は動きません。売り手がいなければ買えないし、買い手がいなければ売れないからです。 偽の情報を意図的に流して価格を吊り上げるなどの行為は取り締まりの対象になりますが、売り浴びせ、というようなことは、書いてがいるから売れるのです。 タイやマレーシアは国が買い支えに動いて大損したわけですが、もし中国を相手にしていたら、国はまったく動かなかったでしょう。

yu503i
質問者

お礼

ヘッジファンドで日本が潰れることはないですよね!? ありがとうございました 勉強になりました

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