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バイク修理の感覚とは?
昨年400ccに乗っていて砂を踏み、初めてスリップダウンした僕ですが、なんとか故障個所(ラジエター潰れ、クラッチレバー折れ→交換)も直り、バイクライフを再開しています。さて、質問タイトルがちょっと抽象的ですが、バイク屋さんがバイクを修理したり点検したりする際、「問題ない!」と判断する基準が、決して貶めるつもりで言うのではありませんが、「なんだか大雑把だなあ」と感じてしまうことがあります。例えば僕ですが、「外装は元通りにしたがミッションやエンジン回りが不安だ。今のところ乗った感じは問題ないけど、急に不調になったら怖いよ…」と考えずにはいられないのですが、バイク屋さんは軽く乗ってみたり、シフトしたり吹かしてみたり、Fフォークを観察したりして「うん、冷却の他は問題ないかな」と元気よく即答してくれました。バイクってのは故障があったとしても乗っててそれが感じられないような細かい不具合は案外大雑把に捕えても問題ないもんなのでしょうか?(=僕が細かいこと気にしすぎ)当然、初めは分からなくとも後々大きくなるダメージもあるでしょうから一概には言えないと思うんですが…冷静に考えればこの手の機械ってのはある程度酷使するものだから細かいこと気にしてらんないってのも分かるんですけどね><;普段精密機器を取り扱う、ミクロ視点な身としてはなんだかカルチャーショックを覚えてしまいます。 細かいこと気にしないほうが楽しそうなんですが、ついつい考えてしまうのがサガな僕の疑問でした(笑)機械屋さんの貴重なご意見、お待ちしております!
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元メカニックです。 まぁ気にしすぎですね。 バイクは多少の転倒はつきものです。 そのたびにエンジンやミッションが壊れていたらどうなるか。 「あのメーカーは一回の立ちゴケでエンジンオーバーホール」という評判が立つでしょう。 そんなバイク、あなたは買いたいと思いますか? 「乗っていて不具合が感じられない故障」という表現がありますが、乗っていて不具合が感じられないならそれは故障ではありません。 人間の感覚は最も優れた診断機器です。 エンジンやミッションなんて、数十馬力の力を発生させるのです。 少なくとも、その馬力に耐えうる構造的強度が無いと、自分の力で壊れてしまいます。 それに加え、一般ユーザーの長期使用にも耐えうる強度、耐久性も加味しています。 私も今は精密部品の仕事をしていますが、金属なんて熱でどんどん寸法が変わります。 精度をぎりぎりまで高めると、エンジンが暖まったときには部品が膨張して擦れ合い、異常磨耗の発生や摩擦熱で金属が溶け、溶着します。 いわゆる焼きつきです。 そうならないために、適切なクリアランスを設けて設計します。 部品が膨張するもの当たり前。走っていて変形するのも当たり前。 そういう機械だからです。 それを考慮しない設計は、ダメな設計です。 精密機器を扱うミクロ視点としてはカルチャーショックと言われていますが、それは違います。 バイク、車の歴史は最近始まったことではありません。 100年近い歴史の中で、「この部品にはこの程度の強度、クリアランスが必要」とわかってきた、その経験に基いた作りです。 各部品の公差は厳しく設計されています。 部品の嵌め合い隙間を適切に管理する必要があるからです。 決して大雑把なわけではありません。
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- durtman
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エンジンの吹け上がりがスムーズで異音もなく、クラッチの滑りも感じられなければOK-全く心配無用でしょう。 むしろ、車体まわり、フロントフォークの曲がりやよじれ、メインフレームの変形をチェックすべきです。 車の少ない直線道路でハンドルが左右にとられることなく真っ直ぐに走っているかの確認をしてください。 重量車ほどここにダメージを受けやすいので要チェックですね。
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回答ありがとうございます。一応80km/hまでの走行で吹け上がり、安定性など問題ありません。クラッチの滑りは…たぶん、してないですw
- mizukiaruf
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僕もLupinus2さんの意見と同じですね。 バイクや車は過酷な状況(レース等)で使用されること「も」考えられて、それでも壊れないように設計されています。簡単に壊れないように作られているのです。エンジン等内部は特にです。これが頻繁に壊れるようなものなら商品として成り立ちません。 もちろんフレームもミクロ単位から見ると曲がっている「かも」しれませんがマクロ単位から見ると何の問題も無くその他に影響を与える様なことも一切ありません。ほんの少し変形しただけでは全く問題ないのです。マージンがかなり広いです。 クラッチレバーやシフトペダル等は簡単・安く交換出来るものなので強度的に低いかもしれないですがこれを基本として考えてはいけません。これらはたまたま特別低いのであって、バイクの強度の基本はもっともっと高いところにあります。
お礼
回答ありがとうございます。確かに言われてみればバキバキとすぐ壊れる部品はあくまで外付けで交換しやすいですが、交換の効かないメインはしっかり強度設計していますよね…w
- kanburu
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個人的な経験です。 普段は細かなことを生業にしているので微々たる事も気にしていまが、バイクは「こんな感じぃ」と超大雑把です。 バイク屋さんにも何かあっても「とりあえず動く程度で・・・」で修理はOKOKです。 大きなバイクって乗る以外に触ると言う部分が残されています。 そこに価値とか楽しみを感じないならば「いい加減だな」と思われるのでしょう。 常にショールームコンディションを保ちたいならば「磨く」に価値を見出された方がよいでしょう。 いつもバイクがピカピカの方っていますよ。 乗るより磨くのが大好き方は珍しくもありません。
お礼
回答ありがとうございます。 >そこに価値とか楽しみを感じないならば「いい加減だな」と思われるのでしょう。 納得です…個人的にバイクの力学は(バイクの場合の力学は伝達工学というのでしょうか?)どうも敷居が高くて><;僕の友人に壊れたバイクが大好きな奴がいることを思い出しました、「壊れたら直せばいい」と豪語しておりました。。
- ww555ww
- ベストアンサー率31% (130/407)
車とバイクの違いは、バイクはある程度の勉強をすれば、自分でいじれるという楽しみも付加されている乗り物だと私は思います。 そして、間違えなく、車よりも危険は伴いますけどね・・・。 バイクや車やヘリや飛行機などの整備士と呼ばれる人間は、自分の感覚でその乗り物の状態をおおまかに判断してしまいます。 もちろん、国家試験の机の上での知識はほとんど誰もが持ってはいるのですが、最終的な判断はその整備士さんの性格によるものなんですよ! 心配性な整備士さんや本当にバイクが好きで整備士になった人間は仕事としてではなく、自分のバイクと同じような扱いをしてくれると思います、しかし、バイク屋さんにとってはこのような整備士さんは売り上げが伸びないので、あまり有り難くはないのです。 バイク屋さん選びは、値段だけではなくて、そのお店の人の人間性で自分と相性の良いお店を見付ける事が大切です。 あとは、自分で少し勉強(雑誌などでも勉強になりますよ)して、自分からお店の人に気になる部分を言葉で表現できるようになればもっと楽しくなると思いますしもっとバイク屋さんとも仲良くなれると思います。 細かい事にも気づける事の方が重要です。 日本だと北海道、海外だとオーストラリアなんかに行ったら、バイクが止まればスタンドでさえ500Kも先にあるというのが当たり前、事前に点検をして故障が絶対にないと自信が持てるまで追及をしなければ、最悪は500Kもバイクと歩かなければなりません。 特にプラグや消耗品の点検は最重要です。 ロングツーリングを定期的に行っているバイク屋さんの方がそのような経験が豊富なので安心かもわかりませんね。
お礼
回答ありがとうございます。感覚ってのは曖昧なようで大事なんですねぇ…日頃から命に直接かかわる部分(チェーン、スプロケ、タイヤ、ブレーキなど)はマメにチェックはしてるんですが、バイク屋さんといろいろ話してみて学ぶことで新たにポイントを発見するのも大事そうですね。
- asdfffffff
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簡単に言うと、原子力機関の整備してるわけでもないので特に不具合がなければ 不調が出たり壊れたら来てもらえばいいという感覚でしょうね GPマシンでもないし完璧な整備なんかしてくれないのが普通ですし逆にしても客から 「そんなにいらないよ・・余計な工賃とるな」といわれる場合の方が多いんじゃないでしょうかね それにちょっとした転倒位ではあんまりエンジン内部は壊れないのを経験的に分かってるはずです。 もちろんシフトシャフトが曲がる事はありえるのでそこらへんのチェックはするでしょうが スリップダウンぐらいでは普通エンジン内部は壊れないのが常識ですし 本当にエンジンが壊れてればたいていアイドリングで変な音がしたりします。 それに徐々に不具合が大きくなる場合は、よっぽどのんびりしてる人じゃなければ乗ってて分かりますよ(特に貴方なら大丈夫w)。 もちろんいきなり来る場合もありますが機械は一応簡単に壊れないように設計してますし 徐々に磨耗や不具合が広がって言ってもいきなり壊れるような事は多くないです。 とんでもない扱いをしたり、2ストの焼きつきとかは別ですけどね という事であんまり心配はしなくて平気ですよ。 ただそういう風にきちん心構えしておくのは機械にとっていい事なんじゃないでしょうか
お礼
回答ありがとうございます。やっぱりそんな感じで捉えて問題ないんですね!
お礼
回答ありがとうございます。 >精密機器を扱うミクロ視点としてはカルチャーショックと言われていますが、それは違います。 バイク、車の歴史は最近始まったことではありません。 100年近い歴史の中で、「この部品にはこの程度の強度、クリアランスが必要」とわかってきた、その経験に基いた作りです。 各部品の公差は厳しく設計されています。 部品の嵌め合い隙間を適切に管理する必要があるからです。 決して大雑把なわけではありません。 ものすごく納得です。自分がなんと狭小な視野であるのかがよーくわかりました…