民間療法に依存する弟
こんにちは。
民間療法に依存する弟について相談します。
以前から私の弟は、食べ物や調理法、水、洗剤、シャンプーなどに対するこだわりが強かったのですが、最近になり民間療法に依存していることが発覚しました。
7年ほど前、彼は体に皮膚炎ができ、皮膚科にかかったところアトピーと診断され、処方された塗り薬を使っていましたが一向に治る気配がなく、インターネットでステロイドについての記述を見て薬をやめ、皮膚科に行くことをやめたそうです。
それからしばらく経ち、その皮膚炎は治ったそうです。それはインターネットで見つけた民間療法をしたからだと言うのです。そしてすっかり信じるようになり、他の病状が出ると、ネット通販でそこの薬(?)などを購入するようになり、様々な病気をこれで直してきたとのことです。
私はこれまで、ただ彼はこだわりが強いだけだと楽観視していました。なぜなら私にも若いころ、食べ物や水にこだわる時期がありましたが、そのうち熱も覚めていったので、彼も同じようなものだろうと思っていたのです。
しかし、彼はその民間療法のおかげで西洋医学にも直せなかった皮膚炎や、その他の病気も治ったと思い込み、すべての病気はその民間療法で治せると言い張っています。
現在父が癌になり入院していますが、父に今すぐ退院して病院の薬をやめ、自分が購入した薬を飲めとすすめるようになりました。本気でそれで癌が治ると信じているようです。
父は拒否したため、「勝手にしろ」「もう手遅れ」「根本的に肉体が汚れているからどうせ無理だ」などと暴言を吐き、お見舞いに来ることもなくなりました。
私が注意すると、「現在の科学では証明できないことなんてたくさんある」「100年後、科学が追いついたときにすべてが分かる」などと言い、理論武装の不備を私が突くと、「勉強不足で申し訳ない」「もっと調べておく」とかわします。
私も科学的知識がなく、さらに議論も苦手なため、強く言い返したり論破することができません。
また、もうそれは宗教だよと私が言うと、「宗教じゃない」「医学だ」と譲りません。
お金を貯めて、その団体が開催している学校に行きたいとも言います。そこを出たら薬を調合したりする「医師」になれるそうです。学費は年間300万円だそうです。
毎日弟と言い争っているとだんだんめんどくさくなってしまい、もうその民間療法でいいのではないかと思えてくることもしばしばあります。しかしなんとか冷静を保つようしていますが、やはりいつまでもこのままでいいとは思えません。
また、時々弟も言い争いがめんどくさくなってきたり自分の理論に不備があるときなどに、「薬を購入することはやめる」「人にすすめるこはやめる」と言うときがありますが、私はこれを信用していません。
もしやめたとしても上辺だけで、根本的には信用し続けるか、もし疑問を持つようになっても、また他の民間療法を探し出して「自分の考えはやっぱり正しいんだ」と安心するだけです。
西洋医学への不信感、家族関係、母親の不在、生い立ち、トラウマ、コンプレックス、人間関係など、さまざまな要因があったためにこの結果があり、私が口先で注意しただけで解決する問題でないと思っています。もちろん私も要因のひとつだと思います。
目を覚ましてもらいたいのですが、私や周りが何かすればするほど彼は自分の殻にこもり、自分の信じる情報のみをさらに信じていくため、私も身動きがとれません。彼は友人、時間、お金を失っても、まだ民間療法と優しい情報を信じるのです。
私も疲れ、駄目になると思い、一時は離れて放っておきましたが、しかし、どうしてもどうしても彼をこのままにしてはおけません。
アドバイスや経験談があれば、何でも結構です。ぜひお聞かせください。
私自身、今こうして文章にすることにより少しだけ客観視できた気がします。
どうかよろしくお願いいたします。
お礼
hiroki0909様回答ありがとうございます。 御意見もっともです。 hiroki0909様の仰るとおり公的機関に判断を仰ぎます。 因みに補足しますと 他社はこれと同じものをすでに販売しております。