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コオロギの鳴く回数で気温が分かるメカニズムを教えて下さい。
コオロギの鳴く回数で気温が分かると聞きました。 (15秒間に鳴く回数+8)×5÷9=気温(℃) これは、どういった理由によるものなのでしょうか? 単純に、変温動物なので温度変化に行動の活発さが比例していて、 それが他の昆虫などよりそれが顕著、 または鳴き声の数が計算に利用しやすかったというだけなのでしょうか? 調べていたところ、フタホシコオロギの生態についての説明に 関係のありそうな記述を見つけたのですが、勘違いでしょうか(苦笑)。 http://wiki.jscpb.org/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC%E5%9E%8B%E7%94%9F%E7%89%A9%E6%99%82%E8%A8%88%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6#.E6.B8.A9.E5.BA.A6.E8.A3.9C.E5.84.9F.E6.80.A7 ご存知の方、解説いただけると嬉しいです。
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- suiran2
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コオロギだけでなく一般に鳴く昆虫の鳴き声は温度が密接に関係している事が昔から知られていました。影響を受けるものは(1)周波数(音の高低)(2)周期(単位時間に鳴く回数)(3)節回し等です。 これは、虫のような変温動物は気温によって体温が変わります。生体内の化学反応は酵素が触媒しているのですが、この酵素は温度が10℃上昇しますと約2倍反応を促進します。これを「Q10の法則」と言います。ですから例えば17℃で80回鳴いていたコオロギは27℃で160回程度鳴くことになります。 また、コオロギ等の鳴く虫は鳴く温度領域が大変狭いものです。例えばコオロギは夏は暑い日中に鳴かずに夜に鳴きますが、涼しくなりますと一日中、寒くなりますと昼のみ鳴くようになります。ですからほとんど気温と比例して周期は変動するわけで、上記の式でなくもっと簡単な式に出来ると思いますが…
- debukuro
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この式があったのではありません 鳴く回数と温度からこの式が導かれたのです コオロギに限らず変温動物はこういうものです コオロギは一匹の個体でほとんど夜通し鳴いているのでデータが取りやすいのです 鈴虫などコオロギ系の虫以外は鳴かない時間が長いのです