「肉弾」の特攻は？

質問

「肉弾」では、ドラム缶に魚雷をくくりつけ特攻するというエンディングでしたが、あのような特攻は実際あったのでしょうか。
大戦末期にはありえることのような気もしますし、また絶望的滑稽さを演出するためにの架空の設定のような気もします。
実際は如何なのでしょう？

回答No.1

ichien · ベストアンサー

こんにちは。
　参考URLを読むと、終戦時でも尚、回天は出撃可能だったようです。とすれば、ただの魚雷をわざわざ使用しなければならない理由はありません。回天は完全に潜航して自在な自力走航が出来たのですから、番傘を日よけにしたドラム缶をくくり付けた魚雷で出撃する意味はないわけです。
　ということで、結論としては既に感じられているように「架空の設定」でしょう。岡本喜八さんは大嫌いな戦争をこうやって存分に揶揄して、自らの思いを映画にしたのだと感じます。

参考URL：

http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/heiki4/ootusima/ootus.html

お礼

そうですよね。
ＡＴＧ作品ですし、おもしろい「架空の設定」と素直に受け止めるのが素直ですね。
そうそう、番傘を日よけにしてましたね。
それから、主人公が絶望的になると数学の複雑な計算を暗算でする光景も印象的でした。
久しぶりに見てみようかしら。