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昔読んだ物語の題名が思い出せません
今から13~17年ほど前に、何かの雑誌の付録で毎月ついてきていた外国の短編門語りの題名が思い出せません。 全体的に暗い雰囲気で、主人公は誰かに悪いことをして(殺した?)、 その人の飼い猫が化け猫化して主人公の部屋に住み着き、 主人公が部屋から出ようとすると入り口でうなり声をあげ、 外へは絶対に出さないのです。 そのうちに主人公は衰弱し、死んでしまうという話でした。 こまかい箇所が抜けていて申し訳ありませんが、思い当たる物語をご存じの方は、どうか教えて下さい。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 ラストや途中経過が違うのですが、エドガー・アラン・ポーの「黒猫」に話が似ているような気がします。 以下、あらすじです。 (ネタバレしますので、未読の方はご注意ください) 主人公の男性は黒猫を拾って可愛がるんですが、次第に酒癖が悪くなり、ある日この愛猫の片目をナイフでえぐって庭の木に吊るしてしまいます。 その後家が火事になり、仮の家での生活が始まりました。 後日、殺した愛猫に良く似た猫を拾って育てるんですが、この猫の胸に絞首台のような模様が浮かび上がり、猫も懐くどころか主人公を苦しめるような行動をとるようになり・・・ある日、ついに主人公はこの猫を殺そうとします。 ところがこれを止めようとした妻を殴り殺してしまい、仕方なく遺体を作業中の壁の中に塗りこめるのです。 後日、行方不明の妻を捜査に来た警官の取調べを上手くかわした男は、警官たちの前で塗りあがったばかりの壁を見せ、自慢げに叩くのです。 壁からはあの、黒猫の鳴き声が・・・。 男は絞首刑になりました。
お礼
すごいです!自分でもよくわからない説明なのに、すぐに出てくるなんて! 「プルートォ」という名前に見覚えがありました。 私が読んだのは、子供にも読みやすく訳したものだと思われますが、 おっしゃる通り「黒猫」で間違いないと思います。 長年悩んでいたので、胸のつかえがとれました。 ありがとうございました!