>必要な授業が多くなればなる程、授業がかさなってしまう確率が高くなると思います。
大学の食物健康学科の授業の中には、例えば、
・「食品学総論I」→管理栄養士国家試験受験資格の科目&中・高家庭科教員免許の科目
・「教育相談論」→中・高家庭科教員免許の科目&栄養教諭免許の科目
・・・という風に、2つ以上の資格に共通して使える科目もあります。
また、栄養教諭免許の科目・高校家庭科教員免許の科目・中学家庭科教員免許の科目の中には、「教職に関する科目」という科目があります。
これらの科目は、1つの科目を、3免許全てで使えます。
ですから、
☆栄養教諭免許だけの科目→「栄養教諭論」、「学校栄養指導論」☆
・高校家庭科教員免許だけの科目→「高校家庭科教育法」、「家庭電気・機械及び情報処理」、「製図演習」
・中学家庭科教員免許だけの科目→「道徳教育論」、「中学家庭科教育法」、「介護等体験実習(校外)」
※介護等体験実習(校外)」→社会福祉施設で5日間&養護学校で2日間の、合計7日間です。
・・・1つの教員免許でしか使えない科目は、これだけです。
>通信制大学で補うって手もあるんですね。
管理栄養士と教員免許だと、通信制大学で補わなければならない程に、必要な単位が多くなるんでしょうか?
そんなことはありません。
a)卒業に必要な単位→124単位
・管理栄養士国家試験受験資格の科目
・中・高家庭科教員免許の科目のうち、「教科に関する科目」
b)卒業する単位としてカウントされない卒業要件外単位→40単位くらい
・中・高家庭科教員免許の科目のうち、「教職に関する科目」
・栄養教諭免許の科目のうち、「栄養教諭論」、「学校栄養指導論」
・・・aとb合計、170単位くらい修得すれば、資格4つをまとめて取得出来ます。
※現在、管理栄養士国家試験受験資格や、栄養教諭免許を取得出来る通信制大学・短大はありません。
そのため、この2つの資格の単位の一部をとり忘れると、通信で補うことは出来ませんので、ご注意下さい。
中・高の家庭科教員免許の単位は、日本女子大学や近畿大学九州短期大学部の通信教育部で補う事も可能です。
>どの講義が必要で、その講義の講義時間が重なるかどうか
>これって、HPやパンフレットに書いてあるんでしょうか?
どちらも、書いてありません。
・資格に必要な科目については、大学に入学した時に配られる説明の冊子に、詳しく書かれています。
・大学の時間割は、毎年変わります。
よって、どちらにしても、大学に入学しなければ、誰もわかりません。
お礼
回答ありがとうございます。(しかもとても詳しく!) 一つの教員免許だけに必要な科目って少ないんですね。じゃあ、いずれかの教員免許を取得するなら、他の2つも一緒に・・・と考えた方が賢いんでしょうか? 「170単位」と言っても、イマイチぴんとこないんですが、実際170単位くらい修得しようと思うと、月~金曜日まで授業がぎっしり!って感じですか? 通信制大学で補えるのは家庭科教員免許の方だけ、講義や講義時間は在学生以外は分からないってことですね。